猛毒型、O-157!
「食事の調理方法は自己責任が基本」。これは全国食肉事業協同組合連合会や全国焼肉協会が、牛レバー生食反対の声に対する言い分です。生食用牛レバーの飲食店での提供は、7月1日から禁止されることが正式に決まりました。現段階では加熱以外で安全性は確保できないと判断し、違反すれば2年以下の懲役か200万円以下の罰金を科すことができるようになります。しかし、今回の規制は牛の生レバーに対しての規制なので、豚の生レバーは対象外ということのようです。牛のレバーと豚のレバー、どこでその差が生まれたのかわかりませんが、O-157が危険だ、ということは誰もが知っています。
千葉大学の野田公俊教授(病原分子制御学)の研究チームは、O-157の中に健康な人でも死に至るほどの重い症状を引き起こす「猛毒型」があることを発見しました。これまで、なぜ人によって症状の重さに差が出るのかは分かっていなかったのですが、その識別方法も開発。今後、治療方法の開発に役立つ可能性があるということです。
O-157は溶血性尿毒症症候群や脳症など非常に重い症状になる場合があります。その確率は日本では1.4%とされ、これまで、同じ菌なのに症状が大きく違う理由は不明とされ、「患者の体調による」など、様々な説があったそうです。
体内に細菌が入ると、マクロファージ(細菌を食べる細胞)が殺菌物質の一酸化窒素(NO)を出して攻撃するのですが、今回の研究では、そのNOを破壊する酵素を持った猛毒型のO-157が存在することを発見しました。NOが減少すると、O-157が出す毒素が増えることも確認できたということです。さらに、猛毒型かどうかを遺伝子から識別する方法も考案。1~2時間で判定できるそうです。野田教授は、「O-157に感染したらまず遺伝子を調べ、猛毒型と分かれば、早くから力を入れた治療ができる。重症化を防ぐ治療法の研究も方向性が見えてきた」と述べています。
■大腸菌の感染対策は、口にする前に!
猛毒性が発見されたO-157などは、わずか100個でも感染すると言われ、たいへん強い感染力があると言えます。酸性条件でも比較的強く、口から入った場合でも、胃酸で殺されるということがないそうです。また、低温状態にも強く、家庭の冷蔵庫の中でも生き残る菌と考えられています。しかし、感染経路は口からの感染(経口感染)に限られているため、感染しているものを口にしなければ感染しません。感染経路を絶つには徹底した「野菜や食品の洗浄」がポイントになります。エビデンスデータ(科学的根拠資料)を持つ『安心村(R)』
和漢生薬研究所の『安心村(R)』は、日本食品分析センターによる試験で、「カンピロバクター」「サルモネラ菌」等に対する効果に関するデータが出ました。カンピロバクターでは『安心村(R)』の各希釈液で30分後の生菌数が100以下、同じくサルモネラに対しても生菌数10以下というデータの結果です。その他、大腸菌、黄色ブドウ球菌、白癬菌、レジオネラ菌、枯草菌、真菌類などのデータがあります。野菜・食品の洗浄、除菌、葉の表面に付着している農薬の除去、また鮮度保持も簡単(浸しておくだけ)。さらにスピーディー(5分)、安価というおまけまで付いています。
『安心村(R)』で、安心・安全な経口感染対策を!
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ