効率よく脂肪を燃焼させる運動は?
「体脂肪を燃焼するには有酸素運動がよい」ということは、だいぶ知られるようになってきました。しかし、有酸素運動にもウォーキングやランニングなど、いろいろな種類があります。どんな有酸素運動が一番ダイエット効果が高いのでしょうか?
有酸素運動のなかで最も身近で手軽にできるものといえば、ウォーキングです。ウォーキングのよいところは、運動経験の全くない方でも、始めようと決意したその日から気軽にスタートできることです。しかし、消費エネルギー量を見ると、30分行っても男性で約155kcal程度。「やせたい」「脂肪を燃焼させたい」人にとっては、やや物足りない数値だと思います。
これがランニングになると、30分間の消費エネルギー量は約300kcalと倍になります。ランニングは1km走ると、だいたい自分の体重と同じ数値のエネルギーが消費されます。体重75kgの人であれば、1kmで75kcal、4kmで300kcalという具合です。しかも、ゆっくり走っても、早く走っても、消費エネルギー量はそれほど変わりません。
ウォーキングでランニングと同じだけのエネルギーを消費しようとすると、かなり大変です。ですから、ダイエットにはランニングのほうがお勧めです。とはいえ、「走る」のはハードルがグンと高くなりますよね。実はランニングよりも消費エネルギー量が多く、しかも家の中でできる有酸素運動があります。それが「踏み台昇降運動」、つまり「ステップエクササイズ」です。ステップエクササイズは、家の中で行うことができて、しかもテレビを観ながらでもできます。それでいて、ランニングと同等、もしくはそれ以上のエネルギーを消費できます。また、大きな音も立たないので、マンション暮らしの人でも安心して続けられます。
また、ステップエクササイズには、下半身の筋力トレーニング効果もあります。人は筋肉が1kg増えると1日の基礎代謝量が約50kcal程度アップするといわれています。つまり、筋肉量が多いほうが消費エネルギー量も増えるということ。これが、「筋肉をつけるとやせやすい体になる」といわれる理由です。
ぜひ、ダイエットにステップエクササイズを取り入れてみてください。
(出典:https://gooday.nikkei.co.jp/)
■脂肪細胞から分泌されるホルモン
病気の主要原因の一つに肥満があります。脂肪は一般に、皮下脂肪から内臓脂肪へ、さらに臓器へと進行し、それに伴って合併症へのリスクは高まります。肥満は食事からの摂取栄養素とエネルギー産生能力のバランスが崩れ、余剰体脂肪が増えることで起こります。
脂肪細胞から分泌される「アディポサイトカイン」という物質(ホルモン)があります。「アディポ(adipo-)=脂肪の」「サイトカイン(cytokine)=細胞から分泌される生理活性物質」という意味です。なんとなく「脂肪細胞から分泌される=悪い物質」というイメージがありますが、決してそういうわけではありません。良い働きをする善玉と、悪い働きをする悪玉があります。
【善玉アディポサイトカイン】
アディポネクチン ⇒ インスリン感受性を上昇させる作用があります。つまり、インスリンが効きやすくなり、血糖値が下がりやすくなります。
レプチン ⇒ 摂食を抑制する作用と、エネルギー消費を亢進する作用があります。肥満にならないような働きをしてくれます。そして、睡眠不足はレプチンの分泌を抑制します。
【悪玉アディポサイトカイン】
アンギオテンシノーゲン ⇒ 血圧を上昇させる作用があります。血圧が上がりやすくなり、高血圧症のリスクが高まります。
TNF-α ⇒ インスリンを抵抗性を増大させる作用があります。つまり、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなってしまいます。
PAI-1 ⇒ 血液を固める作用があります。血液を固めることは大切ですが、固めすぎてしまうと、動脈硬化などのリスクが高くなってしまいます。
ちなみに、肥満者の場合、善玉・悪玉どちらの分泌も増加している状態です。「あれ? じゃあ、肥満の人はレプチンが出てるのだから、食べ過ぎないし、痩せやすくなるのでは?」と思うかもしれません。残念ながらそうはなりません。実は肥満者の場合、レプチンが効きにくい状態となっているため、分泌量が増加しているにも関わらず、肥満は改善されにくいのです。
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康復医学による肥満などの生活習慣病対処法
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いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン