2011年4月23日土曜日

復興へ心をひとつに~「グリーフケア」

復興へ心をひとつに!

3・11の東日本大震災から一ヶ月を過ぎ、復興への動きも始まりを見せていますが、原発事故の災害
は峠を越したどころか、余震や放射能問題で、被害は拡大しそうな気配もあります。しかし、報道など
で見られる被災者同士の助け合いや、企業や有志による義援金活動など多くの人々が困難を乗り切る
ために力を合わせようという強い意志が国内ばかりではなく世界中に広がり勇気づけられます。

そして、これまで震災当初から復興へ向かう現在、今まで絶大な尽力をつくされているのが、警察官を
はじめ消防士・自衛官の方々です。震災当日、避難を知らせるために多くの警察官が津波の犠牲に
なったと聞きます。また、消防のレスキュー隊も決死の覚悟で原発に派遣されています。被災地に行く
と、これらの方々が瓦礫の山の中で活躍していらっしゃるのを多く見るとの報告が現地から寄せられて
います。自衛官では、今回万が一の際、自衛隊に復帰して現役なみの活動を期待されている志願制の
即応予備自衛官も派遣されているようです。今回の震災ではこれまで延べ約1300人の即応予備自衛
官が招集され、中には自らも被災されている自衛官もいるそうです。阪神大震災では3カ月で活動が終
了したとのことですが、今回は被災規模の大きさから現在の態勢を当面維持しなければなりません。

私たちには、物資や義援金などの支援はできても、このような活動はとてもできません。大きな自然災
害時に絶大な助けになる警察官・消防官・自衛隊の方々に感謝すると共に、苦境に耐え、立ち向かう
被災者の方達の、「何事もあきらめない心」も日本の誇りであります。私たちの会社でも微力ではありま
すが、営業担当者が東北方面へ向い復興のお手伝いをさせていただいており、多くの感謝のお言葉を
頂いております。また、東北方面では震災後のストレスに対応する商品(活性ラフマ等)の受注が増え
ているとの報告があります。これらの商品が被災された消費者の皆さまにお役に立てることも、メーカー
として誇りに思います。
そして、私たちは復興へ向け支援策の第二段も粛々と進めております。今、国民一人一人が心を一つ
にして、復興支援で連帯し苦難に立ち向かう時ではないでしょうか。


■グリーフケア

グリーフケアという言葉をご存知ですか?英語でグリーフ=悲嘆を意味するそうです。配偶者、親や友
人、大切な人を亡くすと、喪失感や自責の念、怒りやうつ状態などさまざまな精神的、身体的な症状が
表れ、そうした大きな悲嘆に襲われた人に対する第三者によるサポートを「グリーフケア」といいます。

被災地で導入の動きが出てきている…
悲嘆は、時間の経過に伴って必ずしも軽減していくのではありません。気分の落ち込みと前向きな気持
ちの間を揺れ動きながら、少しずつ落ち込みが軽減していきます。成人における通常の悲嘆は、感情的
反応、認知的反応、行動的反応、生理的・身体的反応などがあります。

震災ストレスによるセロトニン産生低下→身体的自覚症状
悲嘆は、上記のような反応を示しますが、時間の経過に伴って変化する場合があります。長期にわたる
と震災のストレスにセロトニン産生が低下し身体が、生理的反応~身体的反応を経て、様々な症状が表
れます。報道を見ているだけでも表れる場合もあります。

ストレス ⇒ ストレスホルモン上昇 ⇒ 5-HT(セロトニン)低下 ⇒ 身体的自覚症状

震災ストレスに関連する疾患と症状では、緊張性頭痛、偏頭痛、めまい、不眠、睡眠障害、拒食症など
がありますが、精神的にも、あきらめが早くなる、やる気が出ない、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、
うつ状態などがあります。

【グリーフケアと一緒にセロトニン対策】
すでに被災地では、多くの人がストレスから自覚症状などを感じています。上記のような自覚症状や疾
病は、セロトニンの代謝異常から起因すると考えられています。「活性ラフマ」は脳内セロトニン産生へ
の影響に期待がもてます。現在、被災地の東北地区では「活性ラフマ」の受注増が報告されています。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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