2022年12月22日木曜日

低体温症

 冷え性よりも危険な“低体温症”

「冷え性」は、人が寒さを感じない程度の温度環境で、手足や下半身などが冷えてつらいと感じる自覚症状のこと。指先などが冷たくても、身体の中心部の温度は正常なことが多くあります。一方「低体温」は、深部体温(脳や内臓など身体内部の温度)が下がってしまうことをいいます。

 深部体温が35℃以下になると、激しい震えや、判断力の低下などの症状があらわれ、“低体温症”と診断されます。体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることも。自覚がないまま進行することもあるため、高齢者や、屋外作業をする人は注意が必要です。

 厚生労働省の発表によると、2020年の低体温症による凍死は1317人で、そのうち65歳以上が全体の80%以上となっています(※ちなみに熱中症での死亡者数は1528人)。

 凍死というと、「雪山での遭難」など、日常とは遠いところで起こるイメージが一般的ですが、実は多くが家などの屋内で発生しています。年齢を重ねると、身体能力の衰えや持病等により低体温症になりやすい上、寒さを自覚しにくくなることが要因の一つです。

 36℃未満の軽度低体温でも、免疫力が低下し、感染症や脳血管障害、糖尿病など、身体に様々な不調が出やすくなる可能性があるといわれています。疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなったり、また風邪がなかなか治らないなどの症状も見られます。さらに肺炎やインフルエンザのリスクも高まります。

 身体の深部温度は直腸で測るため、一般的な体温計では測定できません。毎回病院で測ってもらうわけにもいかないので、普段から身体を冷やさない生活習慣を心がけましょう。ポイントは、衣服、食事、運動の3つです。

①衣服 :厚手の靴下、マフラー・ネックウォーマー(首筋から逃げやすい熱を留める)、ひざ掛け、汗をよく吸い乾きやすい下着等を利用し、しっかり防寒対策をしましょう。

②食事 :食事の7割は身体の熱になるため、温かい物をしっかり食べましょう。

③運動 :身体の熱量の6割を作り出す筋肉をつけましょう。スクワットやストレッチなど暖かい室内でできる運動がおすすめです。


 できることから実践して、体温アップを目指してみてください。

(出典:https://www.dydo.co.jp/)


■日常でも多い"低体温"の弊害

 前項でもお伝えしたように、低体温症は、重症になると命に関わります。しかし、軽度な低体温でも様々な不調に悩む人が多いのが現状です。

 低体温は体質だけが原因ではなく、体温が低いうえに薄着による体熱の放出、偏食(ダイエット等)などによる栄養不足、不規則な生活習慣・運動不足、なども原因と考えられています。

 また、ストレスなどにより交感・副交感神経のバランスが崩れると体温が36℃を下回り、低体温特有の疾患や免疫力の低下などが表れることがわかっています。


低体温になる生活習慣

●ストレスによる血行不良・自律神経の乱れ:

 過度のストレスがかかると血行不良が起こることがあり、これも低体温の原因としてあげられます。また、ストレスは、ホルモンバランスを崩し、自律神経を乱してしまうため、体温をコントロールすることができなくなり、低体温になることがあります。

●エネルギー産生の不足:

 エネルギー産生機能が低下してエネルギー不足になると、基礎代謝が低下するため、冷え性や低体温の原因になります。

●たんぱく質不足:

 ダイエットや高齢者の摂食障害でたんぱく質不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となります。細胞の中にあるミトコンドリアが熱を発生させているのですが、筋肉量が減ると、ミトコンドリアの数も少なくなり、それにともなって体温が下降すると考えられます。


低体温症を予防するために

 ストレス対策・自律神経バランスの調整には、十分な睡眠とセロトニンを増やす生活が重要です。よく噛むこと、概日リズム(地球上の生物が持つ約25時間周期で変動する生理現象)を整えること、リズム運動を心がけましょう。「ラフマ葉エキス」はセロトニンの産生と活性を促します。また、血行不良には、血流改善作用が認められている「HM-3000(特系霊芝)」を、そして肉体疲労の改善やエネルギー不足の解消には、エネルギー産生に不可欠な「コエンザイムQ10」の継続的な摂取がお勧めです。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年12月15日木曜日

冷えのぼせ

 手足は冷えても顔は熱い!?

 下半身や手足の先が冷えているのに、顔や頭はのぼせたように熱くなるのが「冷えのぼせ」です。冷え症の重い症状とされ、女性に目立ちます。

 冷えのぼせの人は、他にも様々な体の不調に悩むことが多い傾向にあります。最近の冷え症の患者の多くが冷えのぼせだという報告もあります。

 通常の冷えと同様に筋肉量の少ない女性に目立つといいます。冷えのぼせの人は、軽い運動の後などでも上半身が熱くなり、汗がどっと出るといった傾向があり、他にも、何もしていない時や、明け方目が覚めた時に大量の汗をかいているといったことが通常の冷え症の人よりも顕著です。

 医療関連機器販売会社が、20歳~59歳までの女性1万人を対象に冷えのぼせについて調査したことがあります。それによると全体の約64%の人が普段体の冷えを感じると回答し、うち冷えのぼせが疑われる人の割合はその約半分でした。冷えのぼせを起こすメカニズムは以下のように考えられています。

 最初は体を冷やすことで起こる一般的な血行不良型の冷えから始まります。血行不良の状態が続くと、代謝がうまく機能せず、静脈やリンパ管の流れが滞り、体の末端がむくんできます。血行が悪くなって冷えが進むと、交感神経と副交感神経は体温を一定に保とうとして通常より頻繁に働くのでバランスが崩れてきます。体は本能的に頭部の温度は下げないようにするため、冷えのぼせが起きやすくなるのです。

 この医療関連機器販売会社の調査では、冷えのぼせとみられる人は各年代とも5割前後ありました。特に50歳代が約57%と最も比率が高かったようです。50歳代は更年期症状が出やすく、ホルモンバランスが崩れる人が多いのです。次いで目立ったのは20歳代の約55%。若い世代は小さい頃からエアコンがある環境に慣れ、運動不足のうえに、肌を出すファッションも定着しているためだと考えられます。

 冷えのぼせの人は自律神経のバランスも崩れているので、一般的な冷え症の人よりも健康面の悩みを抱えていることが多いようです。特にイライラなどストレスに関する悩みを持つ人が多く、全体の約35%と、一般的な冷え症の人よりも15ポイントも高い結果でした。睡眠の悩みを抱えている人も多く、寝ている間も緊張して汗をかき、このために体を十分に温められずに冷えを招いている人もいるといいます。

(出典:http://www.nikkei.com/)


■"冷えのぼせ"の対策

「冷えのぼせ」はもともと冷えの重い症状です。日常生活を見直し、冷えそのものを改善することがとても重要です。

 日々の生活を細かく見直していけば、多くの人が冷えの改善効果をすぐに実感できるでしょう。しかし、長い期間冷えに苦しんできた人は、治るのに時間がかかることがあります。体質だからとあきらめずにじっくりと対処することが大切です。

冷えのぼせ、悪循環のメカニズム

 冷えのぼせの症状が出やすくなるのは、1日の温度差が大きく、気候が不安定になる季節です。激しい温度変化のせいで、自律神経が乱れて体調不良を感じる人が増えるのです。

また、日常のストレスなども「冷えのぼせ」の悪循環を進行させてしまいます。


ストレスによる自律神経の反応

 ストレスを受けると、生体反応は〔視床下部〕⇒〔自律神経系〕⇒〔交感神経〕⇒〔副腎髄質〕と伝播し、「ノルアドレナリン」や「アドレナリン」など脳内の神経伝達物質が血中に放出されます。すると血糖値の上昇、胃腸機能低下、心拍数の上昇、血圧上昇など循環機能が亢進し、冷えのぼせや、ほかにも肩こり・疲労などが発症します。

 また、ノルアドレナリン、アドレナリンは、細動脈の収縮から毛細血管への入口を収縮させて微小循環の血液が低下します。そのため、冷えをはじめとする様々な自覚症状を発症してしまうのです。

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 脳内の神経伝達物質のひとつ「セロトニン」には、細動脈の拡張・自律神経のバランスを整える働きがあることが確認されています。康復医学学会の研究素材「ラフマ葉エキス」には、セロトニン産生を促進し、セロトニン神経通過性を安定させるデータがあります。

 また、ストレスの影響で毛細血管の入口が収縮することにより、微小循環血流は低下してしまいます。毛細血管の入口拡張には、NO(一酸化窒素)が大きく関わっています。

 当学会が長年研究を続けている生薬「特系霊芝(HM-3000)」は、そのエビデンスとして、その血中NOの産生を促すデータを有しています。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年12月9日金曜日

水と健康

 冬の水分補給

 コロナ禍が続いても落ち着いても、何かとあわただしい師走。唐突ですが、水分補給していますか? 夏場は熱中症対策などでせっせと水分を補給していたのに‥‥と考える人は多いことでしょう。

 人間の体の約60%は水分です。毎日食べ物や飲み物などから2~2.5リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を体から排出しています。これは季節が変わってもあまり変化ありません。この時期、熱中症の危険は去りましたが、水分補給の重要性は夏場と変わってはいないのです。

 コロナだけではなく、寒くなってきてからというもの、職場で、街中で、風邪を引いている人をよく見かけるようになりました。風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて「水分補給」も大事な予防策のひとつです。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。また、風邪をひいてしまったら発熱や食欲低下、下痢、嘔吐などの症状により体からの水分排出が多くなりますので、普段以上にきちんと水分を補給するようにしましょう。

 冬場には脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは寒くなって血圧が上昇することも一因ではありますが、水分補給も大いに関わっています。寒くなって汗をかかなくなり、のどの乾きを自覚しにくくなる冬場は水分摂取が少なくなります。水分摂取が少ないと、血液の粘度が上がり、いわゆる「ドロドロ」の状態となります。ドロドロ血液によって血管が詰まりやすくなり、結果として脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

 この時期、忘年会や新年会など飲酒の機会が多くなります。お酒を飲むと喉が渇くことは多くの方が経験されていると思いますが、アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。アルコールを飲んだら意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。また日本酒造組合中央会では、悪酔いをしないとして飲酒の合間に水分を取る「和らぎ水」を勧めています。一年の疲れをお酒で流しても、水分補給をお忘れなく。

…2022年もあとわずか。来年も心身ともにうるおいに満ちた年にしたいものですね!

(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)


■水と健康の基本情報

1. 人の水収支 

 成人男子が比較的安静にしていたときの水収支は右図のとおりとされています。ここで「体内でつくられる水」とは、たんぱく質や炭水化物、脂肪などの代謝によって得られる水を指します。

運動や温熱環境のために発汗量が通常より多いときには、それに見合う水分量の確保が必要となります。

 2. 脱水と健康障害 

 尿、汗等の喪失量に見合う水分を適量摂取できれば、血漿浸透圧は一定に保たれますが、水分摂取量が不足すると血漿浸透圧が上昇し、のどが渇き、尿が濃縮されます。水分の摂取量不足は、健康障害や重大な事故の大きなリスク要因の一つとなります。

【熱中症】:発汗によって血液中の水分が減少すると、生体内では細胞外液と内液の移動によって循環機能に支障を来さないような体液を維持するような調整が行われます。しかし、水分補給を行わないと、脱水による血液の濃縮のために循環不全を起こし、酸素や栄養素の運搬あるいは体温調節にも重篤な障害を起こして、熱中症を起こすことがあります。

熱中症とは高温環境下での障害の総称で、重症度により、通常、「熱疲労」、「熱痙攣」、「熱射病」の3種類に分けられています。

【脳梗塞】:脳梗塞とは、脳血管が閉塞又は狭窄し、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になる疾患を言います。後遺症を残して介護が必要となることが多く、福祉の面でも大きな課題を伴う疾患です。発症時間で最も多いのが夜間から早朝にかけてで、これは、就寝中には水分をとらないために脱水傾向になることと関わっているとされています。また、年間を通じては夏と冬に多く、夏は脱水、冬は体を動かさなくなることが発症と関わっているとされています。

【心筋梗塞】:心筋梗塞とは、虚血性心疾患のうちの一つで、冠動脈の血流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死、又は壊死に近い状態になる疾患です。動脈硬化病変を基盤として脱水状態になった場合には、閉塞性血栓が発生し、心筋梗塞に至る場合があります。

【その他】:他に、いわゆるエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)等の予防のためにも、水分補給は重要とされています。

 3. 健康のための水の飲み方 

 のどの渇きは脱水が始まっている証拠。渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。水分が不足しやすい就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中とその後等に水分を摂ることが重要です。水分摂取量は多くの人が不足気味です。平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できます。

 水分補給は「早めに」「こまめに」


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年12月1日木曜日

貧血

 貧血には鉄分よりたんぱく質?

 知り合いから、こんな相談を受けたことがあります。女子大生の娘さんが貧血で困っているというのです。通院して3年も経つのに少しもよくならないそうです。それだけで、医師がどんな治療をしているのか予想がつきました。聞くと、案の定、鉄剤を与え続けているといいます。これでは貧血がよくならないのも無理はありません。

 昔ほど多くはないようですが、いまでも貧血で苦しんである女性は少なくありません。特にダイエットが原因になっていることが多いようです。そして、医師の対応は昔から少しも変わっていません。「貧血は鉄分の不足が原因」という従うべきマニュアルを信じて、鉄剤を処方するだけです。しかし、実際に私の知人の娘さんがそうだったように、鉄分を補給しただけで貧血がよくなることはありません。少し栄養のことを勉強すればわかることです。

 貧血とは、赤血球の中にあるヘモグロビン(血色素)の量が不足している状態のことです。酸素を運ぶ役割のあるヘモグロビンが足りなくなると、組織の末端で酸欠状態が起こり、そのため顔色が悪くなったり、立ち眩みを起こしたりします。当然、貧血対策のポイントは、どうやってヘモグロビンを増やすかになります。当然、足りないものを増やすには、それを作るための材料を仕入れればいいということになります。

 ヘモグロビンの材料は、“グロビン”というたんぱく質と“ヘム鉄”という鉄分です。ヘモグロビンという名前を見れば、この二つが欠かせないことは明らかです。医師の対応が間違っているのは、二つの材料のうちの鉄分のほうにしか目を向けていないというところ。鉄分だけを与えても、ヘモグロビンは増えません。必要なのは、まずたんぱく質なのです。

 それ以外にも、採るべき栄養素はたくさんあります。ヘモグロビンが出来上がるまでには、ビタミンB6とB12、葉酸、ビタミンC、銅、ニコチン酸等が求められます。確かに鉄分も必要な成分の一つですが、医師が処方する鉄剤には、たんぱく質もビタミン類も銅も何も入っていません。それで貧血が改善するはずがありません。事実、3年も鉄剤を飲まされていた女子大生は、たんぱく質やビタミンの摂り方を指導し始めたとたん、わずか2カ月で貧血が治ってしまいました。彼女の場合も、やはりダイエットが貧血の原因だったようです。

 人間には一日に体重の1000分の一の良質なたんぱく質が必要です。それだけのたんぱく質を確保するのは容易ではありません。ダイエットで食事を減らせば、ますますたんぱく質は不足してしまうことになります。

 それにしても専門家の発想というものは短絡的すぎます。高血圧には減塩、骨にはカルシウム、そして貧血には鉄分。どれもこれも間違いだらけです。そのせいで何年も病気が治らずに苦しんでいる人がいることを思うと、ため息が出る思いです。

(出典:『医学常識はウソだらけ~分子生物学が明かす「生命の法則」~』三石巌著/祥伝社)


■鉄欠乏性貧血の対処法

 貧血には様々な種類がありますが、女性の貧血の中で多いのは、鉄不足の「鉄欠乏性貧血」です。鉄欠乏性貧血は、月経によって血液を失う女性に多く見られ、赤血球のヘモグロビンが鉄不足で合成されずに起こります。また、男性が中年以降貧血になる場合は、胃がん、大腸がんなど消化器のがんが原因であることが多いので注意が必要です。

 鉄不足の主な原因には、●ダイエットや偏食などによる鉄の摂取不足 ●妊娠・授乳などによる鉄の必要量の増加 ●胃切除や、胃酸分泌低下などによる鉄の吸収低下 ●月経過多、潰瘍、痔など失血による鉄の排泄増加 ――などがあります。

 日本人の成人女性が1日に必要とする鉄の量は5.0~9.0mg。しかし、月経のある女性は、毎月20~30mgの鉄分を失いますから、鉄は補給しなければ減る一方です。バランスの良い食事をしていれば、1,000kcalの食事で6mg、2,000kcalでは12mgの鉄を摂ることができます。一方、単純にダイエットで摂取カロリー数を減らすだけでも、鉄は不足してしまいます。


鉄を摂る食事にたんぱく質は欠かせない

●食品に含まれる鉄は、ヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。ヘム鉄は溶けやすいため吸収されやすく、非ヘム鉄は消化吸収されにくいので、ヘム鉄で摂る方が効率的です。

●たんぱく質は、赤血球の中のヘモグロビンの材料となる栄養素ですので、鉄と同様に大切です。肉や魚のたんぱく質は、非ヘム鉄の吸収を高めます。特に、必須アミノ酸のバランスのよいたんぱく質である卵、肉は欠かさないように注意しましょう。1日の目安は、卵1個+魚1切れ+肉80g程度+豆腐半丁程度です。

●ビタミンB2、B6、B12、葉酸、ビタミンCなども造血や鉄の吸収にかかせません。これらを十分に摂るには、偏食せずに3食きちんと食べることが大切です。炭水化物だけでなく、おかずをしっかり食べましょう。

●ビタミンCは非ヘム鉄を吸収しやすい形に換える助けになります。この作用は、梅干しに含まれるクエン酸や酢にもあります。

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 康復医学学会で提案、企画協力により製品化が実現した「黒米エキス」加工食品には、黒米と親和性の高いビール酵母を配合しています。ビール酵母には各種ビタミン、ミネラル、たんぱく質などが豊富ですから、栄養素を効率よく補給、鉄を摂る食事をサポートします。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン