2015年1月14日水曜日

インフルエンザとワクチン

インフル全国的に流行、ワクチン接種も油断禁物!

インフルエンザの流行が例年より早く始まりました。

 国立感染症研究所は全国約5000の医療機関から週間の患者数の報告を受けており、それが平均で1機関当たり1人を超えると全国的な流行と判断されます。今シーズンは11月24~30日の週で1.9人と初めて1人を超えました。12月1~7日の週で3.49人、8~14日の週で7.38人と増え続けています。通常は年明け1~2月にピークを迎えます。

予防ワクチンを接種したので自分はかからないと安心している人がいたとしたら、それは誤解です。
 今シーズンはワクチンを部分的に変更し、効果の改善が期待されていますが、それでもまったく感染しないわけではないので油断は禁物です。日本のインフルエンザ用ワクチンは感染を完全に防ぐためのものではなく、予防接種をしてもかかることがあります。

 ではなぜ摂取するのでしょうか。それは、症状をある程度軽減したり、重症化するのを抑えたりする効果が“期待”されているからです。インフルエンザでは慢性呼吸器疾患糖尿病などの基礎疾患を抱える人や免疫力が低下している人、高齢者や子どもが重症化する恐れがあります。

 他の病気のワクチンと違い、インフルエンザでは予防接種を毎年する必要があります。感染研・感染症疫学センターの砂川富正第二室長は「ウイルスが突然変異でマイナーチェンジを毎年のように起こす。細胞とくっつくたんぱく質などが変わり、毎年流行する」と説明してします。
 重症化などを改善する効果は、どの種類のウイルスをもとにワクチンを作るかなどによって変わります。
 製造に使う種類は事前に流行を予測して決めます。製造に何カ月もかかるため、日本では前のシーズンが終わる前の3月下旬までに選びます。その後に情勢が変化しても修正できません。予想と流行がずれれば、効果も低下する可能性があるのです。

 ワクチンは劇薬です。重大な副反応もあるので接種を禁止すべき疾患を持っている人もいます。予防接種をした人もできない人も、油断せずにあらゆる予防策を講じてください。

■今シーズンのインフル:再認識と対策

今シーズンの流行は今のところほとんどがH3N2なのですが、一般にH3N2は高齢者が重症化して肺炎になる恐れが比較的高いとされます。また、小児が重症になって脳症を発症するケースもあります。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで発症する病気です。感染経路としては以下の2つがあります。
飛沫感染:感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染
接触感染:手などに付いたウイルスが主に口から体内に侵入して感染

風邪と違うインフルエンザ

風邪との違いを見分けるポイントは以下の5つです。インフルエンザが疑われる場合には速やかな処置が必要です。
 ・ 38℃以上の高い発熱  
 ・ 急激に症状が現れる  
 ・ 1~2月が流行のピーク
 ・ 重症化する可能性が比較的高い  
 ・ 頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が伴う

ワクチンの効果について

・ ウイルスが体内に侵入する「感染」を防ぐのではない
 ・ 発熱などの症状が現れる「発症」と「重症化」を防ぐのを“期待”
 ・ 効果は100%ではなく、予防接種を受けても発症や重症化することもある
 ・ 副反応(副作用)が現れることもある

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 インフルエンザワクチンは重い急性疾患や基礎疾患を持つ人などは接種をしない方がよい場合もあります。また、接種による副反応が起きる例もあり、かかりつけ医と相談して接種するかどうか決めることが大切です。ワクチンを接種したから大丈夫ではなく、感染経路を絶つ対策が必要です。
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 康復医学学会の研究協力によって開発された商品『レイシセンダン葉のど飴』(和漢生薬研究所)は、日本食品分析センターによるウイルス不活性試験で【99.9%/h不活化】という驚くべきデータが確認されており、特許(特許第5578646号)を取得しています。
この特許の特筆すべきところは、「インフルエンザ予防・治療用の経口投与組成物」として認められたことでしょう。キャンディ(飴)としては世界初の発明品と言えます。 

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いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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