2015年4月15日水曜日

男性の更年期障害

男性の更年期障害“LOH症候群”

更年期障害は女性特有のものと思っていませんか? 不眠、イライラ、突然の発汗、性欲減退などが日常的に感じられるようになったら、それは加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)と呼ばれる男性の更年期障害かもしれません。
 「生活習慣の是正で症状を軽減できるケースも少なくない。効果的な薬もあるので、歳のせいと諦めないで」(帝京大学医学部付属病院泌尿器科・井手久満准教授)。

 LOH症候群の原因は、テストステロンという男性ホルモンの減少です。ホルモンは体内で働いて細胞の生理活性を誘導する化学物質です(働く場所によって、神経伝達物質と呼ばれることもあります)。老化によって体内でホルモンが作られにくくなり、ホルモン量が減ってくると、身体の中で情報のやり取りが不足気味になってきます。実はこれがいわゆる更年期障害の正体なのです。
 加齢とともにテストステロンが少なくなると、40歳以降の男性がLOH症候群を発症しやすくなります。症状は他に、集中力や記憶力の低下、性機能不全、筋力低下、頻尿などさまざまです。

 診断は、血液検査によるテストステロンの測定と問診などから総合的に行います。しかし、一般の病院で診察を受けても、うつ病などと間違われることが少なくありません。
 症状の改善には、ウォーキングなどの軽い運動がお勧めです。タバコを控え、バランスの良い食事を心掛けます。タマネギやニンニク、アボカドなどはテストステロンを増やす食材です。また、睡眠不足はテストステロンの値を低下させますので注意しましょう。生活習慣の是正で改善が見られない場合は、補中益気湯、八味地黄丸、牛車腎気丸などの漢方薬も有効と言われています。また、テストステロン注射による治療法もありますが、多血症や睡眠時無呼吸症候群などの副作用に注意が必要です。

 「患者さんで多いのは、デスクワーク中心の方や社会規範に縛られる職業の方。スポーツ選手など体を使う仕事の方は少ない傾向がある」(井手准教授)。
 発症しやすいのは、几帳面でストレスを溜め込みやすいタイプだといいます。「テストステロンは、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームなどでも減少し、健康のバロメーターになる。気になる症状を感じたら、うつ病や心身症などとの鑑別のためにも、恥ずかしがらずに泌尿器科やメンズヘルス外来などを受診して」と井手准教授は勧めています。

■男性更年期障害(LOH症候群)とその対策

LOH症候群は、男性ホルモンである“テストステロン”が大きく影響しています。
 一般的に男性ホルモンの減少というと性欲減退やEDなどと結びつけられるだけで、命に別状はないものと思われがちです。しかし、男性ホルモンは性的な部分だけではなく精神にも多大な影響を及ぼしている要素で、減少の影響は思いもかけないところまで及びます。たとえば、やる気の減退やうつ症状、筋肉痛、心筋梗塞や脳梗塞リスクの上昇など、男性ホルモンと関係ないと思える身体の不調とも密接に関わっていることが多いのです。

テストステロンの減少はさまざまなリスクを誘発


 男性更年期の症状は大別して3つ、①体の症状、②心の症状、③性の症状です。
 LOH症候群は中高年男性に一時的に生じる現象ではなく、テストステロンが減少することによっておこる“病気”なのです。最近の研究として、テストステロン値が下がってくるとうつになりやすくなったり、内臓脂肪が増えてきたりすることも分かっています。つまり、テストステロンの量が低下するにつれて、メタボリックシンドロームのリスクも高くなるといえるのです。
 また、性の問題でいうと、日本では現在1130万人が、満足できる勃起ができていないといわれます。「最近笑っていない」「新聞が読めない」「よく眠れない」――この3点が確認できれば比較的重いLOH症候群の可能性が高いので、出来るだけ早目に医師に相談しましょう。

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」には免疫力を調整する働きがあります。副作用もなく、継続して摂取することで免疫力が高まり、中枢神経などの諸機能のバランスをはかり、体力、気力をアップさせますので、LOH症候群の症状改善も期待されます。また精神的な不調を訴える場合は「ラフマ」の生理作用(鎮静作用、抗ストレス作用、睡眠改善、血圧安定など)の働きが期待できます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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