2016年4月8日金曜日

危険な「脳疲労」

“脳疲労”早く気づいて 医師が警鐘

福岡県の精神科医が「『脳疲労』社会―ストレスケア病棟からみえる現代日本」(講談社現代新書)を出版しました。
 IT化による仕事の形態の変化や、スマートフォンの普及などで、現代人は脳が疲れやすくなっていると指摘。国内に100万人以上の患者がいるとされるうつ病の発症も、脳疲労の状態を自分や家族が早めに気づくことで防げるといいます。

 同医師によると、脳疲労とは「脳の働きの一つである集中力や判断力が低下し、通常の就労や生活に支障を来す状態」。
 人間は本来、視覚、聴覚、嗅覚など五感を使って情報を得たり、コミュニケーションを取ったりしてきましたが、現代人は「目と手(指)」ばかり使い、その結果、五感と認知の異常が起き、脳の副腎皮質刺激ホルモンが過剰に分泌し、うつ病の発症につながると指摘します。
 職場では、パソコン作業のように体を動かさず脳を使う業務が増え、疲労の部位が肉体から脳へと大きく変化しました。職場以外でも「パソコンやスマホを手放せない状態が続き、脳が疲れやすい生活が日常化していることも脳疲労の原因」とみています。
 インターネットの普及により、業務を速く処理できるようになった半面、“即答を求める社会”になっていることも脳疲労を引き起こすストレスの一因として挙げています。
「業績の悪化や人員削減に伴う長時間労働。それに加え、少子化で兄弟げんかの経験が少なく、幼いころから叱られた経験も乏しく、真のコミュニケーションを取ることなく成長した“打たれ弱い”人々が増えているのではないか」(同医師)

 脳の機能が著しく低下し、肩凝りや頭痛がひどくなるだけでなく、胃痛、下痢、動悸など複数の自律神経失調症状が現れます。この“脳不調”が、うつ病という診断がつく前の「前うつ状態」です。脳不調は、運動などの気分転換が逆に症状を悪化させることもあるので、休養と専門科受診が必要です。
 脳疲労を防ぐには「仕事にかけるエネルギーは7割程度に留め、残りの3割は趣味や家族のために使ってほしい」と同医師はいいます。

 進学や就職などで、生活環境が大きく変化する時季。同医師は、特に新入社員に向けて「力まず、半年から1年ぐらいかけてゆっくりと環境に慣れるくらいの心構えを」とアドバイス。上司に対しても「自分が新人だったときと今の若者とは違うということを念頭に置き、コミュニケーションを取りながらじっくりと育ててほしい」と話しています。
(出典:2016/03/19付 西日本新聞朝刊)

■「リラックス脳」の作り方

脳疲労は危険、「うつ」や重大な病気の引き金に!

心身の健康を維持していくためには、体を休めるだけではなく、脳をリラックスさせ、脳疲労を回復させることが大切です。
 脳のリラックス状態とは、副交感神経が優位に働いている状態のこと。逆に交感神経が優位の状態では、脳も活発に働いて疲労していきます。この『リラックス脳』『働き脳』の切り替えがうまくいくようになれば、脳疲労も軽減されます。

 脳疲労の状態が続くと、精神の安定を促す脳内のセロトニンが減少し、うつ症状に陥りやすくなってしまいます。さらに、血圧の上昇などの症状が出ることもあり、重大な病気の引き金になる恐れもあります。
 いつも代わり映えしないライフスタイルを送っている人は、脳がリラックスしづらくなっているので要注意。例えば、何か緊張することが終わったときに『ホッ』として頭がぼんやりしたことがある人は多いと思いますが、それは脳がリラックスしている状態なのです。脳をリラックスさせるためには、あえて緊張状態を通過することが必要になるのです。

脳のリラックスには「変化」が必須

脳をリラックスモードへと切り替えるためには、「緊張」と「緩和」のメリハリが大切です。日々の生活の中に意図的に変化を仕掛けていくことが、そのメリハリづくりに繋がります。「疲れているから」という理由で休日はいつも家でゴロゴロしているという人が多いかもしれませんが、実はその行動が逆に脳のリラックスを阻んでしまっているのです。

 日頃の生活の中に“変化”を散りばめて、自分で緊張するシーンを作り出してみましょう。脳疲労も解消し、心身をしっかり休められるようになるはずです。

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朝の目覚めをスッキリさせると、日中の脳疲労も軽減!

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いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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