2016年11月17日木曜日

本当は危険な製品

抗菌せっけん、米で販売禁止!

米食品医薬品局(FDA)は9月、抗菌作用のあるトリクロサンなど19種類の殺菌剤を含む抗菌せっけんやボディーソープなどを販売禁止にすると発表しました。通常のせっけんより殺菌効果があるという根拠がなく、長期使用の安全性も検証されていません。
 一部の米企業はこうした殺菌剤の使用をすでに中止しました。トリクロサンを含む製品が多く流通している日本でも影響が出そうです。

 これを受け、厚生労働省は各都道府県衛生主管部(局)長宛に「薬用石けんに関する取扱い等について」、その対応を指示文書を通達しています。

※19品目の詳細は厚労省の下記アドレスをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000138230.pdf

 規制対象となったのはトリクロサン、トリクロカルバンといった殺菌剤を含むせっけんやハンドソープ、ボディーソープなど。トリクロサンは殺菌効果などをうたう液体抗菌製品の93%に含まれており、2000種以上が販売されているといいます。
 FDAは「消費者は抗菌せっけんは細菌の増殖を防ぐのにより効果があると考えがちだが、通常のせっけんと水より有効だという科学的根拠はない」と指摘しました。さらに「殺菌剤は長期的に利点よりも有害となりうる可能性があるとの指摘もある」と警告しています。

 一部の研究によると、殺菌剤を使うことで耐性菌が増えるリスクがあるほか、ホルモンの働きを阻害するなど健康への影響を懸念する意見もあります。FDAは2013年、衛生製品メーカーに、トリクロサンなどの有効性と安全性のデータを提出するよう要請し、販売規制の是非を検討してきました。

 今回の規制対象に消毒液や医療機関向けの製品は含まれていないということです。FDAは通常のせっけんと水による手洗いを推奨しており、せっけんがない環境ではアルコール消毒液の使用を勧めています。

 トリクロサンは抗菌成分を持つ物質として、多くの日用品に含まれており、米国ではトリクロサンを含むせっけんが40年以上前から市販されています。日本では1990年代に病原性大腸菌O-157の被害が広がると抗菌剤に注目が集まり、トリクロサンが配合された薬用せっけんなども広く使われるようになりました。
(出典:http://www.nikkei.com/)

■良いと勘違い…危険性が増す商品

「薬用」のせっけんやシャンプー、ハンドソープのほかにも、健康に害を及ぼすような製品が多い現代生活。以下のものを避けるだけでも病気のリスクは軽減されます。


【ハミガキ剤】 

ハミガキ剤は、基本的には使わない方が良いです。ハミガキ剤の界面活性剤は歯茎の粘膜にとっては毒性があります。ハミガキ剤を使う時はなおのことですが、歯茎を擦ってはいけません。
 また、決して抗菌剤フッ素ラウリル硫酸ナトリウムが入っているものは使わないでください。歯茎の粘膜に炎症を起こし、かえって歯周病の原因となります。体の洗いすぎでアトピーや皮膚炎が増えるように、歯の磨きすぎも口内炎や歯周病、虫歯の原因になります。
 歯茎のバリアー機能を破壊しないような歯磨きを心がけましょう。

【マーガリン】 

 マーガリンは、トランス脂肪酸を多く含む油脂の代表格。デンマークで販売禁止となっているほか、多くの先進国では「毒」と見なされ厳しく規制されています。
 トランス脂肪酸は動物の肉や乳にも5%程度含まれますが、天然のトランス脂肪酸は人工の脂肪酸とは構造が違います。人工的に作られた不自然なトランス脂肪酸には発がん性があるほか、心臓病、糖尿病、注意力欠損、認知症などを引き起こします。ショートニングも同じ。

【牛乳】 

牛乳に含まれるリンとタンパク質は血液を酸性に傾け、体からカルシウムを失わせるよう働きます。牛乳には母乳の約6倍のリンが含まれており、実際にpHは変わらなくてもそれを代償しなければなりません。その結果世界中で、「牛乳を飲む人の方が骨が弱い」というデータが多いです。
 また乳糖不耐症の場合、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できないので、この場合牛乳に含まれる栄養素を利用することも難しくなります。
 牛乳は仔牛のための母乳です。ミルク好きな人も、“牛乳は嗜好品”と割り切ることが大切です。

【肉】 

最も農薬汚染されている食物は野菜や果物ではなく、肉や牛乳です(米国人の農薬汚染源は95%が肉と牛乳)。飼料穀物の残留農薬は、牛の体内で濃縮蓄積されます。
 当然肉食女性の母乳も農薬汚染が進んでいます。    

【栄養ドリンク】

栄養ドリンクに疲労回復効果があるような気がするのは、配合されているカフェイン、アルコール、HFCS(果糖ブドウ糖液糖)による中枢神経興奮作用によるものです。これらには疲労回復効果がないばかりか、いずれも中毒性の高い物質でむしろ副腎をさらに疲労させます。

【食品ラップ】 

某有名製品の原料(ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル)も、添加物(フタル酸エステル)もともに発がん物質で、催奇形性生殖毒性があります。
 使うなら安全性の高い無添加ポリエチレン製のものを選ぶのがよいようです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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