2017年11月15日水曜日

不妊症

不妊治療/仕事との両立、卵子老化

働きながら不妊治療をした5人に1人が、両立が難しく退職したという調査結果を、NPOがまとめました。「働きながら安心して治療できる環境作りが必要だ」と訴えています。

 これは、不妊に悩む夫婦を支援するNPO法人「Fine」が、今年3月~8月にインターネットによる調査で、働きながら不妊治療をしたことがあるという5127人が回答しました。
 このうち、仕事と治療の両立が難しく「働き方を変えざるを得なかった」と答えたのは40%。具体的には、複数回答で5人に1人が退職を、10人に1人が転職を経験したと答えました。
 働き方を変えた理由については、通院の回数が多いことや、職場で不妊治療に対する理解やサポートを得づらいことなどを挙げた人が目立ちました。
 また、自由記述には、「周りに迷惑をかける心苦しさがあった」「不妊治療か仕事かどちらかを選びなさいと言われた」などという声がありました。
 Fineの松本理事長は「働き盛りでキャリアを諦めざるをえない状況は残念。働きながら安心して治療ができる環境作りを国や企業が支援する必要がある」と話しています。
(出典:http://www3.nhk.or.jp/) 

2012年、NHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」で「35歳から卵子が老化する」と取り上げた途端、女性たちは一気にザワつき始めました。

 不妊治療中の女性は、事実とデータを常に叩きつけられながら年齢と妊娠率の関係性をイヤというほど熟知しています。そんな中、満身創痍で皆さん頑張っています。
 実は卵子だけではなく精子も老化するのです。精子の数は34歳を分岐点に減少します。また、濃度や正常形態精子率は40歳を境に老化するといいます。夫の年齢と妊娠率は海外でいくつも調査されており、夫が35歳以上になると妊娠率が低下するというデータも。
 ところが、芸能人の年の差婚が相次ぎ、60歳以上の男性に子供ができた、などの報道では、男性の精力を褒め称えるばかり。精子老化という事実は目立たなくなってしまいます。
 子供が授からない夫婦は、心ない人たち(特に遠い親戚や勤務先など)から「お子さんはまだ?」「孫の顔が見たい」と言われ続けます。世間は妻の年齢で見極めているフシがあります。20代、30代‥‥、40代になってもまだ言われる。45くらいでようやく言われなくなり、やっとあきらめられたと思うと、今度は更年期に入ってしまう‥‥。

 もちろん、自らの意志で「産まない」と言う人もいます。しかし、年配の政治家の「女は産む機械」「産まない女に金は出さない」などの暴言が許されてきた日本で、そして「子供は宝!」と礼賛せざるをえない世の中で、「産まない」と宣言するのは、強い意志と確固たる持論が必要です。

■不妊の原因と一筋の光明!

不妊とは、妊娠を希望している正常な夫婦生活のある男女が、一定期間内に妊娠しない場合をいいます。その一定期間について、従来日本では「2年」とされてきましたが、2015年に「1年というのが一般的」と変更されました(日本産科婦人科学会)。これは、海外の諸機関(WHO、ICMART、ASRM、ESHRE)が、不妊の定義を1年の不妊期間によるとしていることがその理由です。

判断が難しい不妊の原因

不妊の原因には様々ありますが、その1つに「加齢」があります。日本での不妊症患者の増加は、まさに「晩婚化」が大きな理由になっており、はじめて妊娠する年齢が上昇してしまうことで、妊娠しにくくなってしまうのです。世界的にみても日本の晩婚化は進んでいて、問題視されているのが現状です。
 また、不妊の原因は女性側にあるとよく思われがちですが、実は男性側に原因があることもあるのです。WHO(世界保健機関)によると、不妊の原因は女性側、男性側で次のような割合と発表されています。女性側=41%、男性側=24%、男女両方=24%、不明=11%
 原因不明が11%とあるように、不妊症の原因はすべて解明されているわけではなく、複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされることもあります。
 現在、解っている原因を男女別にみると、女性側では排卵障害(老化による機能低下、ホルモン異常)、卵管の問題(管癒着など)、子宮頸管の問題(頚管粘液の酸性化、分泌量減少)、着床障害(子宮筋腫、ホルモン異常など)、抗精子抗体などがあり、男性側では射精障害(ストレス、EDなど)、精子の問題(精子数の減少、機能障害、奇形、無精子症など)などがあります。

===========================

生薬とペプタイドで改善!

「健美食」
康復医学学会の研究開発で生まれた健康補助食品『健美食』(販売:和漢生薬研究所)の継続的摂取によって、不妊歴の長いご夫婦にお子様ができたというケースが増えています。これは、HM-3000(特系霊芝)とサバを原料とした酵素分解タンパク質(水溶性、低分子ペプタイド型)の親和性効果であると当学会では推測しています。
 霊芝による血流改善作用と、“薬用魚”といわれるサバのペプタイドの特殊構造(分子量が小さく吸収しやすい、理想的なアミノ酸バランス)による成長ホルモンの分泌促進などが影響しているものと見られます。
※従来品の『和漢研の食』は、商品名を『健美食』と変更、パッケージ・小袋がリニューアルされています。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

0 件のコメント:

コメントを投稿