2023年1月12日木曜日

生活習慣病

 一無、二少、三多で生活習慣病を予防

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


 1月23日は「一無、二少、三多」(いちむ にしょう さんた)の日。今年はこの「一、二、三」を常に心掛けて、生活習慣病を遠ざけていきましょう! 

 生活習慣病は長い時間をかけて進み、病気として自覚しにくいという問題があります。それを防ぐには、日頃の体調、身体の些細な変化など、つねに自分自身の健康に目を向ける必要があります。そして、中高年になってからではなく、若い頃から、適正な生活習慣を獲得し、維持することが大切です。

★「一無、二少、三多」は、日本生活習慣病予防協会が普及啓発に努めている健康標語です。


 一無 〔無煙・禁煙のすすめ〕

 たばこは万病のもと~喫煙は単独で最大の予防可能な死因です。さらに、新型コロナウイルス感染症との関係では、喫煙者は重症化しやすく、またワクチンを接種しても抗体価が上昇しにくいこともわかっています。たばこの煙には7,000種の化学物質、250種の有害成分が含まれており、その内の70種以上には発がん性が確認されています。

 二少 〔少食・少酒のすすめ〕

「腹八分目に医者いらず」という格言があります。お腹いっぱい(満腹)まで食べる習慣をやめ、腹七~八分目でやめるよう心がけ、偏食をせず、よく噛んで、三食を規則正しく食べましょう。また、飲酒は少量をたしなみ、ほどほどに。さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、過度の飲酒を長く続けると、多くの病気が誘発されるリスクが高まります。

 三多 〔多動・多休・多接のすすめ〕

 日常生活の中で身体活動量を増やしましょう。座りっぱなしは避け、身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持していくことが大切です。快適な睡眠時間は標準的には6~8時間といわれますが、「快適」には個人差があります。個々の活動量に応じた適正な睡眠時間をとるように心がけましょう。「睡眠」に限らず、「休憩」や「休日」、「休暇」も含めて、心身ともにリフレッシュする機会をもつことが大切です。また、多くの人と交流し、さまざまな事・物に好奇心をもって接し、創造性豊かな生活を送りましょう。社会や人とのつながりが途絶えると身体的・精神的な健康障害が起こりやすことが科学的に検証されています。

(出典:https://seikatsusyukanbyo.com/)


■生活習慣病と認知症

 食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、喫煙など、良いとは言えない生活習慣から起こる病気(糖尿病・脂質異常症・高血圧・脳卒中・肥満など)を生活習慣病と言います。日本人の死亡原因の3分の2は生活習慣病によるものです。そして近年は、高齢者の生活習慣病も増え続けており、認知症の発症と大きく関連していることも分かってきました。


生活習慣病が脳に及ぼす影響

 脳の血管に障害が起きると、脳血管性認知症が発症しやすくなります。

【糖尿病】: 生活習慣によってインスリンの分泌が低下したり、インスリンに対して抵抗性が表れたりすることで、血液中のブドウ糖を処理し切れず、血糖値が高いままになって糖尿病になります。糖尿病は、脳血管や脳神経の障害を起こりやすくしてしまいます。

【脂質異常症】: 血液中の中性脂肪やコレステロールが多くなり、血管内に溜まって動脈硬化を起こします。すると血管内が狭くなるため、血流が悪くなり、血管がもろくなります。その結果、心疾患や、脳梗塞、脳出血などが起きやすくなります。

【高血圧】: 血圧が高いという状態は、血管が大きく引き伸ばされる状態が続く事です。その結果、血管が傷み、動脈硬化が起こりやすくなり、脳卒中などのリスクになります。

【肥満】: BMI(肥満指数)の値が25以上を肥満と言います。肥満になるような生活習慣を続けていることが様々な病気を引き起こす元になります。糖尿病や脂質異常症などは、肥満と無関係ではありません。また、肥満は無呼吸症候群になりやすく、脳へ送る酸素が少なくなるため、脳に障害を引き起こす原因にもなると言われています。


糖尿病患者はアルツハイマーの発症リスクが4.6倍に

 九州大学で行われていた研究の結果、2型糖尿病と関係する高インスリン血症状態が、アルツハイマー型の原因と言われているアミロイドβたんぱくを分解出来なくすることがわかりました。また、アミロイドβたんぱくと同じく、アルツハイマー型の原因と考えられているタウたんぱくの変質促進にも関わっているとされています。そして糖尿病の人のアルツハイマー型認知症の発症リスクは、血糖値が正常な人より約4.6倍も高くなっている事も明らかになっています。

==================

認知症を予防するにも、まず生活習慣の改善から

 生活習慣病は、そのほとんどが「HM-3000(特系霊芝)」によって改善できることがわかっています。微小循環血流の滞りと体の酸化に霊芝の効能・効果が発揮されるのです。治療薬とは異なり体質を改善する穏やかな効果が期待できます。当学会の研究協力により製品化された認知機能障害改善用サプリメントの主要成分もHM-3000(特系霊芝)です。サプリ利用者の多くに認知機能の改善が見られていますが、特筆すべきは、多くの人がそれまで持病として持っていた何らかの生活習慣病も同時に改善されたことです。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

0 件のコメント:

コメントを投稿