2012年1月14日土曜日

冬の心筋梗塞にご用心!


心筋梗塞で心停止、冬は夏の5割増!

政府は、強い毒性と感染力を持つ新型インフルエンザの流行に備えて、特別措置法を制定する方針を固めました。
新型インフルエンザ流行時に政府が「緊急事態」を宣言した場合、国民に対して外出自粛要請集会の中止を指示するなど、強制力を持った処置を取れるようにするとのことです。
いつ流行するかわかりませんが、感染の拡大を防ぐ手段は前もって準備することは得策です。

「緊急事態」とまではいえないものの、寒さが深まるこの時期には、浴室や洗面所で意識を失い救急搬送される人が増えています。
この原因は急激な温度変化です。特にお年寄りが発症しやすくなります。暖かい部屋から寒い浴室に入ったり、いきなり熱いお風呂につかったりした時、血圧が急上昇または急降下すると、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血など命の危険につながる発作を引き起こしやすくなります。特に血管がもろくなっている高齢者は、リスクが大きくなるのです。

 国立循環器病研究センターは、冬場の心筋梗塞による心停止の発生件数は、夏場に比べ5割増えるとの調査結果を発表しました。冬場は屋内外の温度差が大きく、心臓への負担が増すため、防寒対策を呼びかけています。

05年から4年間に国内で救急車搬送された心停止の症例約19万6千件分を解析しました。12月から翌2月までの3カ月間の件数は、年間の31%でしたが、6月からの3カ月間では21%です。心筋梗塞の中で最も症状が重い心停止は、冬場に多いことが裏付けられました 
同センターでは、脱衣場を暖める、熱い湯に入らないなど、特に入浴の前後で注意するよう促しています。また、被災地の仮設住宅でも警戒が必要だとして、早めの対策を呼びかけています。              

■冬の血管障害:心筋梗塞

心臓の冠動脈の血液粘度動脈硬化が進み血管が次第に狭くなると、血液が十分送られず需要と供給のバランスが崩れて、心臓が酸素不足の状態に陥ります。これを「虚血性心疾患」と呼び、狭心症と心筋梗塞がその代表的なものです。

心筋虚血と心筋梗塞
心筋虚血は、心筋に供給される酸素量よりも、心筋が消費する酸素量が多いときに起こります。心筋酸素消費量が増加、あるいは心筋酸素供給量が減少しても起こります。
心筋梗塞の原因は多くの場合、狭くなった冠動脈に血栓が詰まって起こります。心筋酸素供給量が減少して痛みが出ますが、痛みが起こらない無症候性心筋虚血というのもあるので注意が必要です。


霊芝の実験的血栓形成への影響
※動物の動脈血液中になんらかの原因があった場合、血小板が凝集して血小板血栓を形成する。従って血小板の付着、凝集能の促進は血栓を形成し、逆に付着、凝集能が抑制されると血栓は形成されにくい。

霊芝は、血栓を溶かすのではなく、形成し始めると次から次へと形成する血栓に影響を与えます。血栓ができやすい状態なる場合は、霊芝が血栓形成の抑制に期待ができます。薬との作用機序が違います。つまり、溶かしすぎることがないのです。また、薬との併用も考えられます。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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