2012年4月26日木曜日

太陽の磁場変化と感染症


太陽の異変で、地球は寒冷期に突入か !?

日本国内では約25年ぶりとなる金環日食が、5月21日朝に比較的広範囲で見られるということで話題になっています。日食は、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。月と太陽の中心が重なり、月のまわりに太陽の光がはみ出して光のリングを作るときは「金環日食」と呼ばれます。5.11には日本の一部の地域でこの金環日食が見られるそうです。

 その太陽がちょっと複雑な事になってきました。今年の1月、太陽の表面で比較的大きな爆発がありました。そして、コロナ質量放出(CME)に伴って、高エネルギー粒子が地球の磁場に到達し、人工衛星の運用や短波ラジオ、携帯電話などに障害(磁気嵐)が生じたり、オーロラも地上の比較的広い範囲で見られたということを米航空宇宙局(NASA)が発表しました。

 さらに、通常は地球と同様に南北にN極とS極の“2極”がある太陽ですが、今回は南北軸双方ににN極、赤道付近に二つのS極が形成され「4重極構造」が現れつつあることが、国立天文台などの研究チームの観測で分かりました。太陽の南極・北極は地球の南極・北極と同じく+/-の磁場を構成していますが、地球と違うのは約11年周期で+/-の磁場が入れ替わってしまう事です。これを「極域磁場反転」といいます。

 今回、研究チームは、太陽観測衛星「ひので」で太陽の極付近を観測。2008年の北極はS極でしたが、2011年にはS極に混じってN極が出現しました。今年1月の観測で、北極では約1年も早く、反転に向けて磁場がゼロ状態に近くなっていることが分かり、北極と南極は同時に反転するとされてきたのですが、結局、南極はN極のままだったのです。このため、北極ではS極からN極に反転し、4重極構造に変化する過程にあると結論付けました。

 過去の太陽の観測結果を調べたところ、黒点の増減周期や磁場構造が、地球が寒冷期だった17~18世紀と酷似していたそうです。常田佐久・国立天文台教授(太陽物理学)は「反転の影響で、地球が寒冷化する可能性がある」と分析しています。


■ 現代的観測史上初の現象!

極めてまれに起きる太陽の磁場「4重極構造」ですが、現在の太陽黒点の活動データを過去のデータと比較研究してみると‥‥。

 人類にはガリレオが黒点観測を始めてから約400年間の黒点観測データがあり、そのデータと比較すると今回現象は、17世紀に70年間続いた寒冷期に似てきている ということがわかったのです。

過去の寒冷期と酷似!

これまでの太陽の磁場構造は、南極がN極、北極がS極の「2重極構造」で、通常11年周期で反転することがわかっています。今回、南極が反転せず磁場が北極と南極がN極、赤道付近がS極になる「4重極構造」に変化しつつあるそうです(右図)。
 これは現代的な太陽観測が始まって以来の変動で、地球が寒冷であったといわれる「マウンダー極小期」「ダルトン極小期」には、太陽が同じような状況にあったと考えられています。

■ 寒冷期と感染症

17世紀からの寒冷期には、南イングランドを流れるテムズ川の他、オランダの運河・河川でも冬の間完全に凍結する光景が頻繁に見られました。また、米国のニューヨーク湾が凍結し、マンハッタンからスタッテンアイランドへ歩いて渡ることが可能だったそうです。
 さらに、世界中で食料が不足するようになり、日本でも東日本を中心にたびたび飢饉が発生しました。そして、その飢饉が原因で起こった“一揆”の頻発が、幕藩体制の崩壊へとつながっていったのです。

各地で黒死病(ペスト)が流行!

ヨーロッパでは、気候の寒冷化によりペストが大流行しました。さらに中国でも、明末清初期の華北で、ペストによって約1,000万人が死亡したと伝えられています。

飢餓が感染を拡大する?

飢餓になると、人々は備蓄されている食糧を求めて都市に集まるようになります。その都市が中継地点となって、細菌やウイルスによる感染症が周辺地域(あるいは遠隔地)に伝播すると考えられています。

**********************************************************************

 細菌やウイルスは、鼻や口から侵入し、のどの上気道で感染します。したがってのどでのウイルス不活性化には「のど飴」のように成分がのどにとどまる形態が有効なのです。事実、和漢生薬研究所の『レイシセンダン葉のど飴』は、日本食品分析センターで行ったウイルス不活性試験で、驚くべきデータが得られました。

 上気道にある細菌やウイルスなどの侵入を阻止するのは、IgA〔免疫グロブリンA〕です。IgAを産生する細胞は、呼吸器や消化管の粘膜の下の組織にしか存在せず、粘膜の上から刺激することでIgAの分泌を促します。
 つまり、いくら血中にワクチンなどをうっても、ウイルス侵入および感染の予防にはならないということ。ワクチンはあくまでも感染後の重症化の予防に過ぎないのです。

 「霊芝」という生薬は、その特有の苦味成分が上気道の粘膜を刺激しますので、粘膜免疫IgAの分泌活性に期待が持てます。そして『レイシセンダン葉のど飴』にも、その霊芝成分が含有されているのです。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

0 件のコメント:

コメントを投稿