2013年4月20日土曜日

最悪の老化物質「AGE」⑯


高血糖とセロトニンの関係

睡眠障害は、代謝を狂わせて血糖値を上げてしまいます。質の良い睡眠」が、体温や食欲、新陳代謝などのリズムを調節し、インスリンの分泌を正常にして血糖値を安定させているのです。わずか三日三晩“深い眠り”を妨げただけで、健常者でも血糖値が23%も上昇することがわかっています。

 そのインスリンに、脳内伝達物質「セロトニン」(睡眠を司るホルモン「メラトニン」を作る)が関わっているという研究発表があります。妊娠に伴い、血糖値を下げるインスリンの効果が低下しますが、インスリン分泌細胞が増えて血糖値上昇を抑えています。この細胞増殖は、セロトニンの作用によることをマウス実験で解明したと、綿田裕孝順天堂大教授と弘前大など日米のチームが米医学誌ネイチャーメディシン電子版に発表しています(2010年6月)。綿田教授は「セロトニンの働きを促進させることで妊娠糖尿病の治療法になる可能性がある。(インスリンの分泌低下や肥満などで起きる)2型糖尿病の治療にもつながるかもしれない」と話しています。 綿田教授らは、妊娠期のマウスでは、インスリンを分泌するすい臓のベータ細胞で、セロトニン合成酵素に関係する遺伝子がよく働いていることを見つけました。培養したベータ細胞にセロトニンを投与する実験でベータ細胞が増殖。また妊娠期のマウスにセロトニンの働きを抑える薬を投与すると、ベータ細胞が増えず血糖値が上がりました。

 睡眠障害はセロトニンの分泌を低下させることがわかっています。睡眠障害→セロトニン分泌低下→インスリン分泌の低下になるということです。


最悪の老化物質「AGE」⑯

■セロトニンとインスリンの関係

脳で作られるセロトニンは腸管でも作られます。腸管で作られたセロトニンはそのほとんどが腸インスリン脳内にトリプトファンを取り込むことを促進します。したがって、インスリンの少ない高血糖や糖尿病の状態では、トリプトファンの脳内取り込みが減少しセロトニン不足を招きます。そして結果的に、睡眠の質を低下させ血糖値を上げることになるという悪循環を起こしてしまうのです。
内で使われてしまいますし、脳につながる血管には不要なものが入らないように「血液脳関門」があるので脳内に入ることはできません。脳内でセロトニンの原料となるのは必須アミノ酸の一つ「トリプトファン」です。そして

ラフマ錠剤組の短期/長期投与による5-HT(セロトニン)の変化(ng/g) 


 セロトニン(5-HT)はイミプラミン(三環系抗うつ薬)組とラフマ低、中用量組の8週目に増加の結果が見られた。以上の実験により、ラフマは5-HT及びその代謝物(5-HIAA)に対して、低、中用量のラフマは増加作用を有することが確認された。

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 AGE対策には安全で無理なくできる糖質制限と供に、「睡眠の質」の改善が必要です。康復医学学会が研究している「ラフマ葉エキス」は、上記データのようにセロトニンの分泌を促進させ、睡眠の質の向上に期待できます。
 また、同学会が推奨する甘味調味料商品『甘みストレスフリー』は、主原料がアミノ酸の一種「グリシン」なので、ショ糖(砂糖)の約70%の甘みがあります。しかも気になる糖質はゼロです。グリシンは安全性も確認されていて、食品添加物としても使われています。ダイエットや高血糖などの糖質制限で甘みを摂れない人のストレスも軽減できます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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