2018年1月31日水曜日

花粉症対策

花粉症は"都民病"、2人に1人が罹患

 スギ花粉症の有病率は全国規模で年々上昇傾向にあり、今や"国民病"と称されています。東京都ではその状況が深刻で、もはや"都民病"ともいえる事態になっています。東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科講師の浅香大也氏は12月21日、東京都で開かれたNPO花粉情報協会主催の「スギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー」で、第4回東京都花粉症患者実態調査(2016年度)の結果を報告。東京都民の花粉症推定有病率は48.8%に上り、10年前の第3回調査で算出された28.2%を大幅に上回ったことを示しました。

 東京都による同調査は1983年を皮切りに、1996年、2006年に実施されてきました。
 今回報告された第4回調査では、過去3回と同様にあきるの市、調布市、大田区の都内3市区に居住する3,600人に2016年11~12月、調査票を送付し、2,116人から有効回答を得ました。

 有病判定は、アンケートで「無症状」と回答した人を含めて耳鼻咽喉科医が2017年3月に検診を行い、スギ花粉抗体価がクラス2以上(スギ花粉によるアレルギー反応陽性)で、検診当日に症状が確認された、もしくは抗アレルギー薬を服用していた場合としました。

 その結果、調査対象の3市区における推定有病率は約47~49%となり、東京都全体の有病率は48.8%と推定され、前回調査時の推定有病率から20ポイント以上上昇しました(右図)。

 また、東京都内における年齢区分別の推定有病率は0~14歳が40.3%、60歳以上が37.4%で、前回調査時(それぞれ約27%、約15%)から顕著に上昇したといいます。

 以上のように報告した浅香氏は、「アンケートでは、花粉症に関する情報提供を求める都民の声も数多く寄せられた。耳鼻咽喉科医や花粉症治療薬の製薬メーカーをはじめとした医療関係者は、このような要望により積極的に応えていく必要がある」と訴えています。
(出典:https://medical-tribune.co.jp/)

■免疫系に対する霊芝の影響

霊芝には免疫系に対して調整的な双方向性の働きがあるため、様々な免疫失調症に改善効果があると考えられています。特にリンパ球増殖の調節、免疫因子産生の促進、マクロファージ、NK細胞の活性化、造血芽細胞の促進などによって、生体の免疫バランスが保たれ、疾病の予防、寛解、治癒や生体機能恒常性の維持などに有効な作用を発揮すると期待されています。

 関連する病態変化:
【免疫機能亢進】アトピー、アレルギー症、自己免疫疾患(リウマチ、膠原病、甲状腺機能異常、劇症肝炎、SARS、全身性エリテマトーデス他)、糖尿病など。
【免疫機能低下】細菌やウイルスによる感染症や伝染病にかかりやすくなるほか、傷口治療の慢性化、エイズ、腫瘍の発生など。

花粉症にも有効な霊芝

霊芝が花粉症にも有効だと考えられる理由は、上記のように霊芝にはアレルギー抑制の働きがあるからです。花粉症になると出るしゃみや鼻水などは、目や鼻を通じて体内に入ったスギ、ヒノキなどの花粉に、体内の抗体が反応することによって起こるアレルギー症状の表れです。免疫細胞である血中のリンパ球がこれに反応し、異物であると判断された場合には、「IgE抗体」が発生します。そして花粉が体内に入るたびにリンパ球は、目や鼻の細胞に付着して目や鼻のマスト細胞からヒスタミンを発生させます。そしてこのヒスタミンが鼻水、くしゃみ、涙などの症状を引き起こすのです。

 これまで多くの研究で、霊芝によってこのヒスタミンが抑制されることが確認されています。霊芝エキスに肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用があるために、ヒスタミンが制御されると考えられています。特に霊芝の特異成分であり有効成分であるトリテルペノイド類(ガノデリン酸など)がこれに有効に働くことがわかっています。中国の研究では、ガノデリン酸が、アレルギー反応を緩和し、鼻水や鼻詰まりの不快感を抑制した報告されています。霊芝エキスには、過敏になった免疫反応を正しく整える働きがあります。

康復療法の一つ「花粉症対策クリーム」

【作り方】皮ふ用軟膏(メンソレータム12g又はメンターム15g)×1缶と、『HM真菌』×2カプセルを用意します。HM真菌のカプセルを開けて中の粉末を軟膏の上に乗せます(軟膏の中央にくぼみを作っておくと粉末を入れやすくなります)。爪楊枝などを使って色が一定になるまでよく混ぜてください。

【使用法】外出前に薄く鼻孔内に塗りこみます(ごく薄でOK)。

※本記事担当の私自身、このクリームを使用し始めた数年前から、26年来苦しんできた花粉症の症状(くしゃみ、鼻水)は治まっております。1缶で1シーズンは持たせることができます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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