2020年7月1日水曜日

食中毒対策

暑い季節に欠かせない食中毒対策!

食中毒の主な原因である細菌は、気候が暖かく、湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が活発になります。とりわけ、食肉に付着しやすい「腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)」「カンピロバクター」、食肉のほか卵にも付着する「サルモネラ」等による食中毒の発生件数が目立ちます。
 食中毒症状は主に腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などですが、食中毒とは気づかれず重症になったり、死亡したりする例もあります。

 食中毒は家庭で発生することも珍しくありません。特に肉や魚には、食中毒の原因となる菌やウイルスがいることを前提として考え、その取り扱いに気を付けましょう。
 厚生労働省では、「食中毒菌を『つけない』『増やさない』『やっつける』」を食中毒予防の3原則として掲げています。

 つけない ……洗う・分ける

食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないよう、こまめに手を洗いましょう。包丁やまな板など、肉や魚などを扱った調理器具は使用するごとに洗剤で洗い、できるだけ殺菌するようにします。また、肉や魚の汁が他の食品に付着しないよう、保存や調理時に注意が必要です。

 増やさない ……低温で保存する

細菌の多くは10℃以下で増殖のペースがゆっくりとなり、マイナス15℃以下で増殖が停止します。肉や魚、野菜などの生鮮食品は購入後、すみやかに冷蔵庫に入れてください。また、庫内の温度上昇を防ぐため、冷蔵庫のドアを頻繁に開けることや食品の詰め込み過ぎはやめましょう。

 やっつける ……加熱・殺菌処理

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するので、しっかり加熱して食べましょう。また、肉や魚、卵などを扱った調理器具は洗って熱湯をかけるか台所用殺菌剤を使って殺菌しましょう。

 食品の購入から調理、食べるまでの過程において、常に食中毒のリスクがつきまとうもの。この間に食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」を実践する具体的な方法を、厚生労働省では「買い物」「家庭での保存」「下準備」「調理」「食事」「残った食品」の6つのポイントに分けて推奨しています。

※「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html

(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■貝殻焼成カルシウムで洗浄と除菌を!

ホタテ貝殻から作られた「焼成カルシウム」(酸化カルシウム:CaO)の水溶液は、強アルカリ性を示します。その水溶液に数分間食材を浸けるだけで、一般生菌・カビ菌・食中毒の原因菌などが取除かれます。さらに、抗菌コーティング効果と腐食抑止力で、鮮度が落ちにくく食品の日持ちが向上します。

酸化カルシウム水溶液の有効性

現状、酸化カルシウムの水溶液は、分析センターや大学等の各種試験により、以下の細菌やウイルスに対して有効性が認められています。【大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、カンピロバクター、白癬菌(水虫菌)、レジオネラ菌、緑膿菌、枯草菌、真菌(以上、新潟市県都食品環境分析センター調べ)トリインフルエンザウイルス(AIV)、トリアデノウイルス(AVV)、ノロウイルス(以上、東京農工大学研究室調べ)
※酸化カルシウムは無味無臭で、食品添加物として認証されています。

食材本来の旨み・味がよみがえる!

表面に有害物質が付着したままの食材をそのまま食べていたのでは、本来の味を損ねます。貝殻焼成カルシウムの水溶液に浸けて食材に付着している有害物質を取り去ることで、食品本来のおいしい味が蘇ります。

 焼成カルシウム水溶液の「カンピロバクター」「サルモネラ菌」に対するデータが出ています(右表/日本食品分析センター)

 各希釈液での試験において、カンピロバクターの生菌数が30分後には100以下に、同じくサルモネラに対しても生菌数10以下になったという驚くべきデータの結果が公表されているのです。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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