2012年7月5日木曜日

梅雨時の紫外線対策


紫外線とコラーゲン

沖縄地方以外の日本列島は梅雨本番を迎えています。そして、梅雨が明けると心配なのが紫外線です。

 適度な日光浴ならば、紫外線は人の体内でビタミンDを合成するなどの効果があるといわれています。しかし、過度の紫外線は、皮膚の老化の進行、白内障、免疫機能低下による口唇ヘルペスなどを引き起こす危険性がかなり高いと医師や専門家が指摘しています。また、世界保健機関(WHO)は、紫外線の浴び過ぎが原因で、世界で年間約6万人が死亡しているとする報告書を発表しています。

 紫外線の被害が大きいオーストラリアでは、皮膚ガンの発生率は世界一で、3人に2人は皮膚ガンにかかると言われています。そのため、親が子供に日焼け止めを塗ることが法律で定められているそうです。また、犬や猫などのペットも皮膚ガンになる傾向が上昇しています。羊までもが白内障になり、畜産業界でも問題になっているようです。

 まだそこまでの心配はない日本ですが、日本の年間紫外線量は、4月~8月がピークとなります。また、1日の紫外線量の変化は、朝から少しずつ増え続け、正午前後がピークになります。そして、そこから夕方にかけてはあまり減らないので、1日を通しての対策が必要となります。
 雨や曇りの日が多いこの時期ですが、安心はできません。快晴時に比べて曇りの日で60%、雨の日でも約30%の紫外線が降り注いでいるのです。

 紫外線A波(UVA)は真皮のコラーゲンを直撃、破壊します。肌の土台といえる真皮の大部分はコラーゲンでできています。そして、肌表面の角質を作るおおもとは、真皮の健康状態に大きく左右されています。
 弱った土台からは、弱った肌細胞(=保水力の弱い細胞)しか生まれないうえに、肌の生まれ変わり機能(新陳代謝)も乱れ、古く乾燥した角質が肌表面にいつまでも居座り幾重にも重なっていく「角質肥厚」が起こります。水分不足の角質がはがれず重なって肌にとどまる状態は見た目にもガサガサして透明感もなく、くすんでみえます。
 そのままコラーゲンが壊され続ければ、当然肌のハリも失っていくことになるのです。


■梅雨時の紫外線対策!

 紫外線には3種類の波長の異なるものがあり、それぞれUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)と呼ばれています。このうちUVCはオゾン層で吸収され、地上には届かないので直接肌への影響はありません。

紫外線は雨の日でも30%

UVAは、地表に届く全紫外線の95%を占めています。UVAによる主な肌ダメージは、いわゆるシミ、シワ、たるみです。
 また年間の紫外線量は、4月~8月がピークとなります。梅雨のこの時期、快晴を100とした場合、薄曇:80~90%、曇り:約60%、雨の日でも30%もの紫外線が降り注ぎます。

肌ダメージの3大原因

●ストレス
肌にとってのストレスは、角質の水分不足、日常生活の精神的なストレスによる血流低下。この2つが重なって、肌のターンオーバーが低下して透明感が失われてしまいます。
●紫外線   
過剰なメラニンを作る引き金になるのが紫外線です。真皮層へ達するUVAは活性酸素を生み、シミをさらに濃くします。コラーゲン線維を傷つけ、たるみの原因にもなります。
●メラニン
紫外線・ストレスによる刺激によってメラサイトが目覚め、過剰な色素が合成されます。生成されたメラニンは、やがて表皮に運ばれ、シミくすみとなって表面化します。

【梅雨時の肌対策】

この時期の肌のダメージの原因は、紫外線水分不足、そしてストレスによる血流低下です。これらが解消されると、角質がふっくらし、透明感のある明るい肌色になります。また、メラニンを排出する皮膚の代謝もアップしてキメも整います。
 真皮層の血流促進には、ご存知「霊芝」がお薦めです。また、お肌の乾燥=水分補給には「コラーゲン」が、ストレス対策にはリラックス・ハーブ「ラフマ」が良いでしょう。




いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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