2012年7月19日木曜日

「疲れ」の種類、対策


休養しても疲れが取れないから困っているのに・・・

現代人のほとんどが日常的に疲労を感じているといわれます。でも、疲労と疲労感とは、ちょっと違います。
 たとえば、楽しいことがあって気分が高揚しているときは、いつもと同じ量の仕事や家事をして体に負担がかかっても、まったく疲労を感じないことがあります。逆に気分が沈んでいるときや、いやいや仕事をするときは、ちょっと働いただけですぐに疲労を感じます。
 疲労は、このように精神的な部分が深く関係している場合があります。同じ人でも「この程度働いたら疲労を感じる」という基準が作れないのは、実際の疲労と疲労感にギャップが生じる場合が多いためです。

 疲労に関して医学的にはこんな解釈をしています。医学は人間に関する事柄を身体内のメカニズムに基づいて説明する科学です。人は病気になったとき、さまざまな症状を訴えますが、医師はそれらの症状の特徴からその病気がなんであるかを特定して、それがどのようなメカニズムによって生じるのかを説明します。病気ではありませんが、疲労の場合も同じです。
 医学書には「身体的あるいは精神的作業を連続して行ったときの、倦怠感、不快感、脱力感などの“自覚的疲労”、作業能力の量的または質的低下を“他覚的疲労”、疲労の原因となっている生理機能の変化を“生理的疲労”という。疲労は細胞間の相互関係の異常により生じた機能の低下であって、休養により容易に回復する。疲労が蓄積した状態を“過労”、強い疲労のため動くことが困難である状態を“疲憊(ひはい=疲れ果てて弱ること)”または“極度疲労”という。長期にわたる疲労を“慢性疲労”という」(『医学大辞典』第十九版/南山堂)とあります。

 疲労は肉体的・精神的なストレスから生理機能の変化が生じ、さまざまな自覚症状や作業能力の低下などを引き起すとありますが、現代社会における“疲れ”の中で「休養により容易に回復する疲労」なんかで困っている人はいません。

■「疲れ」を放置していませんか?

仕事や生活に追われている人だけでなく、子供やお年寄りまですべての現代人が、過労ストレスで生じる「疲労感」は、放置すると健康を損ない病気に至る危険信号です。また、「疲労」と「老化」には、共通点が多いことが知られています。「疲れに適切に対処することが健康長寿を全うする」‥‥これが基本です。

疲れの種類:原因・対策


 疲労の種類【活力の低下の一部】と【身体症状】に関連する疲労は、筋肉を使うことによって起こる筋肉疲労や、エネルギー産生低下、血流低下が考えられます。筋肉を動かすエネルギー産生の低下は、必須栄養素の不足血流低下からくる酸素不足がその要因です。また、代謝異常での老廃物・疲労物質の蓄積が問題になってきます。精神的ストレスなどが原因の【気力の低下】と【活力の低下の一部】は、脳内神経伝達物質の分泌異常微小循環の血流低下が原因と考えられます。

【疲労対策】

身体的疲労によるエネルギー不足には、コエンザイムQ10・霊芝・L-カルニチン・α-リポ酸の働きによる理想的なエネルギー産生システム「ミトコンドリアスクエア」の機能が大切です。さらに、霊芝による血流改善の効果に期待がもてます。
 ストレスからくる気力・活力の低下には、リラックスハーブ「ラフマ」の神経伝達物質のバランス調整効果に期待がもてます。

 疲労の種類はそれぞれ単体で起るとは限りません。種類がわかりにくい疲労には、それぞれのキーワードを活用してみて下さい。



いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ


0 件のコメント:

コメントを投稿