実際は164万1,396人、食中毒“カンピロバクター”!
この時期に食中毒の話はピンとこない方も多いと思いますが、厚生労働省の研究班がまとめていたカンピロバクター菌による食中毒患者が、実際には最大で国の統計の715倍もいたと推定されています。
統計では06年のカンピロバクター菌の食中毒患者は2,297人。ところが、研究班の推定では164万1,396人に上っています。統計は、診断した医師の保健所への届け出をまとめたもの。これに対し、研究班は特定の地域の住民に無作為の電話調査を行い、急性下痢症状の発症率や医療機関受診率、検便実施率を解析して推定患者数を算出。具体的には、血便または1日3回以上の下痢か嘔吐があった人を患者とみなしました(慢性胃腸疾患、妊娠、飲酒、投薬による影響は除く)。
報告をまとめた国立医薬品食品衛生研究所は、統計と実態に差がでた理由について、
(1)軽症者に食中毒の自覚がない
(2)医療機関で検便が必須でない
(3)患者1人の場合は原因食品が特定できず、一般的に食中毒として扱われにくい
の3点を挙げています。
また、公表についてはこんな背景もあります。昨年、欧州でO-104による食中毒で、感染源がきゅうりやトマトなどと混乱し、生産者から損害賠償請求されることになりました。日本の食品衛生行政では「疑わしい時点ごとに公表するのは鉄則」とはしているものの、賠償問題が大きくのしかかってくる可能性も無視できません。今後も把握しきれそうにない食中毒情報は個人での予防策しかないようです。
今回の鶏肉の場合、カンピロバクターは、ニワトリの腸管に生息していて、効果的な汚染防止策が難しく、その上、食中毒になる確率が高いとのこと。食品安全委員会が調べた結果、小売店で売られていた生の鶏肉の汚染率は平均66%、レバーなどの内臓は46%でした。
また、野菜については、仕出し弁当の千切りキャベツから大腸菌が検出された例もありました。野菜などの作物の場合、汚染された土壌の他にも、井戸水や河川水からの汚染が心配されています。
何か効果的な予防策はないのでしょうか・・・。
■『安心村(R)』で洗浄と除菌!
カンピロバクター菌は、ニワトリや牛など家畜の腸に普通に生息しています。厚労省や農林水産省のデータによると、国内の農場で飼われている鶏の約3割が保菌していました。食肉処理されて流通する国産鶏肉の3割以上が、カンピロバクター菌に汚染されているとの報告もあります。
カンピロバクターデータ!
日本食品分析センターより、和漢研の『安心村(R)』のカンピロバクターに対するデータが公表されました。
カンピロバクターでは『安心村(R)』各希釈液で、30分後の生菌数が100以下というデータがあります。(右表-1)
*検体1:鶏肉、検体2:野菜。
除菌だけでなく、食材本来の旨み、味がよみがえる!
左図のように食品の表面に付着している農薬、ワックス、防腐剤、着色料などの添加物や環境ホルモンは、免疫の低下、アレルギーなどの原因のひとつになっています(有害物質を年平均3~4kg摂取しているといわれています)。『安心村(R)』は、これら人体に不必要な有害物質を取り除きます。表面に有害物質が付着したままの食材をそのまま食べていたのでは、食べ物本来の味を損ねます。『安心村(R)』で食材に付着している有害物質を取り去ることで、食品本来のおいしい味が蘇ります。ぜひお試しあれ!
『安心村(R)』には、カンピロバクター菌以外にも、サルモネラ菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、白癬菌、レジオネラ菌、枯草菌、真菌類などのデータが揃っています。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ