2018年10月17日水曜日

大腸がん

大腸がん2年ぶり最多

2018イグ・ノーベル賞「医学教育省」
https://www.jiji.com/より
9月13日、ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」で、日本の研究者が「医学教育賞」を受賞した"座ったままで行う大腸内視鏡検査"が話題になりました。

 一方で翌14日、国立がん研究センターは、2014年に全国で新たにがんと診断された患者は過去最多の86万7408人だったと発表しました。前年推計から約5000人増え、部位別では大腸が胃を上回って2年ぶりに最多となりました。日本人に多い胃がんは2年連続で患者数が減り、衛生状態の改善により原因となるピロリ菌の保有者が減った影響と考えられます。
 例年のがん患者数は都道府県ごとのがん登録データから推測していましたが、今回はデータの精度が高まったとして実数を公表しました。
 新規患者数の内訳は、男性50万1527人、女性36万5881人。部位別では、男性は胃、肺、大腸、前立腺、肝臓で全体の68.0%、女性は乳房、大腸、胃、肺、子宮で64.1%を占めました。近年は特に、男性の前立腺や大腸、女性の乳房や大腸の増加が目立ちます。高齢人口の増加で、18年の患者数は101万3600人と予測しています。
 がん統計・総合解析研究部の片野田部長は「細菌やウイルス感染が原因になる胃や肝臓のがんが減少傾向にある一方、大腸がんは増えている。生活習慣の影響が大きいのではないか」と話します。
 一方、人口10万人当たりの患者数(罹患率)は、354.6人(男429.4人、女300.7人)。都道府県別で見ると、最多の富山県と最少の千葉県で約140人の差があります。ただし、データの精度や検診の普及の度合いに左右されるため、罹患率の高い地域の住人ががんになりやすいとは言えないといいます。
 16年の死亡数も公表され、37万2986人(男21万9785人、女15万3201人)で過去最多でした。
 詳しい集計結果は、同センターのサイト「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp)で閲覧できます。
(出典:https://mainichi.jp/ 他)


■大腸がんとは

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。日本人に多いのはS状結腸がんと直腸がんです。
 大腸の粘膜に発生した大腸がんは次第に大腸の壁に深く侵入し、やがて大腸の壁の外まで広がり腹腔内に散らばったり、あるいは大腸の壁の中のリンパ液や血液の流れに乗って、リンパ節や肝臓、肺など別の臓器に転移したりします。

【発生要因】

大腸がんの発生は、生活習慣と関わりがあるとされています。赤肉(牛、豚、羊など)や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の摂取、飲酒、喫煙により大腸がんの発生する危険性が高まります。また、体脂肪の過多、腹部の肥満、高身長といった身体的特徴をもつ人で、大腸がんを発生する危険性が高いといわれています。
 また、家族の病歴との関わりもあるとされています。特に家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の家系では、近親者に大腸がんの発生が多くみられます。

【症状】

早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。症状としては、血便、下血、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
 最も頻度が高い血便、下血は、痔などの良性の病気でもみられるため、放っておいてがんが進行してしまうことがあります。早期発見のために早めに受診することが大切です。
 がんが進行すると、慢性的な出血による貧血や、腸が狭くなること(狭窄)による便秘や下痢、おなかが張るなどの症状が出ることがあります。さらに進行すると腸閉塞となり、便は出なくなり、腹痛、嘔吐などの症状が出ます。大腸がんの転移が、肺や肝臓の腫瘤として先に発見されることもあります。

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「HM-3000(特系霊芝)」の含有成分である水不溶性多糖類をマウスに投与した結果、顕著な抗腫瘍効果が認められたという研究結果も報告されています。また、特異成分・ガノデリン酸類には、抗腫瘍効果抗ヒスタミン作用があるとされています。さらに霊芝には、抗がん剤によるリンパ球抑制作用の緩和など、抗がん剤の毒性に対する内臓への保護作用があることがわかっています。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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