2019年2月20日水曜日

白血病

池江選手の白血病、若年層がんの1位完治へは骨髄移植、強い副作用も

かつて「不治の病」とされた白血病は研究開発が進み、治る可能性の高い病気になりつつあります。「血液のがん」といわれ、固形がんのように手術では切除できず、抗がん剤治療が主となりますが、副作用は大きいようです。

国立がん研究センターなどによると、白血病の患者は年間約1万人ほどで、10万人当たり9.6人(平成24年の推計値)。ただ20代未満の若い世代では、がんの種別で1位(21~23年調査)となっています。

 大半の患者の発症原因は不明です。異常な白血病細胞が無秩序に増殖するため、これを抑えることが治療の主な目的となります。進行が早い急性の場合、入院して抗がん剤を点滴投与します。治療の影響で生殖能力を失うことがあり、精子や卵子の凍結保存など温存治療も検討する必要があります。

 完治へ向けて「造血幹細胞移植」があります。骨髄の中の同細胞を入れ替えるため、抗がん剤治療より強い副作用があり、嘔吐や脱毛など体への負担は小さくありません。日本骨髄バンクによると、移植を求める患者は2930人で昨年末現在、ドナー(提供者)登録数は約49万人。ドナー数は十分のように見えますが、同バンクの広報担当者は「適合しない場合や、登録者が途中で辞退する人もおり、待っている患者はいる」と説明します。

 以下は、白血病に詳しい北海道大病院血液内科の豊嶋崇徳教授の話です。
「急性白血病は若年層に多いがんの代表だ。非常に進行が早いことで知られるが、約7~8割の患者は抗がん剤治療で白血病細胞が消える『完全寛解』の状態となる。その後も抗がん剤治療を半年から2年程度継続することで、約3~4割は根治が可能だ。また、抗がん剤治療のほかにも、骨髄移植の選択肢もある上、新たな治療法の開発も進んでいる。期待が大きい選手ではあるが、まずは治療に専念すべきで、競技継続は難しいものがあると言わざるを得ない。国民は完治することを祈りながら、治療に専念できる環境を整えることが重要だ」
(出典:https://www.iza.ne.jp/)

■霊芝のP388白血球細胞への抑制作用

白血病の治療は、化学療法を第一の選択肢として行われていますが、多くの抗がん剤は骨髄抑制の副作用があるため、治療失敗の原因となります。今のところ抗がん剤による骨髄抑制の治療は、造血コロニー刺激因子がよく使用されています。しかし、造血コロニー刺激因子は、非常に高価なもので、白血病細胞に対して抑制作用を有しません。一部の研究者の間では、造血コロニー刺激因子は白血病細胞を刺激するではないか、という声もあるため、短期間の投与が勧められています。各国の研究者は、腫瘍細胞の増殖を抑制、造血機能を促進という機能をもつ薬物の研究開発に全力を注いでいます。

 当学会の主要研究テーマである生薬の霊芝は、微小循環の改善をはじめ多彩な作用を持っています。以下は、当学会の森昌夫理事長が顧問教授をしている中国・復旦大学の放射医学研究所と日本・和漢生薬研究所が協力し、霊芝の作用を免疫機能促進の立場のみならず造血機能に関しても分析し、霊芝の白血病細胞及び造血細胞への影響を試みた研究結果です。
方 法  和漢生薬研究所の提供による「HM-3000(特系霊芝)」エキスを用いて、TNF-αの活性及びP388白血病細胞増殖への抑制作用を測定し、P388細胞のアポトーシスへの促進作用を分析。
結 論  HM-3000(特系霊芝)はP388白血病細胞の増殖を抑制し、アポトーシスを促進する作用があることがわかりました。さらに、造血促進作用によって、白血病の治療に良好な補助効果が期待されています。


 上述の研究結果から、「HM-3000(特系霊芝)」は適度の投与量で、白血病細胞生長の抑制白血病細胞アポトーシスの促進免疫の増強造血機能の向上など総合効果があり、さまざまな腫瘍治療の補助薬として利用価値があると考えています。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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