2020年6月18日木曜日

肝臓疾患と霊芝

アルコールと肝臓

適量のお酒は、昔から百薬の長と言われ、善玉コレステロールを増やしたり、ストレス解消や人間関係の潤滑油、疲れを癒すなど良い効果があります。しかし飲み過ぎは体に悪影響を及ぼします。適量を心がけて、アルコールと上手にお付き合いしていきましょう。

 お酒を飲むと、体内に入ったアルコールは約20%が胃、残りの80%が小腸で吸収され、血液によって全身に運ばれる途中に、肝臓で分解されます。アルコールを分解する酵素が多ければ、お酒に強いということです。この分解酵素は生まれつきの個人差があり、たくさん飲んで鍛えればお酒に強くなれるわけではありません。

アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位は、純アルコール量にして20g。体重60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールを分解するには3~4時間かかります。これには個人差があり、お酒に弱い体質の人はもっと長い時間がかかります。また、女性は男性に比べて体・肝臓の大きさが小さいため、適量も男性より少なめということになります。

●肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気の自覚症状があらわれにくいため、常習的に飲酒をしている人は、体に異常を感じなくても定期的に検査を受けましょう。
●空腹時にお酒を飲むと、アルコールが胃を素通りして小腸に流れ込むので、急速に吸収され、悪酔いの原因になります。食事やおつまみを食べながら飲むようにしましょう。
●油料理・塩分の多いおつまみは避け、たんぱく質や低カロリーの野菜などに変えましょう。
●できれば週に2日は休肝日をつくり、肝臓をいたわってあげましょう。

(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■肝臓病と霊芝

肝炎などの障害が生じると肝細胞が破壊され、血液中にGOT、GPTが流れ出します。これらの数値が高いということは肝臓の細胞が多く壊れていることを意味し、高値は急性肝炎・慢性肝炎などが疑われます。GOT、GPTは同程度の数値になることが多いのですが、GPTの方が高い場合は肝炎の急性期やアルコール性肝障害の疑いが高くなります。

 肝細胞が傷つくと細胞内のGOT、GPTが漏れ出して、血管内へ流れ流れます。GOT、GPT、特にGPTは他の臓器にあまり含まれていないため、その血液中の数値の高さは肝障害を反映することになります。また、細胞膜の障害程度も反映します。

霊芝の肝臓への保護作用

肝機能の低下は、ストレスに対抗する体の力(ストレス耐性)を低下させます。肝機能の低下は、メタボ、飲酒などの生活習慣なども原因のひとつです。霊芝は、肝臓を保護肝機能低下の予防に期待が持てます。

 健康な肝臓には、3%を少し超える程度の脂肪(中性脂肪・コレステロール・リン脂質など)が含まれています。しかし、10%を超えると細胞の中に脂肪滴という泡状のものが現れるようになります。この脂肪滴が、肝細胞の小さな集合体である肝小葉の中の肝細胞の3分の1以上に現れるようになった状態を脂肪肝といい、以下の6つに分類されます。

  (1)過栄養性脂肪肝 
  (2)栄養欠乏性脂肪肝 
  (3)アルコール性脂肪肝
  (4)薬物性・中毒性脂肪肝 
  (5)非アルコール性脂肪肝炎(NASH) 
  (6)急性妊娠脂肪肝

 アルコールの摂取だけではなく、脂や糖分の多いバランスを欠いた食生活などで内臓脂肪の増加する非アルコール性脂肪肝や急なダイエットを行った若い女性などが、体内のたんぱく質が不足して、脂肪が排出しにくくなり肝臓にたまることによって発症するケースも最近ではあるそうです。霊芝には、肝臓代謝性障害(脂肪肝・アルコール性肝炎を含む)に顕著な保護作用があるというエビデンスがあります。

霊芝の薬物副作用による肝障害の改善効果

ほとんどの薬剤は肝臓において酵素によって分解、解毒され、腎臓にて排出されます。薬を長期間服用している場合、肝臓の負担は重くなり、肝細胞の仕事限度を超えると肝細胞にダメージを与える事になり、肝臓障害を引き起こします(例:高血圧薬、高脂血症薬、心臓病薬、血流改善薬、鎮痛剤、睡眠導入剤など)。
HM-3000特系霊芝)は
 異なる4系統の霊芝エキスを厳選・
 ブレンドして使用しています。
短期間でも薬剤の毒性が強ければ、肝臓障害をもたらす薬もあります(例:抗がん剤、免疫抑制剤、ホルモン剤、精神神経系薬など)。

 また、一般的な薬でも肝臓に負担をかけています。そして、薬剤により発生する活性酸素やフリーラジカルは、新たな病気の原因を作り出し、また老化・美肌などに影響を与えます。

 霊芝は、生体内で最も重要な抗酸化酵素であるSODスーパーオキシドディスムターゼおよびGSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の活性を促進する働きがあるとして期待されています。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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