2023年11月15日水曜日

酵素

 どんな食事も消化酵素しだい?

 私たちにとって大事な三大栄養素は、口から胃や小腸に至るまで、それぞれの場所で異なる消化活動によって分解・消化されていきます。数多い消化酵素のうち、代表的な三大栄養素の消化役は、炭水化物のアミラーゼ、たんぱく質のプロテアーゼ、脂質のリパーゼです。これら3つはそれぞれ総称で、体内で働く消化酵素群は、このほかにもたくさんあります。

 私たちは食物を口にすると、唾液によって分泌されるアミラーゼの一種プチアリン(唾液アミラーゼ)という消化酵素を用いて、その食物に含まれている炭水化物を消化することから作業を始めます。この酵素は、よく噛むことで多く分泌されます。ゆっくり食べる、よく噛むことの重要性がこのことでよくわかります。

 食道を通過できるほどのサイズまで砕かれた食物は胃に到達し、胃酸とペプシンという酵素でたんぱく質を消化していきます。ここで食物は「キーマ」と呼ばれる混合された状態まで分解され、小腸に向かいます。

 小腸では、膵臓から分泌されるたんぱく質分解酵素のトリプシンやキモトリプシン、炭水化物分解酵素のアミラーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼなどの消化酵素により、ほとんどの栄養素は分子レベルまで分解・変換され、小腸の微細な穴(栄養吸収細胞)から体内に吸収されていきます。

 概ね消化された食物は、その後大腸へ移動し、ここで水分や電解質の吸収が行われ、排泄されることになります。これが消化の流れです。

 要は、どれほど栄養価の高い食物を食べても、糖質は単糖類に、たんぱく質はジペプチドやアミノ酸に、脂質はグリセリンと脂肪酸に分解されなければ、体内に吸収もされず、栄養にはなりません。消化酵素の働きがあってはじめて、適正な栄養素を獲得できるのです。

 小腸に分泌される膵液のトリプシンなどは、1時間で300gのたんぱく質を消化、膵液や腸液からのリパーゼは、1時間で175gグラムの脂質を消化、膵アミラーゼや腸液のスクラーゼやマルターゼは1日に300gの炭水化物を消化します。

 栄養補給には三大栄養素を中心に、体内で合成されない9種類のアミノ酸、13種類のビタミン、19種類のミネラルが必要とされています。

 毎日の食生活でこれらの栄養素を取り入れていくことが大事なのです。

(出典:https://gooday.nikkei.co.jp/)


■微小循環と、酵素を摂る食事

 心血管系を循環する液体(血液)は、生命の維持に極めて重要です。血液の主な役割は、以下の3つ。 酸素や栄養素の「運搬」(戻るときは二酸化炭素や老廃物を持ち帰る) pH、ホルモン、体温などを一定にする「緩衝」 病原体や異物などから体を守る「防御」

 そして、これらの大事な役目を担っているのが、血管の93~98%を占めると言われている「毛細血管とその血流」(=微小循環)です。

 ところが、血漿内が高たんぱく状態になったり、酸化油脂などの悪い油や糖化たんぱくが増えると、赤血球の間にそれらの物質が入り込み、糊の役目をしてコインのようにつなげてしまいます(ルロー=連銭形成)。赤血球は2個つながっただけでも極細血管には入れません。微小循環が悪化し、全身に酸素も栄養素も回らなければ、組織は飢餓状態になります。この微小循環不良が、病気を引き起こす最終段階です。特に目、腎臓、脳、子宮、卵巣など血液循環が必要な臓器は、より大きなダメージを受けます。卵巣嚢腫や子宮筋腫、腎臓病、眼疾患、下肢静脈瘤、脳梗塞などは、この微小循環不良から起こるのです。痔や手足の冷え性などもそうです。その他、「あらゆる病気がこの微小循環不良から起こる」といっても過言ではありません。全身の37兆2000億個すべての細胞に、リアルタイムでほとんど休むことなく影響を与え続けているのが微小循環なのです。

 がんもその一つです。組織が飢餓状態や酸素不足になると出現するのが活性酸素。その活性酸素が細胞核の中のDNAを傷つけたり破壊したりして突然変異を起こします。そして、細胞のがん化へと発展するのです。ノーベル生理学・医学賞の受賞者、ワールブルグ博士(ドイツ)も「がんは、まず酸素のない所に生じる」と、指摘しています。

 赤血球のルローをほどく力は、「酵素」にしかありません。この仕事をするのは主に代謝酵素ですが、食物酵素も体内で吸収され、血中でルローをほどくことがわかっています。

 微小循環を改善する一つの方策として、"酵素の入った食事を摂ること"があげられます。酵素の入った食事とは「生の物」「発酵物」です。

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 血液(ヘモグロビン)によって全身の隅々に酸素を効率的に届けるには、消化酵素の力を借りてルローをほどき粘性を減らすと同時に、運搬した酸素を必要なところで切り離すことが重要です。そのカッタ―の役割をするのが酸素親和性を調節する物質「2,3-DPG」です。この2,3-DPGには糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成阻害作用もあります。

「HM-3000(特系霊芝)」には、2,3-DPGの産生及び増加作用があります。また、毛細血管の血流改善に有効な「一酸化窒素(NO)」や、強い抗酸化作用で活性酸素除去機能を持つ酵素「GSH-Px(グルタチオンベルオキシダーゼ)」の産生を促すこともわかっています。だからこそ、微小循環の改善に寄与するHM-3000(特系霊芝)をお勧めしているのです。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

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