世界の8億人以上が糖尿病
明後日11月14日は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」。世界で糖尿病の成人の数は、2022年に8億2,800万人になり、1990年の1億9,800万に比べて4倍以上に増えています(医学誌「ランセット」より)。これには、世界的な人口増加と高齢化も影響しています。糖尿病の有病率は、1990~2022年の30年間に、男性は6.8%⇒14.3%に、女性は6.9%⇒13.9%にそれぞれ大幅に増加しています。
糖尿病の成人が多い国トップ5は、インド(2億1,200万人)、中国(1億4,800万人)、アメリカ(4,200万人)、パキスタン(3,600万人)、インドネシア(2,500万人)、ブラジル(2,200万人)です。※日本は11位(1,100万人)
30年間の糖尿病有病率の変化は、国によって大きく異なりますが、低・中所得国で増加の傾向が顕著です。そして、高所得先進国の中で有病率が最も高いのはアメリカです(男性 13.6%、女性 11.4%)。
糖尿病は、空腹時血糖値が126mg/dL以上、1~2ヵ月の血糖値の平均が反映されるHbA1cが6.5%以上、あるいは糖尿病治療薬を使用していること、と定義されています。
「糖尿病は身体に障害を及ぼし、治療しないでいると、命を落とす可能性もある。健康的な食事と運動などの生活スタイルにより、糖尿病を予防・改善することは、健康状態をより良く保つために、世界中で必要不可欠になっている」(インド・マドラス糖尿病研究財団の専門家)。
「2型糖尿病の有病率の上昇に、国によって大きな差がある要因は、肥満と不健康な食生活だ。30年の間に肥満が蔓延し増えた地域では、糖尿病の有病率が既に高かったか、さらに上昇化した。一方、太平洋諸国や西ヨーロッパなどの高所得国では、肥満率と糖尿病率は上昇していない国も多く、上昇しても比較的わずかなものだ」としています。
特に世界の低所得地域では、不健康な食品の制限や、健康的な食品を手頃な価格で入手できる仕組み、健康的な食事のための助成や無料の学校給食などを提供する措置、ウォーキングなどの運動を推奨する必要があるため、公共の公園やフィットネスセンターを整備するなど、より積極的な政策が求められています。
糖尿病の治療・管理の世界的な不平等も拡大しています。有病率が急激に増加している低・中所得国の多くは、糖尿病の治療率は低水準で、2022年には世界の30歳以上の糖尿病有病者のうち、59%にあたる4億5,000万人が十分な治療を受けられていません。
「糖尿病をめぐる世界的な不平等が拡大し、糖尿病成人の数が急増している低・中所得国の治療率は停滞している。低所得国では若者が糖尿病を発症しており、適切な治療を受けないと、心臓病、腎臓病、視力喪失、足切断などの深刻な合併症を発症し、場合によっては早死のリスクがある」(英・インペリアル カレッジ ロンドンの研究者)。
(出典:https://dm-net.co.jp/)
■糖尿病と霊芝
現在使用されている薬で糖尿病は治る?
糖尿病の専門医は、「糖尿病は治りません。このクスリを一生飲み続けることですね」と言って血糖降下剤を患者に与えます。現在「糖尿病」は血糖値をはじめとする数値で判断され、病院でも数値を下げることが第一目標とされてしまっています。
現代でいう糖尿病の治療薬にその価値はほとんどないといっても過言ではありません。血糖降下剤の一つ「スルホニル尿素剤(SU剤)」は、アメリカの臨床試験で、使用により心筋梗塞死のリスクが増すという結果が出ています。また「α-グルコシダーゼ阻害薬」も、合併症や寿命延長効果を認めた試験結果はありません。さらに「グリタゾン系薬剤」に関しても、心筋梗塞や心不全、骨粗しょう症、膀胱がんなどの増加が確認されています。つまり、すべてが数値を下げるための対症療法であり、遺伝性のいわゆる1型糖尿病におけるインスリン治療以外は、まったく無駄だといえるのが現実なのです。
糖尿病と微小循環
高血糖状態が続くと血流や血管(特に微小循環)への負荷が高まります。血管内皮細胞は、微小循環をはじめとする血管を円滑に維持していますが、糖化タンパク質が増えると、その影響で血管内皮細胞が阻害され、NO(一酸化窒素)の産生が低下し、血管が収縮し炎症を起こしやすく、血栓が形成されやすい血管になってしまいます。
糖尿病の合併症には網膜症・腎症・心筋梗塞や、脳卒中を起こす動脈硬化などがあります。境界型糖尿病でも10年以内の動脈硬化の発症リスクが正常型の2倍になることが分かっています。糖尿病治療の本来の目的は、"合併症への対処"です。それには、やはり末端の微小循環の血流の改善が基本となります。
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「HM-3000(特系霊芝)」による作用
ヘモグロビンは酸素と結びついて細胞に酸素を届けますが、糖化したヘモグロビン(HbA1c)は酸素を寄せ付けなくなり、細胞に酸素が行き届かない状態になってしまいます。「HM-3000(特系霊芝)」は、酸素の供給量を高める作用のある物質「2,3-DPG(グリセリン2,3-リン酸)」の産生促進に影響を与えます。また、2,3-DPGは、酸素を効率よく細胞に供給するだけではなく、HbA1c生成阻害作用も確認されています。
「糖尿病」というとインスリンを分泌する膵臓をまず思い浮べますが、血糖値を精密にコントロールしているのは実は"肝臓"です。そして、霊芝には、肝臓での糖新生を抑制するとともに解糖系およびグリコーゲン合成を活性化させ、さらに肝臓への糖の輸送能を亢進して血糖上昇を抑制する作用もあると言われています。
HM-3000(特系霊芝)を活用しながら、体重を減らして、ヘルシーな食事、エクササイズに励めば、肝臓にも血糖コントロールにもいいということなのです。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン
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