2011年7月21日木曜日

熱中症とチアノーゼ

「夏に代謝があがる」はまちがい?

いやぁ~暑いですねぇ。今年の夏は猛暑が続き、それに加え節電への協力でクーラーの温度を高く設定している等のため、熱中症には特に気をつけていかなければなりません。7月12日の時点で、すでに熱中症による救急車での搬送は去年の3倍にも増えています。これだけ暑いと仕事終わりのビールも最高に美味しいですよね! 汗もかき過ぎるくらいかいてるし代謝も上がっているから大丈夫!!‥‥なんて思っていませんか!? 実は、夏は一年の中で基礎代謝が一番落ちる時期なのです。人間は恒温動物であり、常に体温を一定に保とうとします。冬は外気温が低いので、体温保持のために体内における熱の生産・発散が活発になり、基礎代謝は高くなります。逆に、夏は外気温が高く、体温を保つための熱の生産・発散の必要性がないので、基礎代謝は低くなるのです。夏は冬にくらべ、なんと10%もダウンするといわれます。しかも、暑さのせいで大量の汗をかきます。その汗の中には、ビタミンやミネラル、カルシウム、マグネシウムなどが含まれていて、身体に必要な「栄養素」を失っていくのです。これにより、『夏バテ』を引きおこします。そして、食欲がなくなりあっさりした(栄養価が低い)そばや、そうめん、冷たい飲み物(身体を冷やす)などを好んで摂るようになり、体力が回復する事もなく、慢性的な疲労に陥っていくのです。これが夏の「負のスパイラル」といわれています。健康な状態で猛暑の夏を乗り切るには、しっかりとした水分補給と栄養価の高い食事を摂ることが必要ですが、もうひとつ大切なのが体温調節には欠かせない、自律神経です。自律神経は炎天下でもクーラーの効いた部屋でも注意しないと異常をきたします。自律神経の乱れから体温調節の低下→血液循環の異常により熱中症特有の症状があらわれます。夏の身体、健康管理は大変です。皆さんもぜひ気をつけて下さいね!!


■熱中症は、発汗・循環機能等、
        身体の恒常性維持作用の異常


熱中症は、年齢を問わず起こりうる症状です。発汗や循環機能等、身体の恒常性維持作用に異常をきたし、体温調節に支障をきたす様々な身体の不調を総称した「症状」です。体温調節機能が作用しなくなると、発汗による蒸発や皮膚からの熱放出を通じた体温調整力が崩れ、本来ならば暑いときも寒いときも一定に維持される体温が上昇し、体の中に熱がこもってしまいます。

熱中症→循環機能異常→チアノーゼ
チアノーゼは、皮膚や粘膜が青紫色である状態で、一般に、血液中の酸素濃度が低下した際に、爪床や口唇周囲に表れやすいのが特徴です。呼吸器疾患があると、還元ヘモグロビン(酸素が付いていない)がうまく酸化(酸素が付いている)されなくなるのと同様に、循環機能に異常がある場合、末梢毛細血管における血流の低下により一部あるいは全身にチアノーゼとして現れます。

チアノーゼ~血栓症、
  対策は血流の循環機能の正常化と酸素の供給量UP

夏のこの時期、血液循環機能の異常からチアノーゼが現れ、血栓症を発症すると脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなりかねません。炎天下でもエアコン環境の中でも体温調節異常→循環機能異常が起りうることは、十分考えられます。実際、家の中でも就寝中でも起きています。実は、血栓症は冬より夏のほうが多いので注意が必要です。
また、この時期は人間だけでなく、ペットの犬のチアノーゼ症状が多くなっています。

霊芝の血液循環への影響に関するデータ
霊芝は、下記のデータがあり、血液循環に関して良い影響があるといわれています。
*霊芝のラット赤血球膜の流動性及びGhosts Reseal Ability形成への影響
*霊芝ヒト赤血球変形能への影響  
*霊芝の血栓形成への抑制作用*霊芝の赤血球凝集性への影響  
*霊芝の赤血球の2.3-DPG産生への促進作用
*霊芝の患者爪上皮微小循環への影響  etc


★ペットには和漢研の霊芝商品『犬・猫・小動物用HM真菌』をおすすめします。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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