2019年12月18日水曜日

冷えのぼせ

冷えているのに汗をかく!?

下半身や手足の先が冷えているのに顔や頭はのぼせたように熱くなるのが"冷えのぼせ"です。冷え症の重い症状とされ、女性に目立ちます。
"冷えのぼせ"は冷え症の一つで、より重度な状態をいいます。典型的な症状は、①上半身は冷えを感じないが、手足は冷たい ②気温・運動など暑くなる条件の直後に、胸より上がカーッと熱くなり大量の汗が出る ③手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかく…等。
 汗は自覚できても、①は自覚のない人が多く、20~30代女性の中には"プレ更年期"の症状と勘違いしている人もいます。

 冷えは、冬はもちろん、夏の温度差の大きい環境で体を冷やすことでも起こります。体が冷えると、生理痛など「血行不良型の冷え」が起こります。さらに血行不良が続くと、静脈やリンパ管のうっ滞が起こり、体の末端がむくんできます。これが「水分代謝異常型の冷え」です。一方、体は本能的に、手足の体温を下げてでも頭部の温度を維持しようとします。このため、血行不良型・水分代謝異常型の冷えが続くと頭部が熱くなって、末端との温度差が大きくなり、その結果、冷えとのぼせが混在した"冷えのぼせ"になるのです。こうなると体温を一定に保つために交感神経と副交感神経は通常より頻繁に働かなければならず、その結果、自律神経自体がバランスをくずしていきます。
"冷えのぼせ"はいわば「自律神経失調型の冷え」と言えましょう。

"冷えのぼせ"の症状が続くと、血行不良型の生理痛が悪化し、ニキビ・吹き出物など、その他の症状も現れます。水分代謝異常型のむくみやめまい、頭痛も引き起こします。自律神経のバランスの乱れが、イライラ、不眠、汗や顔のほてりといったように様々症状を引き起こし、負のスパイラルを招くのです。

 軽い冷え症の人に比べ"冷えのぼせ"の人のほうが自律神経の乱れが大きく、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできなくなり、不安・緊張などの気分の悩みや、睡眠の低下につながっていきます。

 冷えと睡眠は密接に関係していますが、自覚していない人が大半です。どちらか一方だけに対処しても不十分で、適切に体を温めることとリラックスすることの両方が必要です。
 しかし、"冷えのぼせ"の人は寝ている間も緊張しており、それによって汗をかき、蒸れて暑くなってしまうので、靴下を履いて寝ても途中で脱いでしまったり、入浴時も体の芯が温まる前にのぼせてしまい長時間湯船に浸かることができないなど、重度な人ほどうまく体を温められず、自ら体を冷やすライフスタイルを送ってしまいがちです。

(出典:https://style.nikkei.com/)

■"冷えのぼせ"対策のポイント

(1)一時ケアと日常ケア

"冷えのぼせ"は体のなかで冷えている箇所とほてりを感じる箇所が混在しているため、ほてりを冷やす「一時ケア」と、冷えを改善するための「日常ケア」を区別することが大切です。右図の★印部分はほてりを感じやすいため、ここを一時的に冷やして熱を逃がします。日常ケアとして"冷えのぼせ"の人は、◎印部分を集中的に温めましょう

(2)首のうしろを温める

首は皮膚のすぐ下を頸動脈が通り、頭を支える大きな筋肉があるため、効率的に血液を温め、温まった血液を全身に巡らせることができます。首の後ろを温めることで副交感神経優位に切り替わり、自律神経のバランスも整います。
交感神経の緊張をやわらげ、眠りにつくために、寝る前に首を温めながら腹式呼吸をして頭を空っぽにするのも効果的です。

(3)"冷えのぼせ"の人がやってはいけないこと

一見、体を温めるのでよさそうに思われることでも、以下の場合は"冷えのぼせ"には適さないこともあるので注意が必要です。

● 長時間の入浴 : 体の芯が温まるまえにのぼせてしまう。無理して続けるとあがった後にめまいを起こすこともあるので危険
● 首から肩全体を冷やす : 自律神経の乱れや全身の冷えを招く。熱帯夜など特別な場合を除いて首回りは冷やさないように
● 首のつまった洋服 : のぼせたときの汗が逃がせず、逆に体を冷やしてしまう

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 神経伝達物質のセロトニンには、細動脈の拡張・自律神経のバランスを整える働きがあることが確認されています。康復医学学会の研究素材「ラフマ」には、セロトニン産生を促進し、セロトニン神経通過性が安定するデータがあります。
 また、ストレスの影響で毛細血管の入口が収縮することにより、微小循環血流は低下してしまいます。毛細血管の入口拡張には、一酸化窒素(NO)が大きく関わっています。当学会が長年研究を続けている「特系霊芝(HM-3000)」には、体内でのNO合成酵素を活性させ、血中NOの産生を促すデータがあります。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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