2019年12月25日水曜日

コラーゲン・ヒアルロン酸

お肌の乾燥が気になる季節

 冬本番が近付き、そろそろお肌の乾燥が気になる頃です。気付くと肌が白い粉を吹いたようになったり、しつこい痒みで傷だらけのお肌になっていることも・・・。 
 今回は、冬場の乾燥とかゆみ対策についてお伝えします。
冬に肌が乾燥する主な原因は、
①新陳代謝が低下して、古い角質が残ってしまう 
②運動量が減って、皮脂や汗の分泌量が減る 
③暖房器具 
‥‥の3つ。

 乾燥したお肌は、見た目だけでなく、皮膚表面の角質層と言われる部分に、小さなひび割れができています。角質層は、外界からの刺激や異物の侵入から身体を守る大事な機能を果たしているので、ひび割れてしまった角質層では、バリアとしての役割を十分に果たすことが難しくなります。そうなるとアレルゲンなど外敵がどんどん体の中に入ってきたり、刺激に敏感になってしまい、痒みを感じてしまうのです。

乾燥予防は体の中と外から!

(1)水分補給をまめに行いましょう 
★注意:アルコールや甘い飲み物などは、逆に水分の蒸発を促進してしまいます。ひと肌程度のお水をまめにとることや、アルコールを飲んだ後は、必ずお水を補給することを忘れないようにしましょう。
(2)ぬるめのお風呂に入りましょう長時間の入浴も控えましょう 
★注意:ナイロンたわしなどでごしごし擦らず、皮膚への刺激が少ない繊維で優しく洗いましょう。石鹸類が肌に残らないようにしっかり洗い流すことも忘れずに・・・
(3)下着類は、ウールやナイロン製を控え、木綿などにしましょう
(4)寒さ対策を工夫しましょう
防寒着などを活用し、暖房温度を低めに設定したり、長時間使用を控えるようにしましょう。電気毛布は乾燥を促進してしまいます。寝る時も、着る肌着などで調節しましょう。
★注意:暖房器具使用時は、加湿器も併用し乾燥をなるべく防ぐようにしましょう。加湿器の代わりに室内に湿ったタオルを掛けておくのも可。
(5)お風呂上がりに保湿しましょう
ワセリンや鉱物油、グリセリンを含んだ保湿用の軟膏やクリーム、無香料無着色の化粧水などを使用することで皮膚の水分が保たれます。
(6)角質層の主成分「セラミド」を多く含む食品を摂りましょう
「セラミドを多く含む食品」⇒ 大豆、生芋こんにゃく、米(胚芽部分を含んでいるもの)、小麦、ヨーグルト、ほうれん草など。また、ビタミンやミネラル類が不足しないよう注意しましょう。

 乾燥や痒みがひどい場合は、皮膚科受診をお勧めします。
(出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■コラーゲンとヒアルロン酸

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から構成されています。美しい肌を目指して日々お手入れしているのは表皮です。

肌のハリと潤いに重要なコラーゲン

そして、表皮の内側、真皮層の70%を占めているのがコラーゲンです。健康的で美しいハリと潤いのある理想的な肌はコラーゲンが生み出しているのです。逆にいえば、コラーゲンが不足するとお肌はカサカサに乾燥し、ハリと潤いのない状態になってしまうのです。
 人の体に欠かせないコラーゲンですが、体内のコラーゲンの量は加齢とともに減少していきます。コラーゲンは体内で合成されており、新陳代謝によって日々消費されています。しかし齢を重ねるにつれ、コラーゲンの生成量は消費量に追いつかなくなってしまいます。
 コラーゲンが体内で生成される量は20代がピークといわれています。その後は減少し始め、40代になると20代のピーク時の約半分にまで減ってしまいます。このことからも、加齢による肌の乾燥、シワやたるみなどの老化は、このコラーゲンの減少が原因ということが分かります。そのほか、紫外線や喫煙、ストレスなども減少の原因となります。

真皮に存在し美肌をつくるヒアルロン酸

コラーゲンと同じ真皮層には、ヒアルロン酸、エラスチン、プロテオグリカンが存在しています。ヒアルロン酸とプロテオグリカンは皮膚の中で水分を保持する働きを持っているのが特徴です。コラーゲンは長い時間をかけて代謝しますが、ヒアルロン酸は代謝がとても早いものです。エラスチンは、皮膚に弾力を与える成分です。
 これら真皮層にあるヒアルロン酸、プロテオグリカン、エラスチンは、コラーゲンと深く関わり相互作用しています。どれが欠けても皮膚の状態が悪化するといわれています。

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コラーゲン、ヒアルロン酸の分子は通常50万~80万というとても大きいものなので、肌に直接すりこんだとしても、肌の内側まで浸透することはないとされています。
 2017年、康復医学学会が原料メーカーと共に開発した美容サプリメントには、特許技術の新製法により、低分子化されたコラーゲンとヒアルロン酸が成分丸ごと配合されています。
 さらに、体内でのコラーゲンとヒアルロン酸の働きに欠かせないビタミン類〔C、E、B6、B2、B1、ビオチン(B7)〕もバランスよく配合しました。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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