2011年6月20日月曜日

発見!長寿遺伝子②

抗加齢から加齢制御へ

「見た目の老化が気になる‥‥」。そのきっかけについてアンケートを取ると、「起きた時に顔についた枕の跡や、昼寝後のクッションの縫い目の跡が顔にいつまでも残る」、「電車の窓に映った自分の顔を見たときに、しわが大変目立ちショックだった」など、日常におけるふとした瞬間を挙げるコメントや、「目の下にクマができていると家族に指摘された」、「夫が私の顔を見て、『老けたな』と言った」など、他人から指摘されて老化を意識したというコメントが多いそうです。その時は、いっそう老け込んだ気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、いくつかの老化のサインを見つけたからといって、それだけで悲観しなくてもよいのです。老化は全身でいっせいに進むわけではありません。脳、血管、骨、筋肉などの部位や機能によって、老化の進み方にバラつきがあることがわかっています。たとえば、さまざまな生理機能の中でも、肺活量は早くから衰えがちな機能のひとつで、30~45歳までの間に20%も落ちてしまいますが、腎臓の血流量等のように、65歳前後から急激に低下するものもあります。また、神経機能や基礎代謝率などの低下は、一生を通じて緩やかです。
そして、老化には男女差もあります。動脈硬化原因となる血管の老化は、男性の方が女性より早い傾向があり、女性は血管よりも骨の老化に注意が必要です。こうしたこと知らずに、男性が骨のことを気にして乳製品を多めに摂ったためにコレステロール値が上がって動脈硬化が進んでしまったとか、女性は肥満やコレステロールを気にしすぎて乳製品をやめたら骨がもろくなってきたなどの症状が実際にあるのです。
前回紹介した「テロメア説」や、連載している「サーチュイン遺伝子」など、老化に関しては細胞レベルの研究が進んでいます。「抗加齢」ではなく現代は「加齢制御医学」というコンセプトが出てきています。見た目だけ若返らせるのではなく、“内側から老化のプロセスに働きかけて加齢をコントロール”していこうという考え方です。そして、長寿遺伝子「サーチュイン遺伝子」は、すべての人に存在しています。そう、すべての人に期待が持てるのです。


発見!長寿遺伝子②
NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる」より

カロリー制限をすることにより軽い「飢餓状態」を作ると「長寿遺伝子」ONになることがわかりました。そして、カロリー制限と同じような作用のサプリの成分としてポリフェロールの一種「レスベラトロール」が紹介され、「ミトコンドリア」も増えるというデータが番組で紹介されていました。

名称未設定

●ポリフェノールの一種レスベラトロールはこれらの色素に多く含まれています!
○黒 米       ○赤ブドウの皮
○赤ブドウの葉   ○赤ワイン
○霊 芝       ○ピーナッツの薄皮etc

レスベラトロールはポリフェノールの一種で、植物が紫外線、病害などの外部ストレスにさらされた際
に自身を守るために出す生体防御物質で、上記のように多くのもの色素に含まれています。現在まで多くの学術論文が発表され寿命や抗酸化、健康、美容に期待されています。



いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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