2013年7月13日土曜日

霊芝は酸素!⑫

猛暑と貧血

連日、記録的な猛暑が続き、熱中症の患者も増加中です。

 熱中症は体温が上昇して、めまいや身体のだるさ、意識障害などをもたらします。熱中症のピー特に梅雨が明けて急に暑くなる日や猛暑日が続く、まさにこの時期なのです。
クは毎年7~8月で、

 この猛暑に立ち向かうために、体もパワー全開になっているのでは・・・と思ったら、意外にも夏の身体は、暑さのせいで“省エネモード”になっているのです。なぜなら、夏は暑いので、体温を上昇させるためにエネルギーを使う必要があまり無いからです。またいつもより沢山の汗をかきますから、体内の水分が不足して、エネルギーを燃やしづらくなる体になっています。 実は夏は一年で一番「代謝」が下がる時期でもあるのです。 ちなみに冬に比べると10%も低下をすることが分かっています。さらに、暑くて食欲もなくなるため栄養素が不足して、エネルギー不足に拍車をかけます。これが、熱中症の原因の一つになっています。

 熱中症以外の夏バテに関しては、さまざまな原因が挙げられます。中でも意外なのが「貧血」です。汗をかいて体内の水分が急激に失われると脱水症状を起こします。そうならないように水分補給を行いますが、汗をかくと言う事は、同時に体内の塩分・ミネラル・ビタミンも失われています。ビタミンやミネラルが体から少なくなると、栄養素が体を動かす力や体を作る材料に変化できないのです。そして、貧血になりやすくなります。

 貧血は、体が酸欠状態になるので、チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になった状態)が表れ、爪床や口唇周囲が青くなったり、疲れやだるさなどを感じやすくなります。夏場の貧血には、汗や尿に排泄されるヘモグロビン鉄の消失による鉄欠乏性貧血が多発します。貧血の原因には多岐にわたり、鉄剤でも改善されないような場合は、血液自体(血球)に関わる造血機能の低下が考えられます。


霊芝は酸素!⑫

■赤血球減少による酸欠

赤血球の数や質に異常が起こると貧血になります。赤血球の主要な構成物質の一つで、酸素運搬を担うヘモグロビンが減少すると、血液の酸素運搬能力が低下し、多臓器や組織が低酸素状態になって、倦怠感や蒼白、その他の諸症状が表れます。

赤血球減少の原因

赤血球減少の原因は、大別して赤血球産生の低下と、破壊・喪失の亢進があります(両方が同時に起きることもあり得ます)。

【赤血球産生の低下】

●無効造血:造血細胞は赤血球を作ろうと努力はするが何らかの原因でうまく行かず、正常な赤血球を十分に作れない。
●造血細胞の減少:造血細胞の数が減少し赤血球産出能力が低下する。
●その他:造血因子の減少や低栄養で造血細胞の意欲が低下する。

【赤血球の喪失】

●出血:出血では赤血球と血漿(水分)を同時に失う。血漿量は短時間で回復するが赤血球の回復には時間がかかるので血液が薄くなる。
●溶血:何らかの原因で赤血球が破壊される。(溶血性貧血など)

多能性造血幹細胞

赤血球・白血球・血小板は、全て骨髄で造られます。これらの元になる細胞は骨髄中の多能性造血幹細胞です。まず最初に、この多能性造血幹細胞が、骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分化します。このうち骨髄系幹細胞が、赤血球・好中球・単球・好酸球・好塩基球の出発点となる各々の前駆細胞に分化し、増殖成熟過程を経てそれぞれの成熟した細胞の集団が形成されます。


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 造血機能は、加齢や様々な疾患、虚弱体質、医薬品などでも低下します。
 また、がんの末期などは、貧血を併発し酸欠状態をおこしQOL(生活の質)を低下させてしまいます。
 康復医学学会の主要研究テーマ「HM-3000(特系霊芝)」には、酸素供給の柱になる赤血球の造血前駆細胞に影響を与えるデータがあります。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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