2014年8月23日土曜日

「健康寿命」を延ばす

健康寿命と平均寿命の差

2013年の日本人男性の平均寿命が初めて80歳を超えました。
 厚生労働省が発表した「簡易生命表」の最新版では、日本人の平均寿命は男性が80.21歳で世界4位、女性は86.61歳で2年連続世界1位であることが示されました。前回調査と比べて男性で0.27歳、女性で0.20歳延びており、いずれも過去最高を更新しています。男女の差は前回調査よりも0.07歳縮まりました。
 また、健康上の問題で制限なく生活できる期間の「健康寿命」も男女ともに高く、2010年の調査では男性70.42歳、女性73.62歳で世界一でした。

 しかし、厚生労働白書では、2010年のデータで平均寿命と健康寿命の差に開きがあり、生活に支障をきたしている実態がわかりました。健康寿命と平均寿命と比べると、男性で9.13年、女性で12.68年も“不健康な期間”を強いられているという結果になりました。つまり、平均で9~13年は制限のある生活をしていることになります。
 国が健康に対して問題にするのは、国民の医療費は年々伸び続けていることです。そのため厚労省では、健康寿命と平均寿命の差が拡大すれば、医療費や介護給付費の負担も大きくなることが予想されるとの懸念を示し、国民一人一人の健康づくりを通して、健康寿命を延伸させるとともに、平均寿命との差を縮めていくことが重要と訴えました。

 では、健康寿命と平均寿命の差を縮めるにはどうしたらよいのでしょうか。日本人の死因の約6割は、がんや心疾患、脳血管障害などの生活習慣に由来する病気で占められています。つまり、生活習慣病の予防を意識した日常生活を送ることが健康寿命の向上につながることになるのです。

■健康寿命の延伸対策

厚労省が今年2月に行った調査結果の中で、健康に関して何らかの不安を持っている人が6割を超えていることが示されています。

 抱えている不安は、20~39歳では「ストレスがたまる・精神的に疲れる」、40~64歳では「体力が衰えてきた」、65歳以上では「持病がある」がそれぞれ最多でした。

 なお、調査では「健康寿命」という言葉を知っているのは2割にとどまり、65.5%は意味だけでなく言葉も知らなかったということです。

健康寿命を延ばすためには・・・

平均寿命と健康寿命の差を縮めるには、まずは一人一人の健康管理が欠かせません。職場や地域での健康診断やがん検診などを活用するだけでなく、日常の自己管理(セルフケア)も大切になります。
 特に糖尿病や高血圧症などの生活習慣病にかかる人や予備軍は、健康寿命が短くなる可能性が高くなります。健康寿命を延ばすには、病気や健康について自分で勉強して正しい知識を得る体に悪いこと(喫煙、暴飲暴食、無理なダイエットetc.)をやめるなど、現役の時からの健康寿命を意識した対策が必要です。

健康寿命と微小循環

糖尿病や高血圧は、健康寿命に影響します。
 高血圧は、血管内皮細胞が直接高い圧にさらされるため、小さな傷ができたり、うまく機能しなくなり、血管壁に慢性的な炎症反応が生じます。糖尿病も血流、血管に影響を与え、動脈硬化が進行します。動脈硬化は、心疾患や脳血管障害の発症を高め、制限なく健康な日常生活を送る健康寿命の妨げになります。
 そして、これらの問題に大きく関わるっているのが末梢血管の流動性、つまり「微小循環の血流」です。微小循環の血流を改善することが「健康寿命」の延伸にもつながるのです。

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 高血圧や糖尿病をはじめとするさまざまな生活習慣病は、健康寿命を縮める可能性があります。
 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」には、血管内皮細胞の機能促進血栓形成の抑制酸素の供給量促進などのエビデンスがあり、微小循環の血流・環境の改善に期待できます。
 また、加齢と共に低下する“睡眠の質”も健康寿命に影響します。

 微小循環の血流と睡眠については、康復医学学会のホームページを参照して下さい。
・微小循環血流 ⇒ http://www.koufukuigaku.org/kenkyu_bisho.html
・睡眠に関して ⇒ http://www.koufukuigaku.org/bukai_suimin.html


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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