2023年3月15日水曜日

AGE

 老化が速い人、共通の食べ物は?

 同じ年齢でも、若々しい人もいれば、老け込んでしまっている人もいます。人間誰でも年をとりますが、体の老化スピードが速い人と遅い人がいるのです。老化のメカニズムは長年研究されており、最近は「AGE(エー・ジー・イー)という終末糖化産物の存在が注目されるようになってきました。いつまでも若々しくいるためには、どんなものを食べているかが重要になってきます。

 AGEは「Advanced Glycation Endproducts」の略で、体内に蓄積された過剰な糖分とたんぱく質が結合してできる老化物質です。

 例えば、から揚げは鶏肉(たんぱく質)の周りに小麦粉や片栗粉(糖質)の衣をつけ、油で揚げることでこんがりときつね色においしそうにでき上がります。この“茶色に仕上がること”がまさに、AGE(終末糖化産物)なのです。

 たんぱく質+糖質を加熱する    表面が茶色に変化=糖化しAGEが発生する 

 これと同じ「糖化反応」が、人間の体内でも起きているのです。AGEは、一度作られると体外に排泄されにくいと言われています。つまりこのAGEを、いかに新しく作らないようにするかが、若さを保つカギとなるのです。

 AGEが体に及ぼす影響は、肌や髪などの見た目の老化だけではありません。体内の臓器や血管もたんぱく質で作られているので、血管が硬くなったり、詰まったりすると、動脈硬化や脳梗塞、高血圧の原因にもつながります。

 AGEが体内に蓄積されるのには二つのルートがあります。まず、食べ過ぎなどで血液中のブドウ糖が過剰な状態が続くと、体内の細胞や組織、臓器を作っているたんぱく質に糖が結び付き、それが体温で熱せられてAGEができるという体内で作られるルートです。もう一つは、食べ物に含まれているAGEを摂取することで体内に入ってくるルートです。

 血糖値が高い状態が続くと、体内のたんぱく質が糖とくっついてAGEがどんどん作られていきます。また、普段よく食べている物にAGEが多く含まれているものがないかを知ることはとても大切です。

 AGEが多く含まれている食べ物を挙げると、揚げ物や焼肉など多種多様です。気にしすぎてしまうと食べる楽しみがなくなってしまうので、回数や質に注意しましょう。

 いつまでも若々しく健康に過ごすためには、日々の食生活も大切です。AGEに注目して今日からの食生活を少しずつ改善していきましょう。

(出典:https://diamond.jp/)


■AGEを作らない食べ方

【対策1】 糖質を過剰摂取しない 

 糖質の摂取を控えるというと、食事を抜くことをイメージしがちですが、糖質は主食以外でもたくさん摂っています。例えば、水やお茶以外の糖質を多く含んだ飲み物。ジュースや炭酸飲料の多くには、果糖が入っています。たとえ微糖コーヒーであっても回数を重ねれば、摂取量も増えるので注意が必要です。また、栄養ドリンク、エナジードリンクにも意外と多くの糖質が含まれています。ドリンク以外では、お菓子やアイス等、間食の質や頻度もチェックしてみましょう。

 また、主食を白米や白いパンから、食物繊維が多く含まれている玄米やもち麦、全粒粉パン、そば等の低GI値のものに変えることで血糖値の急上昇を抑えることができます。

【対策2】 食物繊維を多く含むものから食べる 

 食べる順番や食べ方も大切です。野菜やキノコ類、海藻類等、食物繊維を多く含む食材から食べて、ご飯やパン等の炭水化物を最後に摂ることで血糖値の急上昇を抑えることができます。

【対策3】 AGEの含有量が多い食べ物を控える 

 食品に含まれるAGEの約7%が体内に残ると言われています。"たったの7%"でも、毎食AGEが多いものを食べていれば蓄積されていきます。AGEが多い食べ物は、揚げ物や焼肉等、ほとんどの定食物のおかずに見られます。気にしすぎてしまうと食べる楽しみがなくなってしまいますので、回数や質を注意していくとよいでしょう。

 AGEは、高温で長時間調理するほど増えるため、

〔揚げる〕>〔焼く〕>〔炒める〕>〔煮る〕>〔蒸す〕>〔生〕

の順番で多くなります。揚げ物や炒め物を毎食食べている人は、回数を減らしたり、調理の仕方を変えてみましょう。生で食べる野菜や刺身の頻度を上げるのもよいでしょう。

【対策4】 AGEを抑える食材を取り入れる 

 糖化を抑える「αリポ酸」という成分は、ホウレンソウやトマト、ブロッコリーなど、色の濃い野菜に含まれています。また、食物繊維が多く含まれる海藻類やオクラ、モロヘイヤなどもAGEを抑えるのに役立ちます。

 最近の研究により、スルフォラファンには、AGEを抑える作用があることが解明されてきました。スルフォラファンは、ブロッコリー、カリフラワー、ケール等に含まれています。スーパーでも見かけるようになったブロッコリースプラウトは、スルフォラファンを多く含む野菜として注目されています。そのままサラダとして食べたり、納豆やもずく等と混ぜて食べたりすることで、食物繊維もプラスされ、よりAGEを抑えるメニューになります。

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 AGEに関しましては、康復医学学会発行の小冊子『最悪の老化物質 AGE』(400円+税)もご参照ください(右)


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

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