糖質制限と甘みストレスのバランス
年齢を重ねても健康で若々しい人とそうでない人がいるのは何故でしょうか。その原因は、近年、注目されている最悪の老化物質と呼ばれる「AGE」(終末糖化産物)です。AGEは、たんぱく質が糖とが反応した「糖化たんぱく質」が劣化すると大量に発生します。また、山岸教授は、「糖尿病の人は、心筋梗塞や骨粗しょう症など、さまざまな病気になる危険性が高く、老化が早く進んでしまう。血糖値が高い状態が長く続くと、AGEが蓄積しやすいためと考えられます」と説明しています。しかし、人は糖をエネルギーにして生きているので、誰でも年齢とともにAGEが溜まってしまいます。しかし、食べ方を少し工夫するだけで、AGEの溜まり方も違ってくるのです。方法としては、食事による血糖値の上昇を穏やかにすることです。「糖質の吸収をゆっくりにする野菜や海藻類、キノコ類を先に食べます。血糖値を上げやすいご飯やうどんなどの炭水化物は最後に」。外食でも、丼物一品を選ぶより定食が理想的です。また、“早食い”も食後の血糖値を上昇させやすいので要注意です。
食べ物にもAGEが含まれており、食品中のAGEの約7%が体内に溜まると言われています。食べ物のたんぱく質が糖や脂肪と一緒に高温で加熱されるほどAGEは増えます。「AGEの量は見た目である程度判断できます。生のものに少なく、茶色く焼色がついた料理に多い。鶏肉なら、唐揚げや焼き鳥より水炊きの方が少ない。神経質になる必要はないが、揚げる、焼くばかりでなく、茹でたり蒸したりするなど、調理法も見直してほしい。何よりバランスが大切です」とのことです。
糖質制限は健康や美容のために大切なことです。しかし、甘みには心をホッとさせる効果もありますから、糖質制限が逆にストレスを生じさせてしまう場合も起こります。 つまり、糖質制限と甘みストレスのバランスが大切だということです。
■健康や老化に関与するAGE
体の約15%がたんぱく質でできていますので、糖化を完全に防ぐことはできません。しかし、高血糖が続くと、余分な糖が体内で糖化反応を引き起こし、AGEを大量に発生させ、老化や病気の発症を加速させてしまいます。糖尿病の三大合併症
糖尿病合併症は、AGEによって全身の毛細血管が障害されることが大きな要因です。中でも「3大合併症」といわれるのが、「腎臓」と「目」と「神経」の疾病です。腎臓の場合は、ろ過膜の毛細血管がAGEによって障害されることにより、ろ過機能が低下し「糖尿病性腎症」が起こります。目の合併症は「糖尿病網膜症」です。網膜の裏側に張り巡らされた毛細血管がAGEによってもろくなり、出血が起こると失明することもあります。
このように、糖尿病合併症が起こると、人間の基本的機能がじわじわと蝕まれていきます。「糖尿病患者の寿命は、通常の人よりも10年も短い」と言われる所以です。
動脈硬化は、AGEとAGE受容体が引き起こす血管壁の炎症が原因であり、老化に拍車をかける要因になっています。心臓の血管において動脈硬化が進むと、心筋梗寒や狭心症が起こりやすくなります。
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【糖質制限とそのストレス対策】
毎日の生活で少しずつ体内に溜まっていくAGE、これを少しでも溜めないようにするには、糖質の摂取に気をつけなければなりません。しかし、「甘み」に対する制限はストレスの蓄積を招き、逆に「睡眠の質の低下」から血糖値の上昇にもつながります。康復医学学会の研究から生まれた甘味調味料『甘みストレスフリー』(製造・販売:和漢生薬研究所)は、主原料がアミノ酸の一種「グリシン」です。グリシンは甘みがショ糖(砂糖)対比0.7なので、甘みは十分。「ホッとする甘み」が欲しいときに最適です。炭水化物ゼロ(糖質も含む)、しかもアミノ酸なので、一部の人工甘味料で問題になっているような有害性もなく、安全・安心! 「甘み」を制限しなければならないというストレスが軽減できます。
AGE対策には糖質制限が一番です。しかし、その糖質制限が安全で無理なくできるように、ストレス対策も大切なのです。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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