2018年11月28日水曜日

食物繊維

食事と運動で便秘を防ぐ!

秋から冬にかけては、夏に比べて水分補給量が減ったり、気温の低下から身体が冷えて自律神経が乱れやすかったりと、便秘を起こしやすい時期でもあります。便秘になると、腹痛や食欲不振、肌あれ、肩こりなど全身に影響が出ます。
 食事や運動、ストレスに気をつけ、規則正しい生活を送って便秘を予防しましょう。
 
 便秘対策は食生活が基本です。

■朝食はしっかり

朝食は、腸を刺激してスムーズな排便を促すために重要です。同じ時間に食事をして排便リズムを整えるため、余裕を持って起床しましょう。

■水分補給と食物繊維を十分に

水分を含んだ便は嵩が増して腸に刺激を与えて便意を促しますが、水分不足になると便が硬くなって移動しづらくなります。特に起床時は水分が不足しがち。朝の水分摂取は便意をもよおす作用があるため、水分を摂る習慣をつけましょう。また、食物繊維は腸のぜん動運動を促し、スムーズな排便を導く働きがあります。

■腸内環境を整えよう

 健康な身体の腸内は、ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌が優勢に保たれています。ところが、肉や脂質の多い食事などバランスの悪い食生活を続けていると、大腸菌などの悪玉菌が増加し、腸内細菌のバランスが乱れて排便がうまくいきません。
善玉菌を増やすには、ビフィズス菌や乳酸菌を含む食品や、善玉菌のエサとなるオリゴ糖を含む食品を積極的に食べるようにしましょう。

そのほか、便秘を防ぐ生活習慣には以下のようなものがあります。

【朝食後の排便習慣を身につける】
 朝、胃が空の状態で食べ物が入ってくると、腸に排便を促す信号である結腸反射が強く起こります。朝食後には、便意がなくてもトイレに行くようにしましょう。
【不要な食事制限をしない】
 ダイエットによる食事制限は、食物繊維などの必要な栄養素や水分不足となります。1日3食、バランスの取れた食事を心がけましょう。
【自律神経の乱れに注意】
 ストレスや冷え等による自律神経の乱れは、胃腸の働きを鈍らせて便秘の原因となります。リラックスする習慣作りや体を冷やさない工夫をしましょう。
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp/)

■第六の栄養素"食物繊維" 

食物繊維とは「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」です。食物繊維にはたくさんの種類があり、それぞれの特徴によって体に対する働きが異なっています。
消化・吸収されない食物繊維は、昔は栄養的に価値のないものと考えられていました。しかし、健康維持のために大切であることがわかり、現在では三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)、五大栄養素(三大栄養素+ビタミン・ミネラル)に加えて「第六の栄養素」と呼ばれています。日本人の食物繊維摂取の目標量は、男性19g以上、女性17g以上と定められています。しかし、実際の食物繊維摂取量は、年齢が若いほど少なく、目標量を満たしていません。

理想的な食物繊維の摂り方

食物繊維には「水溶性」「不溶性」があり、上表のように、それぞれ腸の中で異なる働きをしています。両方を組み合わせることで便秘解消&デドックス効果が高まります。

水溶性食物繊維

腸管内の水を吸収して、便を柔らかくしてくれる作用があります。ネバネバとした粘性があるので腸内の老廃物や毒素を吸着し、便として排出してくれます。また、悪玉菌を減らして腸内環境を整える働きもあります。

不溶性食物繊維

腸内で水分を吸収して膨らみ、腸壁を刺激して腸内の蠕動運動を促します。便の嵩を増やす作用があるので、便秘解消に効果的なのですが、水に溶けない性質のため、摂り過ぎると便が硬くなってしまいます。
 腸の健康を考えると、摂取量は「不溶性2:水溶性1」の割合が理想的と言われています*。厳密にこの割合を守る必要はありませんが、バランスよく摂取することが重要です。

*慢性便秘症の患者にポリデキストロース(水溶性食物繊維)を摂取してもらったところ、排便に対して最も良い結果が得られたのは不溶性食物繊維14g、水溶性食物繊維7gの割合であったという研究結果に基づいています。

 最近の「トクホ(特定保健用食品)」には、難消化性デキストリンを配合した商品が増えています。これは、水溶性食物繊維が"脂肪の吸収を抑え排出を増加させる効果がある" と言われているからです。ただし、デキストリンの原材料には遺伝子組み換えのトウモロコシを使用したものが多く、摂り過ぎには注意が必要です。

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※現在、当学会では、

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愛・感謝 村雨カレン

2018年11月21日水曜日

がん発生の仕組み

ヘビースモーカーでもがんにならない人

喫煙はがん発症の最大の原因です。日本の研究ではがんになった人のうち男性で30%、女性で5%がタバコでがんになったと考えられています。しかし、ヘビースモーカーでも一生をがんとは無縁に過ごす人もいます。なぜでしょうか? 
 タバコの煙には5000種類以上の化学物質が含まれており、その中には60種類以上の発がん物質があるといわれます。こうした有害物質は、タバコを吸うことで肺から血液を通じて全身の臓器に運ばれ、各細胞のDNAを傷つけます。結果、細胞ががん化する、そう考えられています。
 国際医療福祉大学病院内科学の一石英一郎教授は言います。「発がんにはきっかけとなるイニシエーターと、それを促進するプロモーターが必要。喫煙の場合、前者がタバコに含まれる発がん物質で、後者が喫煙による慢性炎症ということになる」
 興味深いのは、タバコに含まれる有害物質は、そのままでは発がんのイニシエーターにはなれないと考えられていること。あくまでも体内で代謝される過程で、発がんを導きやすい活性代謝物が生成され、それがDNAと結合。遺伝子異変を起こしてがん化が始まると考えられているといいます。
「薬物や毒物を体外へ排出するための物質にする反応を薬物代謝、それを促すために欠かせない酵素を薬物代謝酵素という。タバコの場合、CYP2A6と呼ばれる薬物代謝酵素が、煙に含まれる発がん物質ニトロソアミンを活性化することがわかっている。ただし、CYP2A6の遺伝子には遺伝子多型がある。そのため型の違いにより、同じ喫煙者であってもがんになりやすさが決まっているのではないか、と考えられている」(一石英一郎教授)
 もちろん、タバコががんを引き起こす原因は他にも様々考えられます。例えば、修復酵素の機能の違い。「発がん物質ニトロソアミンが活性化され、DNAに結合して複数の遺伝子が傷ついたとしても、すぐにがんを発症するわけではない。傷ついた遺伝子のほとんどは、修復酵素によって修復されるからだ。この修復酵素の能力の違いも、がんリスクを大きく左右することになる」(同教授)
 なお、タバコは肺がん以外に、胃がん、食道がん、膵臓がん、子宮頚がん、肝がん、大腸がんなどと関係することがわかっています。         
(出典:日刊ゲンダイDigital) 

■がんの発生と進行の仕組み

人間の体は、たくさんの細胞からできています。1つの受精卵から細胞が分裂を繰り返すことに始まり、1つの生命として全体の調和を保ちながら、体を構成するいろいろな組織、さまざまな機能を担う臓器がつくられていきます(分化といいます)。それぞれの細胞には分裂や分化、増殖に関わる遺伝子があり、生物としてのヒトの成長や、生命の維持に不可欠な情報が含まれています。
 正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて増えたり、増えることをやめたりします。一方で、増えた細胞が脱落することがあります。例えば、胎児のある時期に、指の間に水かきのような部分ができますが、しばらくすると脱落します。皮膚や腸管の細胞は、古くなった表面の細胞から脱落して、徐々に新しい細胞に入れ替わるように調節されています。この一連の仕組みは、遺伝子によって制御されています。
 細胞が増えたり、増えるのをやめたり、成熟して分化する、脱落するという仕組みは、遺伝子に変化が起こることによって調節できなくなります。その結果、異常な細胞がふえ続けたり、脱落しなくなったりします。

調節の仕組みの異常からがんができるまで

私たちの体内には、このような変化した遺伝子を監視する仕組みがあり、遺伝子を修復したり、異常な細胞がふえることを抑えたり、取り除いたりすることで、正常な状態を保ちます。ところが、異常な細胞がこの監視の網の目をすり抜けてしまうことがあります。無制限に増える、ほかの場所に転移するなどの性質を獲得してしまった細胞が何年もかけて数を増やし、体に害を与える悪性腫瘍を形成します。これが「がん」です(図1)
 このように、がんの発生の仕組みは、生命の誕生と成長、維持のための仕組みと密接に関わっています。そのため、禁煙や適度な運動、野菜の摂取などで“がんになりにくくする”生活を送ることはある程度できても、“がんにならないようにする”ことはできません
 一方で、がんの発生の仕組みやがんの性質を知ることで、逆にその仕組みを利用して、より効果的な治療を行うことができるようになります。


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「HM-3000(特系霊芝)」には、変異細胞や異物などを貪食し生命の正常状態を守る白血球「マクロファージ」の機能を促し、マクロファージ産生に影響するデータがあります。


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2018年11月14日水曜日

世界糖尿病デー

糖尿病と歯周病の深い関係

今日(11月14日)は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」です。そして世界糖尿病デーのある11月は糖尿病予防月間です。今年も全国各地で糖尿病撲滅のためのシンボルカラーである青のライトアップが糖尿病予防月間に合わせて実施されています。
 糖尿病の初期は痛みなどの自覚症状が少ないため、糖尿病と疑われる人の約4割は全く治療を受けていないことが分かっています。しかし世界のどこかで、10秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、これはAIDSによる死者に並ぶ数字なのです。

歯歯周病は糖尿病合併症のひとつ

糖尿病は合併症との闘いと言えます。糖尿病の合併症といえば、有名なものは腎臓(糖尿病性腎症)、目(糖尿病性網膜症)、神経(糖尿病性神経障害)がありますが、それらと並んで"歯周病"もしっかりと合併症として位置づけられています。
 最近では、歯周病の治療をすると血糖コントロールが改善するという研究成果も数多く報告されており、糖尿病と歯周病はお互いにもたれ合う関係にあります。糖尿病患者さんの歯周病罹患率は、血糖値が正常である人の約2.6倍とのデータもありますので、その関係の深さがわかります。

歯糖尿病と歯周病の悪循環

糖尿病で血糖のコントロールがうまくいっていない患者は、細菌に対する抵抗力の低下や血液の循環が悪いために歯周病が悪化しやすくなります。反対に歯周病が悪化すると、血糖値を下げる作用のあるインスリンの働きを悪くする物質が体内に増えて糖尿病の血糖コントロールがうまくいかなくなる、という悪循環が生じます。
 ですから、糖尿病患者さんで歯周病を患っている場合は、両者を並行して治療して「好循環」を作り出すことが大切になります。
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp) 

■血管の老化 糖尿病と動脈硬化

糖尿病の三大合併症と言われている糖尿病腎症や網膜症、神経障害などは、いずれも細い血管の障害から起こる病気で、高血糖を長期間放置すればいつかは発病し、治療を怠ればどんどん進行します。
 一方、三大合併症よりも早い時期に、心臓の冠動脈や脳の動脈といった比較的太い血管で起こるのが「動脈硬化」です。
 人は、血管から老いると言われます。そのくらい血管の状態はその人の肉体年齢を表しますが、糖尿病になると肉体年齢以上の深刻な血管の老化が起こります。血管の老化とは、血管壁が厚く、また硬くなって柔軟性が失われ、血液の通り道が狭くなる現象で、これが動脈硬化です。糖尿病に伴う動脈硬化は心臓や脳の血管を容易に詰まらせ、「心筋梗塞」や「脳梗塞」の大きな原因となって生命を脅かすことになります。

血管の抗老化で糖尿病の悪化をくい止める!

糖尿病で動脈硬化など血管の老化が起ることは知られていますが、以前は血管の老化が糖尿病にどのような影響を及ぼすかは分かっていませんでした。しかし、現在では、糖尿病やメタボリックシンドロームによる血管の老化が筋肉でのエネルギー消費を妨げ、余ったカロリーが内臓脂肪として蓄積されることでさらに糖尿病が悪化するというメカニズムが解明されています。
筋肉では通常、血流から糖を取り込み、細胞内の小器官であるミトコンドリアでエネルギーを作り出しています。高カロリー食を摂取し続けると、血管の老化を引き起こす鍵となるたんぱく質が活性化して、筋肉へ糖を取り込む機能が抑制されるほか、ミトコンドリアの合成を促す機能が低下します。このためエネルギーとして消費されなかった余剰カロリーが内臓脂肪となって蓄積し、症状が悪化するのです。
現在の糖尿病治療は血糖を下げることに重きが置かれていますが、血管の老化を抑えることが糖尿病の進行を抑える鍵となっているのです。

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は全身の微小循環(毛細血管)の改善に働きます。動脈硬化歯周病を抑制し、糖尿病の悪化をくい止めます


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2018年11月7日水曜日

更年期と女性ホルモン

女性の"プレ更年期"とは?

女性の体には、人生におけるステージがいくつかあります。その一つが閉経前後5~10年の「更年期」。日本人女性の更年期は40代後半~50代前半の時期が目安になります。この時期、加齢で卵巣機能が低下し女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ることで、心身に様々な不快な症状が表れます。これが「更年期障害」で、症状はホットフラッシュと呼ばれるのぼせ・ほてり、発汗、頭痛、動悸、肩こり、疲労感、イライラなど。

 更年期障害は、中高年女性の誰もが経験しうることですが、最近40代前半でも症状を訴える女性が増えています。「まだ更年期障害の年齢じゃないのに‥‥」と思っても、症状は更年期障害そのもの。それは"プレ更年期"かもしれません。
 更年期に向かって体がシフトしていく時期が40代前半の"プレ更年期"。この年代の女性は、外では責任のある仕事を任され、内では家事・育児に追われて、心身ともにストレスに晒されています。そのため生活も不規則になりがちで、疲労過多、睡眠不足、ダイエットによる栄養不足などに陥る人もいます。強いストレスが続いていると自律神経が乱れて、女性ホルモンの分泌にも影響します。プレ更年期での心身の不調は、加齢も一つの要因ですが、ストレスや栄養の偏り、生活習慣からくるホルモンバランスの乱れが主な原因と言えます。
左の項目は、プレ更年期に多い心身の症状です。チェックしてみましょう。
 40歳前後、あるいはそれより若いのにこうした症状が複数ある場合には、年齢より早い卵巣機能の低下又は自律神経の乱れが疑われます。ストレスの多い生活習慣の改善が必要です。生活リズムを急に変えるのは難しいことですが、食生活は少しの手間で改善できます。規則的で栄養のバランスがとれた食事を摂ることを心がけましょう。
 また、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンの摂取は、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。1日30~50mg摂れば十分で、豆乳なら1カップ程度。但し、摂り過ぎると悪影響を及ぼす恐れがあるのでご注意を。

 睡眠不足やストレスは、自律神経を乱しホルモン分泌にも影響します。ストレスの解消には、1日の中でリフレッシュする時間を作ることも大事。体の不調は「このままだと重大な病気につながりますよ」というアラームです。規則正しい生活リズムを取り戻しましょう。
(出典:https://allabout.co.jp/) 

■女性ホルモンとセロトニン

ホルモンには、脳の視床下部や甲状腺、副腎などから分泌される男女共通のホルモンもありますが、男性だけ、女性だけのホルモンもあります。女性特有のホルモンには、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。

一定の周期でそれぞれの分泌量を調整しながら、女性の心と体を健康な状態に保っています。しかし、更年期に入ると、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。女性はこのホルモンが減少することで、疾患や症状が表われます。
 近年では、女性の社会進出とともに女性がストレスに晒される場面も増えたことが一因で、年齢より早い時期から卵巣機能に低下がみられる人が目立ってきています。そのため、更年期に入る前からさまざまな病気リスクが増えてきています。閉経の年齢は50歳前後で変わりませんが、卵巣機能低下の前倒しの一方で、日本女性の平均寿命は約87歳を超えるまでに延びています。したがって、閉経前の5年と閉経後の30年、合わせて40年間あまりをホルモンが足りない状態で過ごすことになります。

 閉経前後~老後までの人生をいかに健やかに過ごすか ―― 現代女性の大きなテーマといえます。
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更年期によってエストロゲンが減少すると脳内物質の「セロトニン」も急激に減少することがわかっています。
 女性ホルモンの減少し始める年齢は、女性にとってストレスが多い年齢でもあり、肉体的にもストレス耐性が低下しているので、セロトニンの減少に拍車をかけます。

 康復医学学会が長年研究を続けているリラックス・ハーブ「ラフマ」。このラフマには、脳内セロトニンの分泌を促進するデータがあります。


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2018年10月31日水曜日

高齢者と肉食

高齢者は粗食が良い? 

健康長寿の実現には「食事」が重要な要素であることは間違いありません。しかし注意すべきは、加齢によって「食べてはいけない食品」と「食べていい食品」が変化することです。白澤抗加齢医学研究所の白澤卓二先生は指摘します。
「年齢を重ねれば健康長寿に必要な栄養素や、身体の栄養摂取や排出のメカニズムが変わってくる。そのため、若年や中年の頃とは異なる食事の仕方が求められる。ゆえに65歳以上をシニアと一括りにするのではなく、年齢に応じたきめ細やかな対策が必要になる」

 なかでも、高齢者が摂取に対する考え方を変えたほうがいいのは「肉(たんぱく質)」だとする研究結果があります。
 米・南カリフォルニア大学長寿研究所のバルター・ロンゴ教授らによる、「たんぱく質の摂取と死亡率の関係」についての報告がそれです。50歳以上の米国人男女6381人を、たんぱく質の摂取量によって3つのグループに分けて18年間追跡した同調査によれば、50~65歳では、たんぱく質を最も多く摂取するグループは、最も摂取量が少ないグループより死亡率が74%高く、がんによる死亡リスクも4倍まで増加しました。
 しかし、65歳以上になると、たんぱく質を最も多く摂取するグループは、他のグループよりも死亡率が低くなったのです。
「"高齢者ほど粗食がいい"という考えは間違いだ。肉を抑える食事が必要なのは生活習慣病になりやすい40~50代であり、65歳以上の高齢者は重要なたんぱく源である肉を食べたほうがいい。粗食になると栄養が不足して、むしろ老化が進む恐れがある」(白澤先生)

 たんぱく質の摂取源として、白澤先生が勧めるのは「豚肉」です。
「長寿研究をしていると、長寿者の中には肉好きが多いことに驚く。特に豚肉には疲労回復を進めるビタミンB1が大量に含まれている。これが不足すると認知機能の低下や記憶障害を引き起こしやすくなる。なかでもヒレ肉はばら肉と比べてビタミンB1の量が2倍含まれており、脂肪やカロリーが少ない」

 日本では、高齢者がたんぱく質を摂るなら「肉より魚」と考える人は少なくありません。

「すき焼き用の牛肉100gで30gのたんぱく質が摂れるが、120g前後のアジ一匹を塩焼きにしても摂取できるたんぱく質は15gだけ。なかでも、脂肪が少ない赤身肉は噛み応えがあり、高齢者には咀嚼自体が噛む力や体力の増強につながる。歳をとって脂っこい肉が苦手になった高齢者でも赤身肉なら食べやすい」(白澤先生)
(出典:https://www.msn.com/) 

■動物性たんぱく質の重要性

高齢者はしっかりたんぱく質を摂る必要があることを推察させるデータがあります。実際に100歳以上の高齢者のたんぱく質摂取量をみると、平均的な日本人と比べ、男女ともに総エネルギー量に占めるたんぱく質の割合が高く、さらに、総たんぱく質に占める動物性たんぱく質の割合が高いことがわかります(下表)。つまり、長生きの高齢者は、動物性たんぱく質をたくさん食べているということになります。

肉食のメリット/高齢者にすすめる理由

たんぱく質は、成長期の子どもにとっては体を作る栄養素として必須のものですが、成人においても重要なのです。体が出来上がった人でも、たんぱく質全体のうちの約3%(70kgの男性の場合約250g~300g)が毎日代謝して入れ替わっています。体を維持するためには成人や高齢者も、毎日良質のたんぱく質を摂ることが必要です。
たんぱく質には豆腐などに含まれる植物性のものと、肉や魚などの動物性のものがあります。いずれのたんぱく質もアミノ酸にまで消化された後、体内に吸収されます。そして、再び体に必要なたんぱく質に再合成されます。大豆や魚と比べて畜肉のたんぱく質の方が生物学的にヒトと近いため、アミノ酸の組成も似ています。つまり、畜肉のたんぱく質が、ヒトの体内で最も効率的に再合成されるのです。
 現在、高齢者の間では、"低栄養"が健康上の大きな問題になっています。高齢者は肺炎で死亡することがよくあります。肺炎の原因は、低栄養による免疫力の低下であると考えらます。高齢者はたんぱく質が特に不足しがちです。たんぱく質の栄養状態を示す血中アルブミンの量が多ければ、免疫力が増して病気リスクが減少するため長寿が期待できますが、高齢者では、血中アルブミンの量が少ない人の割合が年齢の上昇につれて著しく増加しています。低栄養を解消し免疫力を高めるためには、摂取エネルギーだけでなく、たんぱく質の摂取量を増やすことが大切になります。特に量を食べられない高齢者は、効率よくたんぱく質を摂るために、肉をしっかり食べた方が良いのです。

肉を食べる際の注意点

腎臓に疾患のある人は、たんぱく質の多量摂取で腎臓に負担がかかり症状を悪化させる危険があります。腎機能が低下してしまうと元に戻すことはできず、人工透析のリスクもあります。また、肥満傾向の人や血中脂肪が高い人は、脂肪の摂りすぎに注意。赤身など脂肪の少ない部位を選んで食べましょう。


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2018年10月24日水曜日

ペットボトル飲料

「ペットボトル症候群」に要注意!?

スポーツの秋。涼しい気温の日は、運動をする人が多いはず。そんなとき、気をつけなければいけないのが「ペットボトル症候群」。ペットボトル症候群とは、糖分が含まれている甘い清涼飲料水を大量に摂取することで血液中のブドウ糖やケトン体と呼ばれる成分が異常に高くなり、意識レベル低下、倦怠感、嘔気などの症状を引き起こす病気です。正式名称は「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」

ペットボトル症候群にならないために、水分補給は「むぎ茶」が良いとのこと。その理由を河村循環器病クリニック 河村剛史先生に聞きました。
「健康的に体を動かす方には、無糖でミネラルが補給でき、血液改善効果もあるミネラル入りむぎ茶がお薦めです。"無糖のスポーツドリンク"と言えるでしょう。
また、アスリートの水分補給にもむぎ茶は最適です。ミネラル入りむぎ茶がもつ血液改善効果によって血液がサラサラになり、筋肉への血液量・酵素輸送量が増えることで、持久性運動能力の向上が期待できます。血液の上昇を抑えるため、ムダなエネルギーを消費せずにすむのもアスリートにとってはメリットです。
 アスリートには、日常的に体調を整えるためのコンディショニング飲料として、ミネラル入りむぎ茶を継続飲用するのをお薦めしています。ミネラル入りむぎ茶を用いた水分補給においては、水分とミネラルの補給は一気に行っても血液中に吸収された時にしか効果がありませんので、少しずつ飲む点滴飲みが効果的です」。
 秋から冬にかけて発生する「かくれ脱水」。涼しくなってきたことで、体内から水分が失われていることに気づくことができずに発症することが多い疾患です。
 原因は、夏の後で涼しくなってきたと感じるため室内の温度調整を怠ってしまうことと、こまめな水分補給の習慣が身につかず、水分不足になってしまうこと。秋は、特に自分が汗をかいていることを感じにくく、水分を奪われた体に空気の乾燥が重なって、便秘や肌荒れ、疲労感、といった「秋バテ」のような体調不良を招きやすくなります。
 運動中、トイレの回数が増えたり、嘔気や嘔吐などの体調不良があったりしたら、それって「ペットボトル症候群」かも。飲み物をむぎ茶に変えて、ペットボトル症候群にならないために注意しましょう。
 また、秋になりやすい「かくれ脱水」を防ぐためにも、こまめに水分補給を!
(出典:http://www.sankeibiz.jp/)

■機能性飲料・ジュースに関して

自動販売機を見ると、つい喉を潤したくなってしまうときがあります。清涼飲料水はできるだけヘルシーなものを選びたいものです。表示を見ると、アミノ酸コラーゲン食物繊維ビタミンCカテキンなど体によさそうな成分が入っていたり、ノンカロリーのものだったりが多いようです。

 しかし、機能性飲料に入っているのは人工的に合成した栄養素に過ぎず、これで必要な栄養素を摂るという考えはよくありません。流行のアミノ酸飲料メーカーのホームページには、「通常の食事をしていれば、アミノ酸は足りています」との但し書きを見ることもできます。実は、必須アミノ酸は、通常食物のたんぱく質を体内で消化・分解してできるもの。ご飯に納豆、焼き魚、おひたし、豆腐の味噌汁という日本的な朝食だけで、実際には1日に必要なアミノ酸の約半分が摂取できるといいます。

 また、ノンカロリーなのは、体内で吸収されない人工甘味料を使用しているから。スクラロースアスパルテームアセスルファムKなどの合成甘味料がよく使われますが、これらは認可されてからの歴史も浅く、次第にリスクの大きさが問題視されつつあります。例えば、アスパルテームを摂取し続けると、実は体重を増加させる傾向があり、他に脳腫瘍てんかん発作知能障害などの恐れがあります。また、フェニルケトン尿症の人にはリスクが大きいとの見解があり、アメリカでは依然、合成甘味料の安全性が疑われています。

 もう一つ注意したいのは、無果汁飲料や果汁の含有量が少ないもの。"レモン数個分のビタミンC入り"とあっても、実際の果汁はたった1%だったりします。レモン色は、石油原料の黄色4号という合成色素やクチナシなどがよく使われます。オレンジジュース用なら、カイガラ虫を原料としたコチニール色素を使います。昆虫が原料なので"天然色素"です。着色した液体の15%ほどの分量のブドウ糖果糖液糖を注ぎ、そこに数種類の酸味料と、レモン又はオレンジの香料を入れて"味"を作ります。酸味料の一つ、アスコルビン酸は、合成ビタミンCのこと。加える量次第で簡単にレモン50個分にも100個分にも調整できます。

ある果汁飲料を500ccすべて飲むと、砂糖50g分、つまり200mlの計量カップ半分もの糖分(ごはん1杯以上のカロリー)を摂ることになるのです。最近の子供たちは糖尿病になったり、すぐキレたりしています。清涼飲料を日常的に飲み、ブドウ糖果糖液糖を摂り過ぎて血糖値のバランスが崩れていることが一因とされています。また、ブドウ糖果糖液糖の原料は、アメリカ産の遺伝子組換えのトウモロコシが多いことも気にとめておきましょう。
★健康飲料と呼ばれているものも依存するとかえって不健康になるかもしれないのです。


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2018年10月17日水曜日

大腸がん

大腸がん2年ぶり最多

2018イグ・ノーベル賞「医学教育省」
https://www.jiji.com/より
9月13日、ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」で、日本の研究者が「医学教育賞」を受賞した"座ったままで行う大腸内視鏡検査"が話題になりました。

 一方で翌14日、国立がん研究センターは、2014年に全国で新たにがんと診断された患者は過去最多の86万7408人だったと発表しました。前年推計から約5000人増え、部位別では大腸が胃を上回って2年ぶりに最多となりました。日本人に多い胃がんは2年連続で患者数が減り、衛生状態の改善により原因となるピロリ菌の保有者が減った影響と考えられます。
 例年のがん患者数は都道府県ごとのがん登録データから推測していましたが、今回はデータの精度が高まったとして実数を公表しました。
 新規患者数の内訳は、男性50万1527人、女性36万5881人。部位別では、男性は胃、肺、大腸、前立腺、肝臓で全体の68.0%、女性は乳房、大腸、胃、肺、子宮で64.1%を占めました。近年は特に、男性の前立腺や大腸、女性の乳房や大腸の増加が目立ちます。高齢人口の増加で、18年の患者数は101万3600人と予測しています。
 がん統計・総合解析研究部の片野田部長は「細菌やウイルス感染が原因になる胃や肝臓のがんが減少傾向にある一方、大腸がんは増えている。生活習慣の影響が大きいのではないか」と話します。
 一方、人口10万人当たりの患者数(罹患率)は、354.6人(男429.4人、女300.7人)。都道府県別で見ると、最多の富山県と最少の千葉県で約140人の差があります。ただし、データの精度や検診の普及の度合いに左右されるため、罹患率の高い地域の住人ががんになりやすいとは言えないといいます。
 16年の死亡数も公表され、37万2986人(男21万9785人、女15万3201人)で過去最多でした。
 詳しい集計結果は、同センターのサイト「がん情報サービス」(https://ganjoho.jp)で閲覧できます。
(出典:https://mainichi.jp/ 他)


■大腸がんとは

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。日本人に多いのはS状結腸がんと直腸がんです。
 大腸の粘膜に発生した大腸がんは次第に大腸の壁に深く侵入し、やがて大腸の壁の外まで広がり腹腔内に散らばったり、あるいは大腸の壁の中のリンパ液や血液の流れに乗って、リンパ節や肝臓、肺など別の臓器に転移したりします。

【発生要因】

大腸がんの発生は、生活習慣と関わりがあるとされています。赤肉(牛、豚、羊など)や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)の摂取、飲酒、喫煙により大腸がんの発生する危険性が高まります。また、体脂肪の過多、腹部の肥満、高身長といった身体的特徴をもつ人で、大腸がんを発生する危険性が高いといわれています。
 また、家族の病歴との関わりもあるとされています。特に家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の家系では、近親者に大腸がんの発生が多くみられます。

【症状】

早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。症状としては、血便、下血、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
 最も頻度が高い血便、下血は、痔などの良性の病気でもみられるため、放っておいてがんが進行してしまうことがあります。早期発見のために早めに受診することが大切です。
 がんが進行すると、慢性的な出血による貧血や、腸が狭くなること(狭窄)による便秘や下痢、おなかが張るなどの症状が出ることがあります。さらに進行すると腸閉塞となり、便は出なくなり、腹痛、嘔吐などの症状が出ます。大腸がんの転移が、肺や肝臓の腫瘤として先に発見されることもあります。

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「HM-3000(特系霊芝)」の含有成分である水不溶性多糖類をマウスに投与した結果、顕著な抗腫瘍効果が認められたという研究結果も報告されています。また、特異成分・ガノデリン酸類には、抗腫瘍効果抗ヒスタミン作用があるとされています。さらに霊芝には、抗がん剤によるリンパ球抑制作用の緩和など、抗がん剤の毒性に対する内臓への保護作用があることがわかっています。


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愛・感謝 村雨カレン