慢性的な肩こりは幾重にも深く!
慢性的な肩こりとは、週に1回以上のこりを感じる人を指します。そしてその原因は、深い部分のこりとその広がりにありました。肩こりの実態調査では、慢性的なこりのある人は慢性的なこりのない人に比べて、こりが深い部分にある気がすると感じている人が、4倍も多いことが分かりました。しかも、こりが深い深部にあると感じている人の31.4%が、10年以上も肩こりに悩んでいると答えています。
「こりが深い部分にある慢性的な肩こりは、何層にも重なり合った筋肉と筋肉の間にある筋膜のよじれが、引き起こしています」と話すのは、首都大学東京 健康福祉学部の竹井仁教授。
深い部分のよじれは、戻りにくい性質があり、こりの重なり合いが解消せず、さらに他の部位にも連鎖して広がる傾向があります。このような深い部分のよじれで起こる肩こりは、何層にもなっているケーキのミルフィーユに例えて“ミルフィーユこり”とも言われています。
「ミルフィーユこりには、“こりやすく、ほぐれにくい”という性質があります。深い部分の筋肉のこりまでほぐさないと、肩こりが解消されずに、慢性化する原因となってしまいます。こりが重なり合った状態で、深い部分の筋肉のこりが取れておらず、ぶり返してしまうのです」(竹井教授)。
慢性肩こりの人を対象に「こりの広がり」について調査したところ、上半身・下半身の各部位までこっている人が多いことがわかりました。慢性肩こりの人は、特に下半身の方までこっている傾向がみられます。
また「慢性肩こり」の中でも「深い部分のこりを感じている」人の回答を見ると、上半身・下半身の各部位が、さらにこっている傾向であることがわかりました。
※参考:「現代人のミルフィーユ肩こり」http://www.pip-club.com/enjoy/millefeuille/index.html
■慢性的な肩こりへの対策
肩こりに関係する筋肉は、表層の筋肉である僧帽筋の下に、深層筋の筋肉が2重、3重に重なり合っています。より深層の筋肉がこりも強く、ほぐれづらいという特徴があります。このように、表層筋から深層筋までのこりが重なった状態を通称「ミルフィーユこり」と呼びます。こりは、筋膜の影響が大きく関わっている
こりは、筋膜の影響が大きく関わっています。筋膜は、皮下から筋肉内にあり、コラーゲンとエラスチンからできています。筋膜も肌と同じように、年齢を重ねると、弾力性が奪われ、コラーゲンやエラスチンの数も減少してしまいます。それに伴って筋肉も働きが衰えて硬くなり、なかなかこりが解消しません。さらに、正常な新陳代謝が行われず、古いものが筋膜に居座った結果、筋膜の弾力がなくなり、筋膜や筋肉の自由度が低下してしまいます。その結果、背中や腰にこりに伴う痛みを感じやすくなってしまいます。
慢性的な肩こりで抑うつ?
「肩こりの辛さは、本人だけが感じ取れるものです。肩こりが、長期化すると、長引く痛みや不快感からストレス・精神的負担もたまり、本人以外には誰もその辛さを理解できないという気持ちから、引きこもり・ふさぎこみがちになる場合も多くあります。肩こりを軽視して放置したり、対策をあきらめたりすることは、メンタルヘルス面からも危険なことだと言えます」(竹井教授)。
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慢性的な肩こりは、筋肉の深層部分で起っています。肩もみやマッサージなどでも解消されないものは、深層部のこりです。
康復医学学会が推奨しているこり対策は、
①「HM-3000(特系霊芝)」で深層部筋肉の血流を改善し、
②「コエンザイムQ10」でミトコンドリアを活性させてエネルギー産生を促し、
③ 良質な「コラーゲン」を補給する、
という3点です。
また、長期にわたり慢性的な肩こりに悩んでいる方は、肩こりによって生じるストレスへの対策も必要となります。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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