不整脈が引き金に?
発症すると死亡したり重い後遺症を残したりする脳卒中。中でも重症化しやすいのが、心臓の不整脈の一つ「心房細動」が原因で起きる脳梗塞です。ある男性は、銀行で用事を終え外に出ようとした時、足元がふらつきうまく歩けず、道端にしゃがみ込んでしまいました。幸いふらつく感じは数分間で去り、普通に歩けるようになりました。普段の日常生活に戻りましたが、1週間後、今度は自宅で倒れてしまいました。しゃべることもできず、右手と右足が動かない・・・・。男性は家族に助けられて東京慈恵会医科大学病院(東京都港区)へ運ばれました。脳梗塞と診断され、治療が始まりました。
脳の血管が詰まって発症する脳梗塞は、大きく動脈硬化が原因のものと、不整脈など心臓が原因のものに分けられます。上記の男性の場合は、検査で心臓の上部にある心房がけいれんしたように激しく動く「心房細動」という不整脈があることが判明しました。
治療に当たった東京慈恵会医科大学病院の井口保之教授(神経内科)は「重症化せずに済んだのは、心臓が原因と判断され、血液が固まるのを防ぐ抗凝固薬を適切に使うことができたから」と話します。発症後、早めの治療が始まったことに加え、幸い詰まった血管が細く、悪影響があまり広がりませんでした。男性は会話が問題なくできる程度に回復。治療経過は順調に進み無事退院できました。男性は「健診も受けて健康には自信があった。よもや自分が脳梗塞になるとは思わなかった」と語ります。
では、心房細動がなぜ、脳梗塞の原因になるのでしょうか。
「心臓で血液がよどんで流れにムラができると、血が固まりやすくなるんです」と話すのは、日本医科大学多摩永山病院の新(あたらし)博次院長です。この血のかたまり(血栓)が血管の中を通って脳に運ばれ、脳梗塞を起こします。「血栓はときに指先ぐらいの大きさになることも。これが脳の太い血管を塞ぐと、重い脳梗塞になります」(同院長)。
心房細動は、突然発症するとドキドキする、気持ち悪くなるなどの症状が出ることもあります。しかし、慢性になると気がつかない場合も多く、健診の心電図で偶然発見されることがあります。
心臓が原因の脳梗塞では、6割の患者が、介助が必要になったり寝たきりになったり、また死に至ったりと重症化の度合いが大きいのが特徴です。平均入院期間が100日前後の脳卒中の中でも、いっそう厳しくなるケ―スが多いのです。原因が心臓なので再発のリスクも高いといわれています。
■特系霊芝と不整脈
心臓は、規則的なポンプ活動を行っていますが、なんらかの原因で脈が速くなるものを「頻脈性不整脈」、遅くなるものを「徐脈性不整脈」といい、不整脈はこのどちらかに分けられます。不整脈の原因のひとつ「心室性期外収縮」
特系霊芝の心機能への影響
不整脈の原因は多岐にわたります。中でも「心室性期外収縮」は、比較的よくある頻脈性不整脈です。康復医学学会では、霊芝が心臓機能に与える影響も研究しており、結果、「HM-3000(特系霊芝)」は、心室性期外収縮に影響するデータ、および心臓の負担になる微小循環血流に影響するデータを得ています。
【霊芝の摘出心臓の灌流再開による心室性期外収縮(PVC)への影響】
霊芝3mg/ml組は対照組と比べ、心室性期外収縮(PVC)の発生が非常に遅くなった(p<0.01)。
0.3mg/ml組は、PVCの平均発生数が少なくなった(p<0.05)。
【霊芝の微小循環(毛細血管)への影響】
霊芝投与組の服用二週間後に毛細血管の本数は対照組より明らかに多くなり、毛細血管
入口、出口の口径は対照組より拡張し、流速も対照組より顕著に速くなったことが臨床実験
で確認された。これらのことによって腎臓のろ過率は高くなり、体内の老廃物、毒素、化学薬
品などの排出は速くなる。 ※『HM真菌エビデンス』(微小循環研究所刊)より
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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