2014年4月26日土曜日

HM-3000の高血圧に対するエビデンス②

血圧を下げすぎるリスク?

新基準で大幅に引き下げられる高血圧の数値ですが、これまで日本の高血圧の基準値は高く「最高180mmHg/最低100mmHg」(87年)もありました。その後「140/90」(00年)「130/85(健診レベル)」(04年)と、どんどん引き下げられ、高血圧と診断される人が増加しました。70歳以上の52.5%が血圧を下げるクスリを飲んでいるという厚労省の調査もあるので、「血圧はとにかく下げた方がいい」というイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか。

 しかし、血圧を下げすぎると、深刻な事態を引き起こしかねません。東邦大学医療センター佐倉病院循環器科の教授は言います。
 「血圧はさまざまな要因で変動しやすいものです。朝は上がって、夜は下がりますし、暑いと下がり、寒いと上がります。深呼吸した程度でも変わるほどで、自分の正確な血圧を把握できている人は少ない。一般的に、病院で計測した血圧より、家庭血圧の方が低めですが、クスリの量は診察時の血圧によって決められることが多い血圧が高いからと降圧剤を服用していたら、下がりすぎてしまい、命に関わる病気や事故を引き起こすケースもあります。とりわけ、血圧が不安定な高齢者は注意が必要です」

高齢者は、加齢による動脈硬化が進んで、血管が硬い状態になっています。心臓が血液を送り出す時にはそれだけ力が必要になるため、収縮期血圧=最高血圧は上がります。逆に心臓に血液を戻す時は、膨らんだ動脈が元に戻ろうとする力が弱いため、拡張期血圧=最低血圧は下がります。さらに、血管内に血液をためておく容量も減っているので血圧を維持できません。高齢者の血圧は上が高くても下は低いから、下手に降圧剤を飲むと下がりすぎてしまうのです。
 「血圧を下げすぎると、冠動脈血流が低下して、狭心症や心筋梗塞を誘発するリスクがあります。腎臓の血流低下によって腎機能が悪化したり、長期的には、かえって心臓血管病のリスクが増加するという報告もあります」(都内の循環器専門医)。

 起立性低血圧によるめまいや立ちくらみ、ふらつきによる転倒も、高齢者には危険です。米国の研究では、降圧薬を服用している高齢者は、服用しない高齢者に比べ転倒しやすく、股関節や頭部を骨折するなど、大きなケガをする可能性が30~40%高いという報告もあります。高血圧で病気になるリスクより、血圧を下げたことによって起こる病気や事故のリスクの方が高くなってしまったら意味がありません。
 「クスリを飲んで、めまい、立ちくらみ、動悸、胸痛がある場合、血圧を下げすぎているサインだと考えてください」(同教授)。

 血圧はただ下げればいいというものではないのです。
日刊ゲンダイ2014/04/24

特系霊芝:高血圧のエビデンス② 

■下げすぎると危険、降圧剤の副作用

病院で処方される降圧剤はさまざまです。主な作用はもちろん血圧を下げることですが、副作用が認められることもあるため、降圧剤を処方される際には、これらの副作用などを認識しておくことが大切です。

●カルシウム拮抗薬

動悸、頭痛、ほてり感、浮腫、歯肉増生、便秘など。
アンギオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
 副作用は少ないですが、妊婦や授乳婦は内服が禁止。また、腎臓と肝臓で代謝・排泄されるので、重症肝障害や腎障害の場合には注意が必要です。

●ACE阻害薬

腎臓から排泄されるので、腎障害の方には使用できません。副作用としては空咳が有名で、20~30%の方で内服開始1週間後から数か月以内に出現し薬を止めると速やかに消えます。

●利尿薬

以下のような代謝への影響があります。
【低カリウム血症】血液中のカリウムが少ない状態で極端に減ると筋力低下やけいれん、麻痺、嘔吐、便秘などの症状が現れます。
【耐糖能低下】血糖値が下がりにくくなります。
【高尿酸血症】尿酸値が高くなります。

●β遮断薬

単独または利尿薬との併用によって血糖や脂質の代謝に悪影響を及ぼすので、高齢者や糖尿病、耐糖能異常などの合併がある場合には第一選択にはなりません。また、気管支喘息の患者さんには使えません。

●α遮断薬

初めて内服する際には起立性低血圧によるめまい、動悸、失神などがあります。
※参考【http://allabout.co.jp/gm/gc/376722/】

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」の降圧作用は、毛細血管密度の増加、口径の拡大、流速の増加あるいは維持などの変化による微小循環領域の環境と血流の改善に直接関連しているため、血圧に対して降圧剤とはアプローチが違います。したがって、原因不明の本態性高血圧や降圧剤を服用しても下がりにくい拡張期血圧などにも期待がもてるのです。

 また、服用中の降圧剤との併用でも下がりすぎることもなく、服用中の降圧剤を減薬できるメリットもあります。
※参考エビデンス【霊芝の併用による高血圧症患者の血圧及び微小循環への影響】


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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