スポーツと酸素と微小循環
酸素は呼吸によって体内に取り入れられ、血液によって各器官に供給されます。供給された酸素は頭脳の活動に使われたり、運動のエネルギーとして消費されます。
酸素は糖分をはじめとする栄養源を素にエネルギーを産生するのに特に重要です。そして、この酸素をいかに効率よく摂取・消費するかで、身体のエネルギー産生に大きな差が生じます。
スポーツ時の酸素摂取量は、通常の呼吸の約5~10倍が要求されます。血管により各組織に運ばれた酸素は、エネルギー発生の源となり、その結果により発生した老廃物を分解していきます。通常よりも多量のエネルギーを必要とするスポーツ時には、それに応じた多量の酸素量が必要になり持久力に影響します。また、酸素は乳酸を炭酸ガスと水に分解する働きがあります。
酸素は肺から血液中に取り込まれ、体内の筋肉に供給されるため、十分に酸素が供給されている状態では、運動後も筋肉の疲労回復が早いのです。
日頃から酸素の供給量に気を配ることは、疲労回復だけでなく、筋肉に早く酸素を送り込むことで老廃物の分解を助け、スポーツ時の事故や故障を防止する効果にも期待ができます。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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