2013年6月7日金曜日

スポーツと酸素と微小循環


スポーツ酸素微小循環

酸素は呼吸によって体内に取り入れられ、血液によって各器官に供給されます。供給された酸素は頭脳の活動に使われたり、運動のエネルギーとして消費されます。
 その酸素は血管の末端である微小循環を通じて体内のすみずみまで運ばれます。また、血液はこれらの過程で生じた老廃物を、肝臓や肺を通じて体外に排出する役割も担っています。
 酸素は糖分をはじめとする栄養源を素にエネルギーを産生するのに特に重要です。そして、この酸素をいかに効率よく摂取・消費するかで、身体のエネルギー産生に大きな差が生じます。

 スポーツ時の酸素摂取量は、通常の呼吸の約5~10倍が要求されます。血管により各組織に運ばれた酸素は、エネルギー発生の源となり、その結果により発生した老廃物を分解していきます。通常よりも多量のエネルギーを必要とするスポーツ時には、それに応じた多量の酸素量が必要になり持久力に影響します。また、酸素は乳酸を炭酸ガスと水に分解する働きがあります。


 酸素は肺から血液中に取り込まれ、体内の筋肉に供給されるため、十分に酸素が供給されている状態では、運動後も筋肉の疲労回復が早いのです。
 日頃から酸素の供給量に気を配ることは、疲労回復だけでなく、筋肉に早く酸素を送り込むことで老廃物の分解を助け、スポーツ時の事故や故障を防止する効果にも期待ができます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

0 件のコメント:

コメントを投稿