2014年6月13日金曜日

動物性たんぱく質を摂りましょう!

長生きする人は肉を食べる! 

「肉や魚を週に3~4回」で免疫力アップ、うつ・ボケ防止


「肉はなるべく食べないほうがいい」という説があれば、「長生きする人は肉を食べる」という説もあります。ただし、事実、長寿の人が肉を好んで食べていることはよく知られており、森光子さんや森繁久彌さんも、何歳になっても毎日のようにステーキをがっつり食べていたという話は有名です。

■「肉・卵・牛乳」

 週刊新潮では、約2000人の100歳以上の老人を調査した「健康・体力づくり事業財団」の元常務理事・荻原隆二氏の話を紹介しています。

 荻原氏によれば、ほとんどの人が一日3食を欠かさない。さらにその多くが肉類や魚介類、乳製品をほぼ毎日、摂取しているとのこと。

 ここで注目すべきなのが、皆さん、動物性タンパク質を豊富に摂っているということです。牛肉や豚肉に含まれるトリプトファンやブドウ糖はセロトニン生成の原料となり、ウイルスや菌に対する免疫力が高まるそうです。セロトニンといえば、脳内の神経伝達物質で、うつやボケの予防にもつながるものとして知られます。

■「肉や魚を週に3~4回は食べる」

東京都老人総合研究所、疫学の元部長、松崎俊久氏は著書の中で、老人を食生活の内容によって、4つのグループに分けた追跡調査を紹介しています。

〔グループ1 納豆や豆腐は食べるが、肉・魚・乳製品は一切とらない
〔グループ2菜食中心だが、卵や乳製品は食べる
〔グループ3 肉や魚を週に1~2回は食べる
〔グループ4 肉や魚を週に3~4回は食べる

 追跡調査の結果、〔グループ4〕がもっとも長生き。次に〔グループ3〕だったそうです。〔グループ1〕の死因は脳卒中などで、これは実は昭和40年代にもっとも多かった死因。「肉食以前」の時代に特徴的だったものです。

 肉には植物性タンパク質や魚では補えない栄養素が含まれていて、もともと日本人は動物性タンパク質不足で短命でしたが、肉も魚も野菜も米も食べるようになって長寿になったといわれます。

 もちろん、過ぎたるは及ばざるが如し。肉ばかり食べている人が少し控えて、その分ほかの食品を食べれば、体調が良くなることもあるかもしれません。肉を目の敵にする必要はなく、何事も偏らずにバランスよく、そしてなにより“楽しく食べる”ということが一番なのです。
(2014年06月12日 selfdoctor.netより)

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 大切なのは、「良質のたんぱく質」を摂ることです。高齢になると、消化器系をはじめ、身体の機能が衰えて、食欲は衰えていきますが、1日に必要なたんぱく質の量は成人以降はそれほど変わりません。ご高齢の方も少しずつでいいので、良質の動物性たんぱく質を積極的に摂るように心がけてください。何しろ、人間は頭の先からつま先まで全てタンパク質でできているのですから。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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