男性の鉄欠乏性貧血は要注意!
体内の鉄分が不足して赤血球を十分に作れなくなって起こるのが、鉄欠乏性貧血です。特に女性に多いとされています。赤血球は大部分をヘモグロビンが占め、全身の隅々に酸素を運ぶ役割を果たしています。ヘモグロビンは鉄分やたんぱく質でできていて、体内の鉄分が不足するとヘモグロビンを作りにくくなります。健康な成人の体内には3,000~4,000ミリグラムの鉄が存在しており、そのうちの約65%がヘモグロビンに含まれています。
鉄分が不足する原因は、一つには食事などからの摂取不足がありますが、東京女子医科大学病院血液内科講師の志関雅幸氏は、「重要なのは、出血によって鉄分が失われること」と言っています。若い女性に鉄欠乏性貧血が多いのは、周期的に月経による出血があるため鉄分が不足しやすくなるからです。
しかし、鉄欠乏性貧血は男性にもあります。そして女性との大きな違いは、女性の場合より何らかの病気が隠れている可能性が高いということです。男性の場合は月経がないため、胃や十二指腸、大腸など消化管からの出血が疑われることがあるのです。鉄欠乏性貧血で鉄分を補給するために鉄剤を1年以上飲んでいても効果が見られなかった男性を診察・検査したところ、大腸がんが発見されたという例もあります。
鉄欠乏性貧血になると、一般的に息切れや動悸が表れるといわれますが、必ずしも、こうした症状を訴えてくる患者だけとは限りません。健康診断の血液検査で貧血を指摘され受診する場合もあるのです。また、多くはないものの、爪がへこんだり割れやすくなったりすることもあります。
鉄欠乏性貧血は徐々に進行することが多く、体が貧血の状態に慣れて症状に気付きにくくなる場合もあります。「あまり特徴的でない症状の中にも貧血が隠れていることがあるので、定期的に健診を受けることが大切です。また、貧血の原因となる病気がないか検査することも忘れずに」(志関氏)。
■赤血球に関わる貧血対策
貧血は、鉄分の不足以外にも起ります。赤血球の数や質に異常がおこった場合です。赤血球の異常でヘモグロビンが血液体積あたりで減少し、血液の酸素運搬能力が低下して貧血を起こします。この場合は多臓器・組織が低酸素状態に陥り、様々な諸症状や機能不全が現れます。赤血球が減少する原因
赤血球減少の原因は、大別すると、赤血球の産生低下と、赤血球の破壊・喪失の二つが考えられます(両方が同時に起きることもあります)。*赤血球産生の低下
○造血細胞の減少:造血細胞の数が減少し赤血球産出能力が低下する。○その他:造血因子の減少や低栄養(鉄欠乏性など造血細胞の意欲が低下)
*赤血球の喪失
○出血:出血では赤血球と血漿(水分)を同時に失う。血漿量は短時間で回復するが赤血球の回復には時間がかかるので血液が薄くなる。○溶血:何らかの原因で赤血球が破壊される。(溶血性貧血など)
多能性造血幹細胞
赤血球・白血球・血小板は、全て骨髄で造られます。これらの元になる細胞は骨髄中の多能性造血幹細胞です。まず最初に、多能性造血幹細胞が、骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分化します。このうち骨髄系幹細胞が、赤血球・好中球・単球・好酸球・好塩基球の出発点となる各々の前駆細胞に分化し、増殖成熟過程を経てそれぞれの成熟した細胞の集団が形成されます。
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康復医学学会の研究によって開発された『黒米の素』。黒米は滋養強壮に優れ造血作用があると言われています。古くから薬膳料理にも使われているので「薬米」の別名もあります。
『黒米の素』には鉄分だけでなく、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・カルシウム・マグネシウムなど(天然全栄養素)も豊富に含まれており、糖質や脂質の代謝を助け、鉄分の利用を高めます。
造血機能は、加齢やさまざまな疾患、虚弱体質、投薬などによっても低下します。また、がんの末期などは、貧血を併発し酸欠状態をおこしてQOL(生活の質)を低下させてしまいます。実は、康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」にも、赤血球の柱になる造血前駆細胞の働きに影響を与えるデータがあります。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ
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