眼科検診で失明者数が減少する !?
日本における成人眼科検診を積極的に実施することで、失明者数が有意に減少するという予測には強いエビデンスがあります。近年の研究では、検診プログラムの導入による医療経済的評価や失明予防効果が具体的な数字で示されており、視覚障害対策として重要な取り組みであると位置付けられています。
日本における成人失明の主な原因は、緑内障・糖尿病網膜症・網膜色素変性症・加齢黄斑変性・網膜脈絡膜萎縮の5つが大半を占めています。これらの疾患は中高年以降で発症しやすく、初期症状が乏しいまま進行することが多いため、早期発見・治療介入が極めて重要です。特に緑内障は、成人失明の原因で最も多く、定期的な眼底検査で早期発見が可能です。
【成人眼科検診の失明抑制効果】
日本人対象のマルコフモデルを用いた研究によれば、40歳から70歳まで5年ごとに眼科検診(眼底検査)を受けるという「ベースケース」では、失明減少率は16.2%と推定されています。さらに、40歳から70歳まで毎年検診を行った場合、失明減少率は54.4%に上昇します。これは、失明に至る症例をおよそ半分まで低減できる可能性を示すものです。例えば、検診内容に高感度な光干渉断層計(OCT)を追加した場合、失明抑制効果はさらに高まるとされ、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症の早期発見にも有効です。また、緑内障や糖尿病網膜症は早期に治療を始めれば進行抑制や視機能の維持が見込めることが確認されています。
【費用対効果と社会的意義】
医療経済学的評価では、5年ごとの検診では1,883,516円/QALY(費用対効果を示す指標)、毎年検診でも1,920,668円/QALYと大きな差はなく、十分に社会的許容範囲と判断されています。特に、失明減少効果が大きくなる40歳以降の定期的な検診は、費用対効果を損なうことなく導入可能と考えられています。
失明が減少することで、本人の生活の質向上に加え、介護負担や社会的医療費の抑制効果も期待でき、国全体の社会保障費削減にも寄与すると予測されています。
【眼科検診普及への課題と展望】
現状、日本の自治体で成人を対象とした特化型の眼科検診を定期導入している例は多くありません。また、受診率も十分とはいえないため、健診との同時実施など受診率向上の方策が今後の課題となります。国内の研究は、受診率の上昇とともに失明予防効果がさらに顕著となることを示唆しています。
以上のエビデンスより、成人眼科検診の積極的な導入は、日本国内における失明者数の大幅な減少につながり、費用対効果にも優れた公衆衛生政策です。今後は検診普及および受診率向上が、視覚障害対策の鍵となると考えられます。
■成人失明の主要原因5疾患
①緑内障:眼圧により視神経が慢性的に圧迫されることで視神経の障害を生じ、放置するとかすみがかかったように視野が狭くなり、失明する可能性もある病気です。ごくまれに、急激に眼圧が上昇し、一時的に吐き気や頭痛、眼の痛み、目のかすみを自覚することがあります(急性緑内障発作)。
②糖尿病網膜症:糖尿病の合併症のうち、目に起こるものの中で最も重要なものが糖尿病性網膜症です。一度進展してしまうと治りにくく、しばしば失明の原因となります。現在日本において、年間3000人が糖尿病が原因で失明しており、中途失明の原因の第一位となっています。
③網膜色素変性:網膜の視細胞に異常が生じる進行性の遺伝性疾患です。暗いところでの見えにくさや視野の狭小化が見られます。
④加齢黄斑変性:網膜の黄斑というところに異常な老化現象が起こり、視力や視野が低下してくる病気で、視野の中央がよく見えない、ゆがむ、暗く見えるなどの症状が表れます。黄斑は網膜のほぼ中央にある、物を見る要の部分です。欧米では中途失明原因のトップが加齢黄斑変性です。
⑤網膜脈絡膜萎縮:網膜と脈絡膜(網膜の栄養を担う組織)が萎縮する病気です。主に強度近視が原因で、眼球が伸びることで網膜や脈絡膜が引き伸ばされて薄くなることが関係しています。
重要な目にこそ、常に多くの酸素と栄養を!
人の五感=五官(目、耳、鼻、舌、皮膚)といって、その人が現在おかれている状況を的確に察知・判断するためのレーダーとなる組織です。五官には多くの毛細血管や微小血管が存在しており、その不調を総称して微小循環障害と呼びます。人の身体を形成している数十兆個といわれる細胞はその殆ど全てが微小循環の影響を受けています。とりわけ目は、光を感じ、物の形や色を識別することで、他の感覚器と比べても豊富な情報を得ることが出来る器官です。重要かつ繊細な働きをするため、目は常に多くの酸素や栄養を必要としているのです。
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康復医学学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」の特異成分トリテルペノイド(ガノデリン酸など)には、微小循環を改善して細胞に必要な酸素や栄養分を十分に供給する作用があり、目の疾患対策として効果的に働きます。また、人が日常的に情報量として脳がインプットしている割合は、その80%以上が視覚から入ると言われています。アイマスクを使用するなどして強制的に光をシャットアウトし、目と目の周りを温めると、網膜や三つの眼筋(虹彩筋、毛様体筋、外眼筋)の緊張が緩和され、脳のストレスも一気に解消されます。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン











