慢性疲労症候群(CFS)
慢性疲労症候群(CFS)は、医学的に原因が特定されていないにもかかわらず、患者に深刻な倦怠感と様々な身体症状を引き起こす複雑な疾患です。その原因不明という性質は、この病気が長年にわたり医療現場で「放置されている」と見なされる一因となってきました。しかし、近年では病態解明に向けた研究が進み、少しずつではありますが、その実態が明らかになりつつあります。
CFSが「放置されている」とされる理由
原因不明と診断困難 :CFSの最大の特徴は、現在の医学的検査では明確な異常が検出されないことです。血液検査、画像診断などを行っても異常が見られないため、医師が診断を下すのが難しいのが現状です。このため、患者はしばしば「気のせい」「精神的なもの」として扱われたり、心身症やうつ病と誤診されたりすることがあります。
客観的な指標の欠如 :倦怠感という主観的な症状が中心であるため、その程度を客観的に評価するバイオマーカーが存在しません。これは、病気の重症度を測ったり、治療効果を判定したりすることを困難にしています。
社会的な認知度の低さ :CFSは、社会一般での認知度が低い疾患です。このため、患者が周囲の理解を得られずに苦しんだり、仕事や学業を継続することが困難になったりするケースが少なくありません。医療従事者の中にも、CFSに対する十分な知識や理解がない場合があり、適切なケアを受けられないことがあります。
治療法の確立の遅れ :原因が不明であるため、効果的な根本治療法が確立されていません。対症療法や症状緩和のための介入は行われますが、病気を完全に治癒させる治療法がないことが、患者の不満や医療側の課題となっています。
慢性疲労症候群の主な症状
CFSの症状は多岐にわたり、個人差が大きいことが特徴です。しかし、以下の症状が複合的に現れることが一般的です。●重度の疲労感(倦怠感):最も特徴的な症状で、強い疲労感が6ヶ月以上続く。●労作後倦怠感(PEM):身体的・精神的活動後に症状が著しく悪化、回復に非常に長い時間を要す。CFSの特異的な症状で、診断基準の重要な要素。●睡眠障害:不眠、熟眠感の欠如など、様々な睡眠の問題。●認知機能障害:集中力・記憶力・思考力の低下、言葉が出てこないなど。●起立性調節障害:立ち上がるとめまい・ふらつきが生じる症状。●筋肉痛・関節痛:様々な部位に原因不明の痛みが生じる。●頭痛 ●咽頭痛・リンパ節の腫れ ●その他:微熱、寝汗、消化器症状(吐き気、腹痛)、光や音への過敏症など。
CFSは依然として多くの課題を抱える疾患ですが、患者の苦しみを理解し、適切な支援を提供するための努力が続けられています。
■疲労と生活環境ストレス
そもそもストレスとは、外部からのプレッシャーのことではなく、その"プレッシャーを押し返そうとする力(応力)"のこと。外部からのプレッシャーを「ストレッサー」といいます。そして、ストレッサーの応力(ストレス)が体にダメージを与えるのです。つまり、プレッシャー(外的要因)が問題ではなく、それを捉える"自分の性格"が問題になってくるのです。
疲労は、老若男女を問わず、生活に中で感じる「生活環境ストレス」が原因のひとつになっています。生活環境ストレスが継続・重複すると脳の神経に乱れが生じ、日中活発な交感神経が夜になっても静まらず、夜になっても副交感神経が働きづらくなって睡眠障害を起こし、寝ても疲労が抜けない状態になります。
5つの生活環境ストレス
(1)精神的ストレス:職場や家庭、友人関係等の人との付き合いの中で感じる不協和音や、仕事のプレッシャーなどから生じる。
(2)身体的ストレス:残業などの過重労働やスポーツのオーバートレーニングなど、体を酷使することで起きる。
(3)物理的ストレス:細胞内のたんぱく質や遺伝子を傷つける強い紫外線や騒音、季節ごとの暑さや湿度の高さ、寒さなど。
(4)化学的ストレス:新築住宅のホルムアルデヒドのような化学物質や、野菜の残留農薬、食品添加物など。
(5)生物学的ストレス:かぜや新型コロナウイルス、O-157、寄生虫などの人間を脅かす様々なウイルスや細菌の感染によってもたらされる。
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生活環境からのストレスは、精神的疲労・肉体的疲労の複合型です。それらは気力・活力の低下、睡眠の質の低下に影響します。「ラフマ葉」のセロトニン活性は、メラトニン(睡眠ホルモン)の産生に働き、睡眠の質を改善します。また、肉体的疲労の解消、エネルギー産生の回復には「HM-3000(特系霊芝)」と「コエンザイムQ10」です。特にHM-3000(特系霊芝)の血流改善作用は、ストレス疲労に効果が期待できます。
※近年、慢性疲労症候群(CFS)は「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)」と呼ばれることが増え、単なる疲労ではなく、神経系、免疫系、代謝系の異常が複合的に関与する全身性疾患であると理解されつつあります。診断基準の見直し、病態解明の研究が進められており、治療法の開発にも期待が寄せられています。
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愛・感謝 村雨カレン








