2018年7月25日水曜日

熱中症と自律神経

熱中症耐性が低下している現代人!

命が危ないほどの記録的な猛暑日が続いていますが、電車、バス、会社、スーパー、自宅と、どこでもクーラーが効いている環境になりました。節電 節電と言われても、夏の猛暑にはクーラーが欠かせない現代の日常生活。しかし、冷房の効いている快適さと引きかえに、「自律神経」のはたらきの低下によるさまざまな身体の不調があらわれています。

 自律神経とは、意識せずに体温、消化、代謝、免疫など、体の機能を自動調整する体の神経の働きです。大別すると「交感神経」と「副交感神経」がありますが、この2つの神経の働きが乱れるとエネルギーの代謝にも影響して、疲労やダイエット効果の低下により太りやすくなったりします。皮膚の新陳代謝が滞れば肌のシミ・シワ・くすみができやすくなります。免疫系に影響が及べば、病気にかかりやすくなります。そして、ホルモン系の失調は、月経前症候群(PMS)プレ更年期を引き起こすこともあります。
 自律神経が乱れる主な理由は、日常のストレスや生活環境が地球の自然環境とはかけ離れてきてしまっているからです。
 自律神経の役割の一つ、体温調節は、汗をかいたり震えたりして自然環境に体内環境を合わせますが、現代は冷暖房完備が当たり前で、夏は屋内外の温度差による不調に悩まされる人が多いようです。

 そして、この時期、猛暑の体温調節に深く関わっているのも自律神経です。通常「寒い」「暑い」と肌が感じると脳が情報を送り、自律神経を働かせます。暑さを感じると、血管を拡張し、熱を放出します。自律神経が麻痺したり、激しい温度差で混乱したりすることによって冷房病の症状が出ます。
 最近の冷房病には「汗をかけない」という症状が見られるようになりました。この症状は、70年代以降に生まれた人に多くみられる症状です。人は汗をかくことで体温を調整します。
 肌の表面にはエクリン腺という汗腺の一つが約230万個あります。このエクリン腺の中には機能しているものと、していないものがあるのです。機能している汗腺を「能動汗腺」といいますが、現代人はこの「能動汗腺」の数が少なくなってきています。ですから、汗をかかないのではなく、かけないのです。この現象を「能動汗腺衰退症」といいます。能動汗腺に力がないために、体温の調節能力が落ち、熱中症耐性が低下すると考えられています。
(出典:https://www.oist.jp/) 

※猛暑日、酷暑日が続いています。しっかりと体調管理をして、乗り切りましょう。

■熱中症:自律神経と体温調節

体温を一定に保つことは人体の重要機能のひとつです。体内で生産された熱と、体外へ放出される熱のバランスがうまく取れていないと体温を一定に保つことはできません。重要なのは体温を調節するシステムです。

体温調節の要:自律神経

通常は、体内で作られた熱で血液の温度が上昇し、温まった血液が体表を通るときに皮膚から放熱して体温を下げます。
 しかし、猛暑の夏など、体表からの放熱だけでは間に合わない場合、皮膚に分布する汗腺からどんどん汗を出し、皮膚の表面を濡らすことにより温度を下げる働きをします。汗腺も自律神経に支配されており、発汗を促進するのも交感神経の役割です。

熱中症とチアノーゼ

血液中の酸素濃度が低下して、唇や爪の色が紫色になるチアノーゼですが、通常、健康な人の血液では、酸素とヘモグロビンが結合していて、それが血液の赤い色を作っています。
 しかし、熱中症で体温調節が限界を超えると皮膚血管の拡張のために皮膚に血液が集中し、発汗などのため血液粘度も上昇し血流障害を起こします。重症の場合、心負担⇒血圧低下⇒チアノーゼを経て、虚脱状態や意識障害などになります。

普段からの良好な血流の維持が大切

現代人の汗をかけない原因の一つに、東洋医学でいうところの「瘀血(おけつ)の問題があります。つまり、微小循環血流の滞りです。血液は酸素や栄養素とともに体内の熱を運ぶ役割も持っていますから、微小循環血流を改善し、血流を良好に維持すれば、体温調節システムも効率よく働きます。
 当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」微小循環の改善作用と、「ラフマエキス」自律神経調整作用が、熱中症の予防にも役立ちます。


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愛・感謝 村雨カレン

2018年7月19日木曜日

ストレス対策

"ストレス労災"を防ぐ 7つの習慣

昨年の6月30に厚生労働省が発表した平成28年度(2016)の「過労死等の労災補償状況」によると、過労や職場でのトラブルが原因と考えられるうつ病や自殺などの精神障害の労災請求者数は1586人に上り、前年比71人増となっています。
  避けようのないストレスを回避するには、日々の習慣が不可欠です。

 日本ストレスチェック協会代表理事で産業医の武神健之氏は、ストレス対策のために、以下の7つの習慣を身に着けることを勧めています。

1.好きなことをする

‥‥趣味や娯楽など好きなことをやっているときは嫌になることや負担になることがあっても、それを忘れることができる。そして、心も身体もリラックスする。 
「ストレスに強い人に共通していることは、仲間やよりどころを持って、2人以上で好きなことをしていること」(武神氏)。

2.構える

‥‥エリートほど想定外を考えていないことが多く、想定外のことが起こったときにダメージを受ける。想定外のことに対して構えること、最悪のシナリオを想定することがショックを和らげることにつながる。

3.区切る

‥‥コーヒーブレイクを入れる、短時間の昼寝をするなど。さらに、旅行、コンサート、週末にバーベキューなどで、職場との区切りを作る。
「頑張りすぎる人は区切ることを後回しにしがち。仕事が忙しいと、忙しい時期が終わってから区切ろうとしがちな方が多い。あえて、忙しい仕事の途中に、区切ることを入れてほしい。これこそがストレスに強い人が習慣にしていること」(武神氏)。

4.捨てる

‥‥不安やストレスに悩まない人の多くは「やりたいこと」を決める前に、「やらないこと」を捨てる習慣を身に着けている。無駄なことをやらないだけでストレスは随分軽減される。

5.体を動かす

‥‥有酸素運動や一定のリズムを伴う運動をすると脳内でセロトニンが活性化すると言われている。セロトニンはうつ病患者に不足している脳内物質。体の緊張を和らげる働きもあり、不安やストレスにとって重要な役割を果たす。

6.書く・人に話す

‥‥何が不安なのかを書き出し、人に話すことでその原因がはっきりとし、対処方法が見えてくる。
「対処方法がみつからなくても、話すだけで人は"気が楽になる"もの」(武神氏)

7.新しい出会いを求める

‥‥新しい出会いや新しい学び、新しい習慣など非日常を楽しむ。新しいチャレンジから仲間が増え、視野が広がることで、それまでのストレスが悩みでなくなったりする効果がある。
(出典:https://www.sbbit.jp/)

■ストレスとCo-Q10、ラフマ、霊芝

ストレスによる体の変調のサインのひとつでもある「疲労」。疲労の発生メカニズムは、脳の特定の神経回路と血液中の「コエンザイムQ10(Co-Q10)」の濃度が強く関わっていることが明らかにされています(疲労学会)。肉体疲労で手足や腰がだるいとしても、手足、腰の筋肉で疲労を感じているわけではありません。筋肉の抹消から脳に信号が伝わり、脳で「疲れた」という感覚が生じて、意欲や行動が低下すると考えられています。血液中のCo-Q10濃度を測定すると、疲労負担をかける前とかけている間では、疲労負担をかけているときのほうが、血中のCo-Q10濃度は著しく低下しているとの結果が出ています。

異常な興奮や衝動・不安感を軽減するセロトニン

「ラフマ(羅布麻)」
約50数種類あるといわれる脳内伝達物質。その中でモノアミン神経伝達物質の一つ「セロトニン」には、興奮や衝動・不安感を抑制し、精神を安定させる作用があります。このため、セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなり、キレる、ヒステリー、睡眠障害などになります。また、セロトニンの低下で動物の攻撃性が高まることが知られています。ストレスが溜まっているときに、温泉・体操・断食・座禅・深呼吸などで癒されたと感じるのは、脳内にセロトニンが増え、高まっていたノルアドレナリンが減少するからといわれています。また、睡眠リズムを作るメラトニンの原料もセロトニンです。
セロトニンを増加と活性には、古来より愛用されてきた「ラフマ葉」が効果的です。

ストレスと微小循環

健康的な毛細血管(上)と
ストレス過多の毛細血管(下)
微小循環内の血管は、一層の内皮細胞からできています。血管壁が薄くて口径の小さい毛細血管なので非常に繊細で、ストレスの影響をダイレクトに受ける器官でもあります。右上の映像は、理想的な毛細血管です。まっすぐに伸び、本数も多くはっきり確認できます。一方、右下は、ストレスのかかった毛細血管です。毛細血管は、ストレスがかかると入口部分が収縮し血液が流れにくくなって、映像がはっきり見えません。血管が少なくなったように見えます。そして、汗腺が開くので汗の粒が見えます(粒の下が汗腺)。この状態は、酸素・栄養の供給悪化、老廃物の蓄積を招き、体は様々な自覚症状を訴えるようになります。"ストレスからくる〇〇"とは、まさにこの状態なのです。微小循環の流動性を高めることが、本当のデトックスといえるのです。微小循環の改善には「HM-3000(特系霊芝)」をおすすめします。


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愛・感謝 村雨カレン

2018年7月11日水曜日

喉老化と誤嚥

40代からの喉老化サインとその対策

シミやたるみなど肌の変化を感じやすいアラフォー世代。実は、喉の老化も40代から始まっているのです。
 呼吸器内科専門医によると、肌や代謝の衰えに比べて、「喉の衰え」を自覚できない人が多いということです。喉老化とその対策は40代から気を付けたいものです。

● 喉老化チェックリスト‥‥ひとつでも当てはまったら「喉老化」のサイン!

□ 食事中や食後にムセることがある  □ 咳払いが増えた  □ 朝、声が出にくい
□ 喉が詰まった感じがする  □ 液体のほうが飲み込みにくい

 医師は、「喉の衰えは40代からスタートする。具体的には、水や食べ物を飲み込む"ごっくん"する力の衰えによって、喉仏が上がりにくいなどの症状が出てくるのだが、加齢とともにゆっくり症状が出るので、重大な健康トラブルになる前に早めのケアが必要だ」と指導しています。そして、「唾液は、1日に1000~1500mlほど分泌され、口の中を清潔で健康に保つ働きがあるが、その量は加齢とともに低下する。また、現代人に増加する"口呼吸"によって、空気中のダニ、カビ、ほこり、ウィルスが気道から直接入り、免疫力の低下を引き起こしやすい状態にある」と話します。

●粘り食材を取り入れて飲み込みやすく!「粘り食トレ」の方法

40代に入ると気づくことが多い、口から食べたものを"ごっくん"する力の衰え。意外にも水や汁物は誤嚥しやすいのです。
医師が、喉のために日々実践しているのは、食事に「粘り食材」を加えること。
「嚥下のトレーニングの最初に行う食材としてヨーグルトを提案している。ヨーグルトは手軽にどこでも手にはいりやすいだけでなく栄養も豊富」、「喉にいい、粘りの強いヨーグルトを選ぶことがポイント。患者は歳をとると、きゅうりなどの生野菜やナッツなども食べにくいと訴えるので、そんな人はヨーグルトと一緒に食べるように指導している」と言います。さらに、「我が家でもヨーグルトをフルーツや野菜にかけている。粘るタイプのヨーグルトのほうが食材によく絡む。お味噌汁などの汁物でなく、ヨーグルトをフルーツや野菜にかけて1口目に摂取すると、咀嚼することで唾液が出やすくなるだけでなく、無理なくたんぱく質が摂れるので家族全員で食べている」と話します。

 筋肉の衰えと同様に、加齢とともに衰える喉の飲み込む力。発声法による喉トレーニングを行いながら、毎日の食事にヨーグルトを上手に取り入れ、喉の老化を予防しましょう!
(出典:http://lar-japan.com/)

■嚥下障害の原因と食事の工夫

嚥下障害の原因は「器質的原因」「機能的原因」「心理的原因」の3つに大別されます。食べ物が口腔内から咽頭、食道、胃へと運ばれるまでには多くの器官が関わっていますが、嚥下障害はこれらの器官が何らかの理由で上手く働かないことが原因で起こります。

●器質的原因
 嚥下に関わる口腔内から胃までの気管に食べ物の通過を妨げる構造上の問題があり、うまく嚥下ができなくなるケース。中でも多いのは、口内炎や喉頭がんによる腫瘍、炎症などです。唇顎口蓋裂などの先天的な奇形が原因となることもあります。

●機能的原因
 器官の構造そのものには問題がなく、それらを動かす筋肉や神経に問題があって嚥下機能が衰えるケース。運動麻痺や認知機能障害を引き起こす「脳血管疾患(=脳卒中)」、または「パーキンソン病」に代表される神経と筋肉の伝達異常が生じる「神経筋疾患」が原因の可能性があります。向精神薬や鎮静剤など薬の影響で各器官の働きが低下することもあります。加齢により咀嚼や嚥下に必要な筋力が衰えるのも、機能的原因の一つ。筋力の低下⇒飲み込むときに気道を閉じられない⇒食べ物が気管に入りやすくなる。

●心理的原因
 うつ病による食欲不振など、心因性の疾患が嚥下障害を引き起こすケース。

誤嚥をきたしやすい疾患

以下のような疾患があると誤嚥性肺炎を起こしやすいといわれます。
▲脳血管障害(脳出血・脳梗塞など) 
▲パーキンソン病 
▲認知症(アルツハイマーなど) 
▲その他神経疾患 
▲胃食道逆流症 
▲食道運動疾患 
▲口腔内乾燥 
▲口腔内癌 
▲歯の噛みあわせの異常(もしくは義歯不適合) 
▲寝たきり状態 
▲経管栄養の使用(誤嚥の危険があるので経管栄養になっていると考えられます) 
▲睡眠薬の使用

誤嚥しない食事の工夫

食事形態は重要です。一般的にはペースト状ゼリー状ムース状が嚥下しやすい形態となります。これらの形態は歯が悪くて十分に噛めなくてもそのまま飲みこむことができ、また、口の中に食べ物が散らばらず1つの塊となることでまとまって飲みこむことができ、食物残渣で誤嚥する可能性を減らします。
 また、嚥下反射は常温食材よりも冷たいもの熱いもので起きやすいため火傷しない範囲で温度にも気を配りましょう。
 黒コショウのニオイは嚥下反射を司る脳の一部、島皮質の血流を促し唾液分泌を増やし嚥下機能を改善させたとする報告もあり、服貼りタイプの芳香シートが市販されています。
 その他、食後すぐに横にならないことも重要。できれば食後2時間は座位を保ちましょう。寝たきりの場合でも可能であれば頭を30°程度上げることで誤嚥を防ぎます。


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愛・感謝 村雨カレン

2018年7月4日水曜日

認知症予防

認知症を遅らせる運動に“効果なし”

英オックスフォード大学の研究チームはこのほど、軽中度の認知症患者向けの運動プログラムに「効果がない」との研究を発表しました。

調査では、300人以上の70代の男女に4カ月間エアロビクスや筋トレを行ってもらいましたが、思考スキルや行動に改善は見られませんでした。ただ良い面として、対象者の体力は向上したといいます。また、定期的に適度な運動をすることは良いことで、それを止めさせる理由は何もないと付け加えました。しかし現状、英国民保健サービスが提供している認知症患者向けの運動プログラムは良い投資とは言えないようです。
 調査は、329人の認知症患者に週2回、60~90分の運動を4カ月してもらいました。内容は、最低20分のエアロバイクと、おもりを持って椅子から立ち上がる動作。また、週に1時間、自宅で運動することが推奨されました。対象者はその後検診を受け、通常治療を受けた165人の認知症患者グループと比較されました。

 今回の研究を主導したサリー・ラム教授は、認知症と診断されてから2~3年の人は、エクササイズに付いていけたので、体力や筋力の向上が見られたと説明。一方、「しかしこれらの成果は、認識力の低下や日常生活での行動、習慣、健康面におけるQOL(生活の質)の改善とは結び付けられなかった」と述べています。
 12カ月後、両グループで認識力の低下が見られ、運動したグループの方がわずかに悪化していたものの、違いは小さかったようです。

 ロンドン大学(UCL)臨床神経学のマーティン・ロッサー教授は、例えば脳細胞の変質はアルツハイマー病の症状が表れる何年も前から始まっていることから、今回の研究結果は驚くべきことではないと話します。
「なので、運動は良いものだが、病状が進行してから始めたのでは限られた成果しか得られないという主張は変わらない」
 英国アルツハイマー病協会のサラ・イマリシオ博士は、他の運動は別の影響を患者に与えるかも知れず、今後の研究で扱われていくべきで、運動には健康以外にも様々なメリットがあると彼女は言います。
「多くの人にとって運動は楽しさの源になり、意味ある社会交流の機会を与えてくれる」
「こうした事柄は、他の人と同様、認知症と共に生きる人々にも当てはまる」

 運動はなお、健康な高齢者にとっては最も効果的な認知症リスクを低める方法と考えられています。しかし今回の研究により、すでに認知症と診断された人々にとって最も効果のある運動プログラムを開発するには、さらなる取り組みが必要なことが分かったのです。
(出典:http://www.bbc.com/) 

■有酸素運動で認知症予防!

健康な高齢者や元気な40~50代に人でも、認知症に対する不安はぬぐえないもの。そんな人は、生活の中に適度な有酸素運動を取り入れてみましょう。有酸素運動は、認知症の予防にも効果を発揮します。※米イリノイ大学の研究チームのデータによると、有酸素運動は脳機能の低下を防ぎ、脳を若く保つ働きがあることが明らかにされています。

 有酸素運動を行う事で持続的に酸素を体内に取り入れる事こそが、認知症予防に有効とされる理由です。酸素は血液によって運ばれ、その血流増加は脳にも派生し、脳の血管に新鮮な酸素を含んだ血液が送り込まれます。脳内の血液が豊富になることによって、脳の神経細胞であるニューロンが新しく作られます。そして、神経細胞同士を結び付ける働きを持つシナプスは脳機能に非常に重要であり、酸素が多く脳に送られると事で活発に働き、記憶力を増強させるのです。また、脳内の血流増加により、傷ついて機能しなくなった毛細血管の代わりに新しい毛細血管も作られていきます。
 そうすることで、脳の記憶を司る海馬の脳内ネットワークがうまく機能しなくなることで起こる認知症を予防することが出来るのです。

有酸素運動の取り入れ方

認知症予防に行う有酸素運動は、まずは1日10分程度、気分転換になりそうな軽いものから始めるとよいでしょう。例えば、ウォーキングなども1人で行うのではなく、出来ればご家族や友達と会話をしながら歩くことが有効です。会話をすると、その分負荷がかかり、酸素を多く身体に取り入れる事が出来るからです。
 また、外に出て歩くことで、周りの景色が変化し、それに合わせて目から入ってくる情報を脳が判断する為に働くという効果も見込めます。
 慣れてきたら、毎日ではなくても週に2~3日1回約30分の有酸素運動で十分です。

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 認知症は、脳内に溜まるβアミロイドとタウというたんぱく質によって引き起こされる脳神経細胞の死滅と、海馬の脳内ネットワークの機能不全で起こると言われています。
 現状、認知症を治す薬はありません。蓄積された脳内のβアミロイドやタウを消し去る薬ができたとしても、血液脳関門によって脳内に異物(薬)が入ることを拒まれるからです。脳関門を通過するインスリンに乗せて薬を通す研究が各国で進められていますが、未だ完成を見ていないようです。
嬬恋自社農場の霊芝、発育中!
現在、薬の成分が行き届かない脳内の老廃物を回収できるのは、当学会の主要研究テーマである微小循環血管(交換血管)だけなのです。
 予防策を取っていたにもかかわらず残念ながら認知症になってしまった方には、微小循環の改善が期待できる「HM-3000(特系霊芝)」が最適です。また、当学会の研究開発により生まれた認知機能の改善に特化した商品『光華』(販売:認知症改善サポート日本協会)は、これまで有効率100%の実績を上げています。


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愛・感謝 村雨カレン