2022年6月29日水曜日

コロナ後遺症

 後遺症で心臓血管疾患のリスクUP!

 新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向にありますが、まだまだ気は抜けません。

 現在、感染の中心になっているオミクロン株や、その変異株であるBA.2は感染しても多くは重症化することなく風邪程度の軽症で済むといわれ、軽視している人も少なくありません。しかし、甘く考えていると心臓に深刻な事態を招く危険があります。

 今年2月、アメリカの生物医学雑誌「ネイチャーメディシン」に、新型コロナ感染によって心臓や血管の後遺症リスクが高まる可能性を指摘する論文が掲載されたのです。

 米ワシントン大の研究者グループが退役軍人省のデータを基に調査した研究で、退役軍人病院で一昨年3月から昨年1月の間に新型コロナに感染し、30日以上を生存した15万3760人のデータを対象に、発症後1年間の後遺症について過去のデータと比較したところ、新型コロナに感染した人は、重症・軽症にかかわらず発症後1年間に20種類に及ぶ心臓や血管の疾患の発症リスクが高くなっていました。不整脈、心筋炎、心筋梗塞などの心臓疾患、血栓塞栓症などの血管疾患、脳梗塞などの脳血管疾患のリスクがアップし、心不全が72%、心臓発作が63%、脳卒中は52%も高くなったといいます。

 新型コロナの感染が世界的に広がり始めた当初から、新型コロナは血管に炎症を起こし、血栓ができやすくなるという指摘が多くありました。ウイルスが細胞へ侵入する際に利用するスパイクタンパク質がいくつものサイトカインを放出し、血管や臓器に炎症を引き起こすといわれています。

 つまり、新型コロナに感染すると、感染症そのものが治まったとしても、その後に「血管の炎症からの血栓症」がついて回る可能性が高いということです。そのため、動脈硬化、高血圧、脂質異常症、不整脈といった心臓や血管に関係する基礎疾患がある人は、新型コロナへの感染をきっかけに、普段は隠れている基礎疾患が顕在化し、深刻な心臓血管疾患を発症するリスクが高くなるのです。これは、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病の"素養"があるものの、症状が表に出ていないため自分では気づいていない人も同様といえます。

 現在、新型コロナウイルス感染症そのものの治療については、有効な薬の登場などによってかなり確立されてきています。しかし、感染によって心臓や血管の深刻な病気を起こしてしまえば、元も子もありません。まずは、何より感染しないことが重要なので、感染しても軽症だからと甘く考えることなく、しっかりした対策を続けることが大前提です。

 命を守るためにも、あらためて「新型コロナに感染すると心臓や血管の疾患リスクが上がる」と意識しておきましょう。

天野篤:順天堂大学医学部心臓血管外科教授(出典:https://hc.nikkan-gendai.com/)


■血管ダメージを避ける生活習慣を

 前項で紹介した研究の舞台になった米国の退役軍人病院は、生活習慣病を抱えている患者が多いことで知られています。同病院は兵役を終えた人たちのための医療機関で、医療費はすべて国の負担です。そうした背景もあって、患者層は除隊後に職を失ってホームレスになっている人や、健康状態が良好でない人も少なくありません。

 米国の兵士たちは、いつ戦場に行くかわからないという状況下に置かれていることから、食事をはじめ、酒やたばこなどの嗜好品も厳しく管理されていない傾向があります。そのため、生活習慣病を抱えている人がたくさんいて、同病院の患者は動脈硬化疾患やがんなどの病気が多いと言われています。ですから、新型コロナ感染後に、心臓や血管の疾患の発症リスクが高くなったのも十分にうなずけるデータといえますし、あらためて新型コロナ感染は血管にダメージを与えることがはっきりしたといえるでしょう。

 万が一、新型コロナウイルスに感染してしまった場合に備え、日頃から血管にダメージを与えるような生活習慣の改善を心がけましょう。脂っこいものが中心の食生活、運動不足、喫煙などの習慣を見直して、少しでも血管の疾患リスクを下げておくことが大切です。また、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満といった生活習慣病がある人は、きちんと治療を継続する。さらに、もし感染してしまったら、自分が抱える生活習慣病への対応や血栓症の予防・対策の実績が高く、循環器疾患の管理をしっかり行える医療機関で診てもらうことも重要になります。

 命を守るためにも、あらためて「新型コロナに感染すると心臓や血管の疾患リスクが上がる」と意識しておきましょう。

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 康復医学学会が長年研究を進めてきた生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、血管ダメージ・血流障害に対する多くのエビデンスを有しています。主なものとして、ヒト血管内皮細胞のNO(一酸化窒素)産生促進作用や、血流速度の増加血管老化度の改善作用などが認められています。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年6月23日木曜日

女性のストレス

 PMS患者は腸内細菌が減少?

 近畿大学の東洋医学研究所の研究チームは5月30日、日本人女性を対象に月経前症候群(PMS)と腸内フローラの関連性を研究し、酪酸産生菌GABA産生菌が減少していることを確認したと発表しました(米オンライン科学誌「PLOS ONE」に掲載)

 PMSは、月経前に3~10日において、イライラや落ち込み、不安感といった精神症状と、腹部膨満感・乳房症状といった身体症状が特徴です。女性のパフォーマンスを妨げることから、女性の活躍促進が求められる現在、注目されています。

 しかし、標準治療の「低用量ピル」や抗うつ薬「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」が、一般的にあまり受け入れられていない現状もあり、十分な治療が行われていません。そのため、簡便で身体への負担が少ない治療法の開発が期待される状況にあります。

 一方、腸内フローラは近年、様々な疾患との関連性が研究されており、多種多様な腸内細菌は、ヒトの疾患や体調などに関与しているとされ、新たな治療ターゲット候補として研究が進められています。また、PMSはうつ病と多くの共通点が見られるため、精神疾患の分野において脳との関連性も注目されてはいるものの、その原因は明らかでなく、PMS患者における腸内フローラの検討はこれまで実施されていませんでした。

 そこで研究チームは今回、PMS患者の腸内フローラの特徴を明らかにするため、中等度以上のPMS患者とPMS症状の自覚がない健常者を対象に調査を実施しました。

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研究時期:2019年9月から2020年8月まで。対象:重度なPMS症状による社会生活障害を自覚して受診した21名(PMDs群)と、中等度以上のPMS症状の自覚がなく健診などで受診した健常者22名(C群)。PMS症状の評価:PMSの重症度を調べる評価票(PSQ)、便検体を用いた次世代シーケンスメタゲノム解析を実施。

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 研究結果の解析から、

(1)PMS患者と健常者は異なる腸内フローラを示す 

(2)いくつかの腸内細菌が、PMS患者と健常者において特徴的な分布を示す 

(3)PMS症状の重症度といくつかの腸内細菌との相関性が認められた 

(4)これらの特徴は、これまでのうつ病患者での報告とは異なるものである

という4点が明らかとなったのです。

 今回の検討でPMSとの関連性が示唆された腸内細菌には、抗うつ作用が期待できる「酪酸産生菌」や、PMSの病態生理にも関連する脳内神経伝達物質を産み出す「GABA産生菌」などがあるといいます。PMS患者ではこれらの腸内細菌の減少が認められており、腸内細菌とPMS発症の関連性が推測されます。

 研究チームでは、今回の研究をきっかけとして、今後、PMS診断マーカーの開発や、食事療法、プロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌)、プレバイオティクス(善玉菌のエサとなるオリゴ糖類や食物繊維類などの食品成分)といった、簡便で身体への負担が少ない治療法の開発が期待されるとしています。

(出典:https://news.mynavi.jp/techplus/)


■女性のストレス

 職場に家庭、子育て、仕事量や人間関係など、日常的に抱えるストレスは、女性なら月経不順といった体の不調や深刻な病気を引き起こすことが多くあります。  

        

月経異常、PMS(月経前症候群)はストレスで症状が悪化?

 更年期年齢(45~55歳)でもないのに3カ月以上月経がなかったり、24日以内の周期で頻繁に月経があるようなら、明らかに月経異常です。無排卵の可能性もあります。放置すると不妊になったり、血管や骨の老化を早めたりする原因にもなります。

 また、月経の3~10日前に以下のような症状が出たらPMS(月経前症候群)の可能性があります。ストレスが強いと痛みや精神的な症状が強く出る傾向があり、中には暴力的になる人もいます。これらの症状は月経がはじまると治まります。

●腹部のはり ●むくみ ●頭痛 ●便秘 ●肌荒れ ●落ち込み ●感情の制御不能 ●イライラ ●眠い ●異常な食欲・・・・


女性はうつ病の生涯有病率は2倍!

 うつの症状は、環境の変化や仕事などのストレスなどが引き金になります。特に女性の場合、環境の変化の他に、出産や閉経などの女性ホルモンが減少することがきっかけになることがあります。人が一生のうちにかかる「うつ病」の割合(生涯有病率)、男性に比べ女性のほうが約2倍高いことがわかっています。

 特に社会的な影響が大きいのは産後に発症する産褥期(さんじょくき)です。 発見が遅れると、母親の状態が子供の発達にまで影響を及ぼします。

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 月経の前(黄体期)にはセロトニンが低下することが知られています。PMSの症状軽減には「ラフマ葉エキス」のセロトニン活性効果が期待できます。


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愛・感謝 村雨カレン

ミトコンドリア活性

 身体活動とエネルギー代謝

 人の総エネルギー消費量(24時間)は、基礎代謝量(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成されています。そのうち、基礎代謝量は体格に依存し、食事誘発性熱産生は食事摂取量に依存するため、個人内での変動はあまり大きくありません。総エネルギー消費量が多いか少ないかは、身体活動量によって決まります。

 身体活動量は、大きく2つに分けることができます。「運動」によるものと、家事などの「日常生活活動」によるものです。身体活動量に占める両者の割合は、運動を習慣的に行っているかどうかによります。ただし運動を習慣的に行っていなくても、畑仕事や家事などによる身体活動が多い場合もありますので、一概に運動を習慣化している人のほうが身体活動量が多いとは言い切れません。

 近年では、家事などの日常生活活動=非運動性身体活動によるエネルギー消費(別名NEAT;non-exercise activity thermogenesis)と肥満との関連が注目されています。

 肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったとの報告もあります(右図)。つまりなるべく座位行動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行うことも、肥満予防のキーポイントといえます。

 1回の身体活動で消費されるエネルギー量は、体格・活動強度・活動時間によって決まります。つまり「体格の大きい人が」「高い強度で」「長時間行う」ほど、エネルギー消費量は多くなります。

 また身体活動中にエネルギー源として使われる糖と脂肪の割合は強度によって変化し、強度が低いと脂肪を使う割合が増え、強度が高いと糖を使う割合が増えます。ただし活動後も身体を回復させるために代謝亢進は続いています。その際に高い強度で身体活動を行った後は、活動中に使われた糖を肝臓や筋肉に補填するため、より多くの脂肪が使われています。身体活動によってどのくらい脂肪を燃焼したかは、活動中だけでなくその後の回復時にどのくらい使われたのかもあわせて考える必要があります。

(出典:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)


■代謝を上げるミトコンドリア活性

 基礎代謝は、年齢を重ねるにつれて下がります。右図のように、年齢別基礎代謝量の数値を見ると、男女とも10代後半以降、ずっと下がっていく傾向があることが分かります。基礎代謝が低下すると言われるとカロリーを気にしますが、カロリー制限は、重要な筋肉も落としてしまいます。とくに体重減ばかりに気をとられていると、こうした失敗に陥ります。筋肉が減少すると基礎代謝率も低下する(筋肉にはミトコンドリアが多い)ので、リバウンドしやすい、太りやすく痩せにくい体質になります。また、下記の項目*があてはまるような生活習慣の人は、ミトコンドリア自体の活性の低下が考えられますので基礎代謝の低下に拍車をかけることになります。


ミトコンドリアの活性が低い人

よく車で移動している 運動習慣がない 手足が冷たい ストレスをためている 甘いものや炭水化物、脂肪をたくさん摂っている お腹がすく前に食べている


身体の中で起こる種々の化学反応に利用される栄養素

 ミトコンドリアで作られるエネルギー(ATP;アデノシン三リン酸)の基になる栄養素は、たんぱく質、糖質、脂肪などですが、体に吸収された後、そのまま利用されることはほとんどなく、たいていの場合、化学反応を受けて代謝されます。たとえば、糖質や脂肪は連続した一連の化学反応(解糖系やTCA回路)を経てエネルギーを産生します。化学反応自体を行うのは酵素と呼ばれるたんぱく質ですが、酵素の働きを円滑に行うためには、補酵素やビタミン、ミネラルが必要なのです。

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 筋肉に必要なアミノ酸の中でも分岐鎖アミノ酸(BCAA)は、筋たんぱく質を作り出しやすく壊れにくくする働きがあることが知られています。康復医学学会も奨めている「三種混合だし」は、アミノ酸スコアが100で、吸収力が高いコラーゲンペプチドの理想的なBCAA補給源です。また、ミトコンドリアによるエネルギー代謝に不可欠な栄養成分は、ビタミン類などの他に、当学会の研究素材のひとつ、「コエンザイムQ10」が必須です。コエンザイムQ10は、栄養素を細胞内でエネルギーに変えるために働き、ミトコンドリアそのものを活性させます。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年6月8日水曜日

タバコの有害性

 周りが迷惑、タバコの煙!

迷惑なベランダでの喫煙。訴訟も増加。

 当ニュースを読んでいただいている方は、健康意識が高く、タバコの実害を知っている方が多いと思いますので、喫煙者はいないと思います。しかし、2019年の調査では、日本全国の成人喫煙率は、男性27.1%、女性7.6%、男女計16.7%と、まだまだ多いのが実情です。

 タバコには、ニコチン、タール、一酸化炭素など4,000種類以上の化学物質、ダイオキシンなどの約200種類の有害物質、約60種類の発がん性物質が含まれています。

※近年主流になりつつある電子タバコには紙巻タバコにはない化学物質を含んでいる場合が多く、ホルムアルデヒドなど、アレルギーの原因物質となる有害物質も含まれています。また、最近の研究では、電子タバコの副流煙中に銅やプロピレングリコールなどの発がん物質が含まれているとの報告も上がっています。


●受動喫煙による周囲への影響

 受動喫煙とは、自らの意思とは関係なく、周囲のタバコの煙を吸いこむことを言います。タバコから立ちのぼる煙や吸う人が吐き出した煙には、多くの有害物質が含まれているため、喫煙者本人だけでなく、周囲の人にも多大な影響があります。特に、乳幼児は自分から受動喫煙を避けることが難しいため、家族・社会全体の協力が必要です。

 こどもへの影響  → 親の喫煙は子どもに影響が大きい! 

▼肺炎・気管支炎などの呼吸器疾患 ▼身体発育にも影響 ▼乳幼児突然死症候群(SIDS) 

▼タバコの誤飲 ▼発達障害

 未成年者への影響  

▼体力の低下 ▼呼吸機能の低下 ▼思考力・学習能力の低下


 PM2.5 を怖いと思わない人はいないと思いますが、タバコの煙もPM2.5を巻き散らかしています。居酒屋や飲食店に行って、タバコの煙が「煙い」と思ったことがあるでしょう。そのときには間違いなくPM2.5 が体内に入っています。非喫煙者は喫煙者から甚大な被害を被っていると言えます。本当に命の危険を感じてほしいくらい大きな危険があるのです。 


●たばこがなかなかやめられない理由

 たばこを吸うと、ニコチンが肺から数秒で脳に達し、脳内のニコチン受容体に結合します。すると、快感を生じさせる物質(ドーパミン)が放出され、「気持ちよい」と感じます。しかし、時間が経つと、体内のニコチンが減ってきて「イライラ」などの禁断症状が出てきます。それを避けるために、またニコチンを求めてたばこを吸ってしまうのです。そして、常にニコチンを欲しがり、ニコチンなしではいられなくなります。

 また、幼児性が抜けない人の割合が多いのもやめられない人の特徴です。いわゆる“口寂しい”ので、赤ちゃんのおしゃぶりと同じ行動を続けてしまうのです。

(参照:http://www.city.misato.lg.jp/)


■タバコの有害物質、そして依存症

 タバコの煙はPM2.5(微小粒子状物質)のかたまりです。「喫煙OK」の居酒屋は、北京市の最悪時の濃度と変わりません。そして、喫煙者以上に、近くで"煙を吸わされている人"の方が、体に入る有害物質は高濃度だということがわかっています。

 依存性毒物のニコチンが切れると禁断症状(医学的には離脱症状)が出るような状態を、「体の依存」と呼びます。タバコを吸わないでいると、不安になる、イライラする、集中できない、眠気を感じる、ストレスを感じる、吸いたい気持ちを抑えられない‥‥といった症状です。

 また、ニコチン依存症は、「脳の変性疾患」とも言われており、ニコチンが少しずつ脳の構造を変え、依存症の脳にしてしまいます。脳に入ったニコチンは、中脳の腹側被蓋野の「アセチルコリン受容体」にくっつき、その信号が伝わり大脳の側坐核で、「快感ホルモン」であるドーパミンが放出されます。しかも、ニコチンは注射より速いスピードで脳に届きます。こうして、タバコを吸うとドーパミンが放出され手っ取り早く快感が得られるので、いつしかタバコに依存してしまうようになるのです。さらに、ニコチンの影響を受けて、ドーパミンが出たあとに分泌されるセロトニンも出にくい体になってしまうのです。

 逆にいうと、タバコに変わるほかの自然な方法でドーパミンやセロトニンを出せるようにすれば、ニコチン依存症の魔の手から逃れられるのです。お勧めするのは、「運動」です。近年の研究で、運動すると、禁煙に直接的に良い効果があることがわかってきました。

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 一方のセロトニンを自然に分泌する方法としてお勧めなのが、「朝、日光を浴びること」と「リズム運動」(ウォーキングやジョギング、簡単なステップなど)をすること。そして、康復医学学会がおすすめする方法が、脳内セロトニンの増加に影響する「ラフマ葉エキス」のサプリメントを活用することです。簡単かつ安心・安全な方法です。

 さらに「HM-3000(特系霊芝)」は、血流を改善するとともに、タバコの有害物質による血管ダメージの改善を早めることに期待できます。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

2022年6月3日金曜日

老人性うつ

 “老人性うつ”米国では高齢者の10%

 俳優の渡辺裕之さん(享年66)、お笑いタレントの上島竜兵さん(同61)が相次いで急死しました。いずれも自殺だとみられていますが、「老人性うつ(高齢者うつ病)」が大きく影響しているのでは、との報道もあります。

 65歳以上がかかるうつ病は、正式な病名ではありませんが「老人性うつ」と言われます。

 症状は一般的なうつ病と同様、「気分が落ち込む」又は「興味が湧かない/喜べない」のいずれかがあり、体重減少・増加、食欲減退・増加、睡眠障害、疲労感、気力低下、集中力低下などの症状が見られます。

「高齢者うつでは、一般的なうつ病と比べ身体症状がより強く出やすい。疲労感、倦怠感、動悸、めまい、頭痛、胃痛などの不定愁訴だ。病院の検査でも画像上は悪いところが見つからない。『年のせい』と見過ごされてしまいがち」(高齢者うつ病の専門医師)

 個人差はあるものの60歳を越えたあたりから、加齢に伴う身体機能や認知機能の低下を実感し、喪失感を覚えることが増えてきます。これがストレスとなり、うつ病を招きやすくなるのです。さらに、定年や仕事の減少などで、社会的な役割喪失への不安も生じます。さらに、年を重ねるほどに、配偶者や親友など、身近な人を亡くす経験も増えます。

 うつと生活習慣病との関係も明らかになっています。老人性うつのリスクとして、喫煙、拡張期血圧、肥満、高血圧、糖尿病が知られています。特にうつ病と糖尿病は相互関係にあり、うつ病の人の糖尿病の発症リスクは1・6倍、糖尿病の人ではうつ病発症リスクが1・15倍との報告があります。

「高齢者はどこかひとつバランスを崩すと他の臓器にも影響し、身体的な辛さが増す。それが精神状態に影響を与え、うつ病へと至るケースもある」(同医師)

 高齢者は、うつ病の要因をたくさん抱えているとも言えます。アメリカの研究では、65歳以上の高齢者の10%には何らかのうつ病性障害が認められるという報告があります。

「高齢者のうつでは身体症状(不定愁訴)が先に強く出るケースが多い。病院で検査を受けたが異常は見つからなかった場合は、うつ病が背景にあることを疑った方がいい。検査では原因がみつからない不定愁訴は、自律神経失調症と診断されがち。そう言われた場合も、心療内科または精神科、高齢者のうつ病をよく診ている内科などの受診をお勧めする」

 身体症状の出たタイミングが、配偶者の死、親しい友人の死、定年退職など「うつ病を発症しやすい状況」と同時期であれば、よりうつ病が疑われます。

 コロナ禍で人との交流が減りました。高齢者なら、なおさらではないでしょうか。うつのリスクは高まっていると考えた方がいいかもしれません。

(出典:https://hc.nikkan-gendai.com)


■老人性うつと認知症

 うつ病は、年齢を問わず誰もが発症する可能性のある病気です。うつ病になるきっかけは様々ですが、中には年を重ねることで経験する出来事が影響し、高齢になってからうつ病を発症することも決して珍しくありません。

 よく、高齢者のうつ病は、認知症と間違われることがあります。それは、老人性うつの症状の中には認知症の症状に似たものがあることや、老人性うつと認知症を同時に発症していることも少なくないからです。さらに、老人性うつの症状の原因が、服用中の薬の影響で起こる可能性もあるため、専門家でも見分けが難しいことがあります。そのため、素人が判断することは困難です。認知症の治療とうつ病の治療は異なるため、勝手な判断をせずに専門的な診断のもと適切な対応をすることが重要です。

 老人性うつの場合、初期症状としては身体的な不調や抑うつが見られることが多いです。症状は何らかのきっかけにより起こることが多いため、思い返すとそのきっかけとなる出来事に心当たりがある場合も多いです。1日のうちでも調子の波があり、朝方は調子が悪くても夕方には調子を取り戻す様子が見られることも多いです。

 一方で、認知症の場合は、発症のきっかけとなる出来事がわかりづらく、気がついたら進行していたということも少なくありません。それほどゆっくりと進行していき、初期症状としては性格の変化や記憶障害が主となります。1日の中で調子の波があることは少なく、人によっては攻撃的になることもあります。

 認知症の場合、記憶障害が目立つようになり周囲が気づくことも多いですが、老人性うつの場合でも記憶障害は起こることがあります。しかし、大きな違いは、老人性うつの場合は記憶障害があることに自覚があり、自ら訴えることができます。認知症の記憶障害の場合、忘れているという自覚がなく、取り繕ってカバーしようとする傾向にあります。

 老人性うつの治療は、薬物療法、精神療法、環境調整の3つが軸となります。

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 うつ病は、神経伝達物質のセロトニンと大きな関わりがあります。セロトニンは脳内神経伝達物質のひとつで、精神を安定させる働きがあります。

 康復医学学会の主要研究素材「ラフマ葉」は、脳内セロトニンの増加を促し、精神疲労の軽減睡眠の改善に効果的な影響が確認されています。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン