不安の連鎖
震災の影響で工場が被災したために商品が滞っている物もありますが、現在、スーパーや
コンビニの商品は通常どおり並んでいます。震災の発生直後は「モノがなくなる」という不安
から、東日本に限らず全国的に買いだめが起きました。被災や物流の混乱を伝える新聞や
テレビのニュースや実際に店頭の品薄状態を見ると「なくなる」という心理状態が膨らんで
パニックのようになり大量に買い込んでしまうそうです。
また、人は体験した時よりも、後でその時の事を人と話した時に、体験の内容を強く実感す
る傾向があります。そして、現代は、通信手段や情報網が発達し、余計に不安が増幅しや
すいじょうきょうにあります。
品薄状態は落ち着いてきていますが、一向に収まらないのが、余震と放射線です。被災地
以外でも、余震に関しては子供達が、地震への不安から「またくるの」「いつくるの」と親たち
が問われ、連日続く余震に「パニック症候群」「PTSD」などの影響をもたらして、一時避難
している家族もいるとのこと。そして、放射線に関しては目に見えず、においもしない、五感
で感じられないことが大きな特徴で、不安にさせられ「沈黙の災害」とも呼ばれています。
災害ストレスの専門家によると今一番の問題は、「原発事故に関する情報の出方が断片的
で、専門家も断定的には言いにくい状況であることが、市民の不安を増幅している」と指摘
しています。また、被ばくは感染症でもないのに、不確実な情報が流れていました。放射線
の計測結果などの情報が信頼できる形で伝われば、不安は軽減されると話しています。
チェルノブイリ事故の時は、周辺住民の多くが情報不足のまま非難を強いられ、強いストレ
スにさらされ、食欲不振、睡眠障害、心身症状を訴えるケースが多かったそうです。
現在、放射線による直接的な健康被害は報告されていませんが、原発による「放射線ストレ
ス」の健康被害は出ているのではないでしょうか。【東京新聞】
■グリーフケア ストレスと血流
大きな悲嘆に襲われた人に対するサポートがグリーフケアですが、悲嘆は、時間の経過に
伴って、そのストレスにより精神的反応から生理的・身体的反応が表れ様々な症状や疾病、
持病の悪化などに至る場合があります。その生理的・身体的反応に関与するのが血流でも
あります。
ストレス性赤血球増加症
ストレスが強い場合に赤血球数やヘマトクリット(赤血球容積)が増加することが報告されて
おり、ストレス性赤血球増加症と呼ばれる状態があります。また、高血圧、肥満、高尿酸血
症などを伴う中年男性では、顕著に表れるそうです。左下の図のように赤血球が増加すると、
赤血球どうしがくっつく連銭状態になり微小循環の血流が悪くなります。
自覚症状としては本態性高血圧に近く、顔面紅潮やほてり、のぼせ、心悸亢進、大量発汗
などが見られます。また、ストレスがかかると交感神経が活発に働き副腎髄質から大量の
アドレナリンとノルアドレナリンが分泌されて血管が収縮し、さらに血流が悪くなります。
ストレスに対する「活性ラフマ」の影響とマイキュレーターの観察項目の変化
ストレスは、微小循環にも影響します。そして、その生体反応は、マイキュレーターの映像
で捉えることができます。そして、「活性ラフマ」により微小循環の環境に影響を与えること
がマイキュレーターで確認することができました。また、ストレスによる血流の低下に関して
は、血液の流動性への影響に期待できる「霊芝」がグリーフケア対策の一環になると考え
られます。
*観察対象者は、男性96名、女性322名。平均年齢61±11歳。実行者418名、途中落脱
者87名、実際1カ月以上継続者331名。ラフマ葉エキス錠剤を1錠/回、1日/3回を1カ月以
上連続経口投与し、ストレスによる微小循環の生体反応を観察しました。
血流に影響を与えられると考えられるのが「霊芝」と「ラフマ」です。
いつもありがとうございます。
愛。感謝 五月雨ジョージ
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