片頭痛の知識③

新しい息吹！ 嬬恋農場

各地からの梅雨の便りは昨年より早いペースで伝わってきています。
世の中で様々な事が起っても四季は訪れます。霊芝栽培の嬬恋農場でも春の訪れを告げる霊芝の芽が吹き出しました。そして、世界最大の規模で霊芝栽培を行っている和漢生薬研究所の嬬恋農場・農場長より、以下のような近況報告がありました。

「このたびの東日本大震災で被災されたみなさまとご家族の皆さまには、心からお見舞い申し上げます。この地震で農場も、植菌が終わったばかりの積み上げた原木が少し崩れ落ちたりしましたが、建物などに被害などは有りませんでした。あれから、二ヶ月半が過ぎ、ハウスの中には“新しい霊芝の芽吹き”が始まりましたので、皆様にまず、報告をと思い写真を撮りました。この、新しい芽吹きを見守り、立派な霊芝に成長してもらうために、毎日頑張っています」


★工場長と霊芝の新芽


★今秋使用する線量計

四季の移り変わりと共に霊芝の栽培も順調に進んでいるということです。そして、現在懸念される放射線問題につきましては、嬬恋村の農地土壌は検査の結果、安心して栽培を行って良いことが明らかになっています。農場周辺の特産品、キャベツに関しても安全性が確認されています。（群馬県ＨＰより）
また、現在みなさまのお手元にある霊芝及び関連商品は、昨年収穫分の霊芝で製造されたものですのでご安心下さい。そして、今秋の収穫・出荷時には独自で線量計による測定を実施し、安全な霊芝の出荷を心がけて参ることをお約束いたします。


■片頭痛の知識③

片頭痛と酸欠
片頭痛の痛みは、セロトニン代謝異常による血管の収縮～拡張～炎症・浮腫と前号でお伝えしましたが、脳内の酸素が、なんらかの原因（生活習慣やストレス・疾患など）により低下するために頭痛が生じる場合もあります。

酸素の供給量低下
通常でも１回の呼吸でおよそ17～20％しか体内で使われない酸素は、赤血球の酸素の供給量低下が起ると、からだの隅々まで酸素の量が減少します。この状態が脳内で起ると片頭痛はじめとする様々な症状を引き起こします。
また、酸欠は脳内の細胞の活性が低下する原因から二次性の頭痛へ進行することも考えられます。血中の酸素濃度が高くても、酸素が赤血球から切り離されて細胞に供給されなければ意味がありません（下図）。酸素を運ぶ赤血球が細胞へ酸素を供給するには、2.3-DPGという物質が必要になってきます。



酸素の供給量に影響する霊芝

考察：In vitroとIn vivo実験によって霊芝エキスは赤血球２,３-DPGの産生を促進する効果が明らかにされた。この作用は
酸化ヘモグロビンから組織へ酸素の放出を高め、新陳代謝を改善する。　　　　　　　　　　　　　　　　【霊芝研究・１】より

データにもあるように、霊芝は２．３‐ＤＰＧへ影響をあたえ、組織への酸素の供給を１３．８％も高めます。多くの酸素を摂取することではなく、効率よく組織へ供給するということが、片頭痛の改善に期待が持たれている所以なのです。


いつもありがとうございます。
愛・感謝　五月雨ジョージ