2011年6月23日木曜日

発見!長寿遺伝子③

長寿遺伝子、カロリー制限の落とし穴

天寿とは、“運命として定められた寿命”という意味です。天寿をまっとうすることは自然の摂理にしたがうことであり、幸せなことだと考えられています。
平均寿命が、過去100年と比較すると約2倍に伸びている我が国ニッポンですが、それを象徴するように高齢化率(65歳以上の人が総人口に占める割合のこと)も上がっています。そして「高齢化社会」とは、この高齢化率が7%を越えた状態のことで、さらに14~21%を「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ぶそうです。総務省が発表した2010年9月15日現在の推計人口によると、65歳以上の人口は前年より46万人多い2944万人となり、総人口に占める割合は23.1%と過去最高を更新しています。
そうです、日本は「超高齢社会」になってしまったのです。
そんな中、話題になっているのが「長寿遺伝子」です。
“長寿遺伝子をON”にするにはカロリー制限が効果的と言われていますが、実はカロリー制限と寿命の関係は昔から研究されていたようです。「エネルギー摂取量が過剰になった時と、逆に制限した場合では、体内で異なった反応が起ります。カロリー制限が人体にどういう影響を与えるかという研究は昔から行われてきました。06年には、6ヶ月間、カロリーを70%にする実験が行われ、動脈硬化が抑制されるという研究もあります」(東海大学医学部抗加齢ドック・久保明教授)
長寿遺伝子の場合、活性化には継続して食事制限をすることが必要で、一度でも満足に食べてしまうと、すぐにOFFになってしまいます。久保教授は、カロリー制限の効果は認めながらも、ただ闇雲に行うのは危険だと言っています。「急に食事量を減らしすぎると、骨や筋肉に悪影響を及ぼすことも考えられます。高齢になると、サルコペニアという筋肉量が減少する症状が進行して、転んだだけで寝たきりになってしまう。これを防ぐにはタンパク質はもちろん、カロリーを摂らなければならない。いくら長生きをしても、筋力が低下し、歩くこともままならない状態では老後も楽しくない。カロリー制限をすることには、こうした相反する問題もあるんです」(週刊現代)

雑誌記事


■発見!長寿遺伝子③
NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる」より
NHKスペシャルでは、老化をもたらす具体的な要因として“ミトコンドリアが出す活性酸素”免疫細胞の暴走”が取り上げられていました。

免疫細胞の暴走?
通常、左下図のように免疫細胞は体内に入ってきた病原菌などと戦います。しかし、免疫細胞が老化すると自分自身の細胞を攻撃(調整作用の低下)するようになります。(右下図)特に攻撃を受けやすいのが血管の内皮細胞です。免疫細胞は内皮細胞を破り血管壁に入り込んで活動するため、血管壁が厚くなり動脈硬化の原因になってしまいます。
免疫細胞


霊芝には、免疫系に対する調整作用があります!
霊芝のConA活性化されたリンパ球増殖への影響 (in vitro)
霊芝の影響

霊芝は免疫系に対して双方向性を持った調整的作用があるため、いろいろな免疫失調症に改善効果があると考えられています。特にリンパ球増殖の調節、免疫因子産生の促進、マクロファージ、NK細胞の活進などによって、生体の免疫バランスが保たれ、疾病の予防、寛解、治癒や生体機能恒常性の維持などに有効な影響を発揮すると期待されています。





いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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