寒さを感じるのは“熱不足”
各地で例年になく豪雪が続いていますが、これも地球温暖化が原因だといわれています。地球温暖化などで北極海の氷が少なくなると、低気圧の進路が変わって日本近くに寒気が入りやすくなり、時として豪雪を引き起こす・・・海洋研究開発機構のチームが突き止めました。今年の冬もこうした気象条件にあり、チームは「進行する温暖化にもかかわらず、最近の日本の冬が寒い原因の一つかもしれない」と見ています。例年になく“寒い”のは間違いありません。
しかし、冷えは異常気象だけが原因だけでなく、ストレスの多い生活が冷えを感じやすくしている場合もあるのです。
冬の冷えた空気や吹きすさぶ寒風などは、それだけでもストレスになりますが、ストレスは、体温の調節機能をつかさどる自律神経の働きに影響します。たとえば、急に木枯らしが吹いてきたり、暖房の効いた部屋から廊下に出たときなどは、ブルッと体がふるえて体が縮こまってしまいます。これは、寒さという環境的なストレスによって交感神経が刺激され、体温を逃がさないように血管を収縮させているからです。
しかし、交感神経が働きつづけると、同時に心の緊張度も高まりますので、冷えた家の中で何時間も過ごしていると、せっかくのんびり過ごそうと思っても、副交感神経が働かずいつまでたってもリラックスでできない状態になってしまうのです。
寒さを感じる原因のひとつは、身体の熱産生です。体の中で熱を生んでいる部位のトップは、「骨格筋」という筋肉です。そして、2番目が「肝臓」、3番目に「脳」がランキングされています。脳は体熱を生む部位のなかで18%も占めています。つまり、ストレスが溜まり脳で疲労が起こると、結果的に熱を生み出すことができずに体温の低下に結びついてしまうのです。そして、熱を生み出しているのが細胞内のミトコンドリアなのです。
■冷え性と微小循環④
冷え性の原因のひとつはエネルギー産生の低下に伴う“熱産生”の減少が考えられます。エネルギーの産生は“冷え”だけではなく、慢性的な疲労やメタボ、美容など多岐にわたって関係します。そのエネルギーを作っているのがミトコンドリアです。
エネルギー代謝を上げ“熱産生”に必要な栄養素
エネルギーは貯めておくことはできません。ですから常に効率よく産生できる状態にしておくことがポイントです。
そのために必要な栄養素があります。基本の霊芝は、酸素の供給を上げるのに必須です。そして、左図の中の、α-リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10(CoQ10)は、加齢によっても減少します。食事で必要量を充分満たすことは難しいので、日常的にサプリメントで補給するのが理想的です。これらの栄養素は、炭水化物や脂肪などの栄養素を細胞内でエネルギーに変えるために働いています。
上記の4つの栄養素でエネルギー産生を促進することは、心機能を高め、“冷え”の温床となる“むくみ”の解消にも期待できます。まさに微小循環の改善です。
霊芝は、酸素の供給量をアップする物質2.3-DPGが増加するデータがあります。
霊芝の2.3‐DPGへの影響 (in vivo)
いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ
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