脳の老化現象で"てんかん"?
けいれんや意識を失うといった発作を繰り返す脳の病気「てんかん」。50歳以上で新たに発症することもあり、病気だと気づかないまま交通事故を起こしたり、記憶力の低下で認知症と間違われたりするケースがあります。3月26日はてんかんを啓発する「パープルデー」でした。主催団体は、誰もが発症しうることを強調し病気への理解を求めています。愛知医科大病院精神神経科の兼本教授は「高齢者のてんかんは本人に自覚がなく、家族が"おかしい"と感じて医療機関に連れてくることが多い」と話します。てんかんは、脳の神経細胞が様々な理由から一時的に異常に興奮することでけいれんなどを引き起こします。日本での患者は約100万人。乳幼児期の発症が最も多く、成人になると発症率が低くなるものの、50歳を超えると脳血管障害などが原因で再び発症率が高くなっていきます。
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【症例①】50代男性。4年前から就寝後に全身が震えるようになった。この頃は、1分前後目を見開いて震える発作が起こるようになったが、その時のことは覚えていない。脳を調べても異常は見つからなかった。徐々に記憶力が低下し認知症と誤診された。【症例②】50代男性。5年ほど前から妻との会話で生返事が多くなる。そのときは、無表情で口をくちゃくちゃと動かし、問い掛けにも応じない。妻が「おかしい」と指摘しても「病気じゃない」と怒るばかり。徐々に記憶力が低下してきた。
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高齢者に多いのは、記憶や聴覚などに関係する側頭葉が原因の「部分てんかん」。全身のけいれんは起こらず、日常生活の中で突然、十数秒から数分間意識が消失してしまいます。生返事をしたり、目を見開いて口を動かしたりします。発作中のことは覚えていないため、病気に気付かない人もいます。その後、記憶力が低下するなどし、認知症と診断されてしまうケースもあります。脳波や脳の画像診断検査でも異常が見られないことがあり、診断は難しく、見落とされる人もいるそうです。症状に心当たりがあれば、専門医を受診しましょう。
こうした症状は抗てんかん薬で治まることが多く、発作を抑えれば元通りの生活を送ることができます。記憶力が低下していた人でも、ある程度は回復するようです。
怖いのは気付かないまま自動車に乗り、運転中に発作を起こすこと。兼本教授は「脳の老化現象の一つで、だれでも発症する可能性がある。疑わしい症状があれば一刻も早く受診・治療することが大切」と呼び掛けています。
(出典:http://iryou.chunichi.co.jp/)
■てんかんは慢性の脳疾患
「てんかん」は国際保健機関(WHO)によって「大脳神経細胞の過剰な電気的発射に由来する、反復性の発作を主張する慢性の脳疾患」と定義づけられています。つまり、てんかんは、脳の興奮(=発作)を一回だけでなく繰り返す疾患だということです。人間の脳の回路は「興奮」と「抑制」の絶妙なバランスによって成り立っています。誰の脳でも(てんかん発作のない人でも)このバランスが崩れれば、回路が暴走して痙攣発作を起こす危険性を秘めています。例えば酸欠状態や低血糖状態など特殊な環境下や、外傷や脳卒中で脳が傷つけられた急性期などです。
てんかんとは、何らかの原因により(原因は様々)大脳の一部または全体に、普段から暴走しやすい回路ができている状態と言えます。その暴走しやすい回路は、過剰な電気的発射を起こす場所でもあり、「てんかん焦点」と呼ばれます。てんかんはこの焦点の分布のしかたで分類したものが「全般てんかん」と「局在関連てんかん」(=部分てんかん)です(原因による分類は「特発性」と「症候性」)。
生体電流を乱す原因
私たちを取り巻く現代の生活環境は、身体に有害なものをたくさん含んでいます。日常的に以下のような環境に置かれていると、生体電流の滞り、電位の乱れの可能性が大きくあり、「てんかん焦点」が形成されやすくなってしまいます。▼食生活の乱れや運動不足
▼パソコンやスマートフォン・携帯電話など家電の電磁波
▼加齢(40歳前後から生体電流は衰え始める)
▼ホルモンの変化(女性ホルモンの影響も大)
▼ストレス
▼疲労
▼睡眠不足・睡眠リズムの乱れ
携帯電話やTV、パソコン、電子レンジなど微弱な電磁波を常に発している機器、私たち自身の食生活や睡眠リズムの乱れ、ストレス、運動不足、加齢による生体電流生産の衰えなどが原因となって生体電流に乱れを生じさせるのです。
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康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」に含まれる成分として有機ゲルマニウムがあります。有機ゲルマニウムには、血行促進、免疫細胞活性化、骨代謝調整ホルモンのバランス調整などの他に、生体電流を整える作用も認められています。
いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン
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