2018年11月14日水曜日

世界糖尿病デー

糖尿病と歯周病の深い関係

今日(11月14日)は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」です。そして世界糖尿病デーのある11月は糖尿病予防月間です。今年も全国各地で糖尿病撲滅のためのシンボルカラーである青のライトアップが糖尿病予防月間に合わせて実施されています。
 糖尿病の初期は痛みなどの自覚症状が少ないため、糖尿病と疑われる人の約4割は全く治療を受けていないことが分かっています。しかし世界のどこかで、10秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、これはAIDSによる死者に並ぶ数字なのです。

歯歯周病は糖尿病合併症のひとつ

糖尿病は合併症との闘いと言えます。糖尿病の合併症といえば、有名なものは腎臓(糖尿病性腎症)、目(糖尿病性網膜症)、神経(糖尿病性神経障害)がありますが、それらと並んで"歯周病"もしっかりと合併症として位置づけられています。
 最近では、歯周病の治療をすると血糖コントロールが改善するという研究成果も数多く報告されており、糖尿病と歯周病はお互いにもたれ合う関係にあります。糖尿病患者さんの歯周病罹患率は、血糖値が正常である人の約2.6倍とのデータもありますので、その関係の深さがわかります。

歯糖尿病と歯周病の悪循環

糖尿病で血糖のコントロールがうまくいっていない患者は、細菌に対する抵抗力の低下や血液の循環が悪いために歯周病が悪化しやすくなります。反対に歯周病が悪化すると、血糖値を下げる作用のあるインスリンの働きを悪くする物質が体内に増えて糖尿病の血糖コントロールがうまくいかなくなる、という悪循環が生じます。
 ですから、糖尿病患者さんで歯周病を患っている場合は、両者を並行して治療して「好循環」を作り出すことが大切になります。
(出典:http://www.kyoukaikenpo.or.jp) 

■血管の老化 糖尿病と動脈硬化

糖尿病の三大合併症と言われている糖尿病腎症や網膜症、神経障害などは、いずれも細い血管の障害から起こる病気で、高血糖を長期間放置すればいつかは発病し、治療を怠ればどんどん進行します。
 一方、三大合併症よりも早い時期に、心臓の冠動脈や脳の動脈といった比較的太い血管で起こるのが「動脈硬化」です。
 人は、血管から老いると言われます。そのくらい血管の状態はその人の肉体年齢を表しますが、糖尿病になると肉体年齢以上の深刻な血管の老化が起こります。血管の老化とは、血管壁が厚く、また硬くなって柔軟性が失われ、血液の通り道が狭くなる現象で、これが動脈硬化です。糖尿病に伴う動脈硬化は心臓や脳の血管を容易に詰まらせ、「心筋梗塞」や「脳梗塞」の大きな原因となって生命を脅かすことになります。

血管の抗老化で糖尿病の悪化をくい止める!

糖尿病で動脈硬化など血管の老化が起ることは知られていますが、以前は血管の老化が糖尿病にどのような影響を及ぼすかは分かっていませんでした。しかし、現在では、糖尿病やメタボリックシンドロームによる血管の老化が筋肉でのエネルギー消費を妨げ、余ったカロリーが内臓脂肪として蓄積されることでさらに糖尿病が悪化するというメカニズムが解明されています。
筋肉では通常、血流から糖を取り込み、細胞内の小器官であるミトコンドリアでエネルギーを作り出しています。高カロリー食を摂取し続けると、血管の老化を引き起こす鍵となるたんぱく質が活性化して、筋肉へ糖を取り込む機能が抑制されるほか、ミトコンドリアの合成を促す機能が低下します。このためエネルギーとして消費されなかった余剰カロリーが内臓脂肪となって蓄積し、症状が悪化するのです。
現在の糖尿病治療は血糖を下げることに重きが置かれていますが、血管の老化を抑えることが糖尿病の進行を抑える鍵となっているのです。

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 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は全身の微小循環(毛細血管)の改善に働きます。動脈硬化歯周病を抑制し、糖尿病の悪化をくい止めます


いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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