2025年3月19日水曜日

自律神経とセロトニン

 自律神経の乱れで起こる体の変化

 自律神経が乱れると、体にはどのような変化が起きるのでしょうか。自律神経の研究で知られる順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏によると「まず、呼吸が浅くなって血流が悪くなる。すると、酸素や栄養が体の隅々まで行き渡りにくくなるため、首や肩のこり、腰痛、冷え、頭痛、疲れが抜けない、だるいなど、様々な不調が生じてくる」とのこと。

 脳にも酸素や栄養が運ばれにくくなるので、冷静な判断ができなくなったり集中力を欠いたり、感情のコントロールが利かなくなったりします。その結果、仕事のパフォーマンスが落ちて、ミスが増えるようにもなります。そうなると、 事が思うようにはかどらない  ⇒ イライラ  ⇒  時間がなくなって焦りが生じる  ⇒  自律神経はいっそう乱れる ‥‥

「また、イライラや焦りから余計なことを言ってしまうリスクも高まる。つい口走ってしまって『言わなければよかった』と落ち込むと、自律神経はさらにいっそう乱れることに。まさに"悪い流れ"に乗ってしまった状態で、やっかいなことに、一度ハマるとなかなか抜け出せない」(小林氏)

 通常、心身の調子が悪ければペースを落としたり、ゆっくり休もうと思うものですが、自律神経が乱れていると、交感神経が優位になったままで副交感神経が十分に上がらず、リラックスして休むことができません。その結果、睡眠の質が悪くなって、翌日も"悪い流れ"を引きずってしまうのです。

 小林氏は「人の体は『流れに乗る』のは得意だが、『流れを変える』のはあまり得意ではない」と言います。

 では、悪い流れを断ち切るにはどうすればいいのでしょうか。

「今、私たちが意識すべきは"戻す"ではなく『新たに始める』ことで新しい生活をつくっていく、という考え方にシフトすべき。新しい生活をつくるには、今までやったことがないことを始める必要がある。なぜなら、心身の調子が下がっている状態だと、今までと同じようなことをしてもインパクトに欠けて、自律神経をリセットできないからだ」(小林氏)

 サッカーや野球でも、悪い流れを断ち切るのは目が覚めるようなファインプレーです。人生も同じで、流れを変えるには、今までやらなかったことをやる必要があります。「例えば、不規則な生活をしている人なら、夜は10時に寝て朝は5時に起きる。運動不足の人なら、通勤時には1駅前で降りて歩くようにしたり、会社内の移動はエレベーターを使わずに階段を使ったりする。食生活に気を使ってこなかったのなら、朝起きたら白湯を一杯飲む、とにかくよく噛む、ということでもいい」(小林氏)

(出典:https://gooday.nikkei.co.jp/)


■セロトニンの増加で及ぼす効果

「セロトニン」は、ストレスに対して効能のある脳内物質です。セロトニンの分泌を促すことによりメンタル不調の予防が期待できます。脳内セロトニンを生成する能力は、男性は女性に比べて約52%高く、セロトニンの分泌は女性ホルモンとも連動しています。

日光とセロトニン

 日光を浴びると、私たちの脳内では神経伝達物質セロトニンが分泌されます。セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転を良くして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせるカギとなる脳内物質です。特にストレスに対して効能があり、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。日光を浴びるタイミングとしては、起床直後から30分までが重要です。一日15分~30分ほど日光浴することを意識しましょう。

セロトニンの分泌を促すには

 セロトニンは日光浴のほか、様々な方法で分泌を促進できます。その一つが、リズミカルな運動。基本的なリズム運動には、歩行運動、食事の咀嚼、意識的な呼吸などがあります。一定のリズム運動は、セロトニン神経を刺激して覚醒状態を高める効果があります。また、人との触れ合い(グルーミング)も効果的です。

食事もセロトニンの分泌に大きく影響します。その栄養素はトリプトファン(必須アミノ酸の一種)です。体内では生成できないので食事から摂る必要があります。トリプトファンを含む食品としては、魚類、乳製品、大豆製品、ナッツ類やバナナなど。また、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンを含む食品もセロトニン生成に関わります。ただし、心身の健康には、これらの栄養素だけに偏ることなくバランスのよい食事が基本となります。

 実はセロトニンの大部分は消化管に存在しています。腸は「第2の脳」とも言われ、精神状態と大きな関係があるのです。腸の働きは自律神経によってコントロールされており、ストレスの多い現代社会では、自律神経の働きが乱れやすくなっています。腸管免疫は体で最大の免疫器官で、体内のセロトニンの90%が消化管にあります。

 また、睡眠もセロトニンに大きく影響します。脳は、複雑で高度な活動を行う器官ですので、定期的にしっかりと休むことが重要です。寝不足が続くと、些細なことでイライラしたり、気分が晴れなかったりするように、脳の機能も低下してしまうのです。

 日中にセロトニンを作られず不足すると、夜に分泌量が増える睡眠ホルモンのメラトニンも減少するため、睡眠障害や、睡眠の質の低下などの弊害が出てきます。

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 康復医学学会のお勧めする「ラフマ葉エキス」には、脳内セロトニンを増やしセロトニン神経の通過性を安定させるエビデンスがあります。したがって、自律神経のバランスを調整・活性化に影響すると考えられています。睡眠の改善や精神疲労の改善に役立ちます。


いつもありがとうございます。

愛・感謝 村雨カレン

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