夏の病気? 今月25日から脳卒中週間
脳卒中は「突然」発症する重篤な疾患で、脳の血管が詰まったり、破れたりすることで、脳の一部に酸素や栄養が行き渡らなくなり、機能障害や生命の危機をもたらします。日本では死因の上位を占め、特に高齢者が発症しやすく、適切な治療やリハビリ、予防が重要です。
日本脳卒中協会では、一般国民の脳卒中に関する知識を高め、予防や早期受診につなげようと、毎年5月25~31日を「脳卒中週間」とし、啓発活動を行っています。冬の病気というイメージが強い脳卒中ですが、この時期を脳卒中週間に決めた理由は、「脳卒中の大部分を占める脳梗塞の発症が年間では6~8月から増加する」ため。脳卒中は夏から気を付けねばならないという警告の意味で、この時期を脳卒中週間に決めたとのことです。
脳卒中の種類と特徴
●脳梗塞:脳の血管が動脈硬化や血栓などで詰まり、一部の脳が壊死する。高血圧、糖尿病、心房細動(不整脈)が危険因子。
●脳内出血:主に高血圧で弱くなった血管が破れて出血する。出血部位により重症度や症状が異なる。
●くも膜下出血:脳動脈瘤などが破裂し、脳を覆う膜の下に出血が広がる。突然の激しい頭痛が特徴。
前述のように脳卒中、とりわけ脳梗塞については「夏に多い」と言われることがあり、その主な理由は、夏特有の脱水が関連しているからです。
(1)脱水によるリスク増大:夏は高温・多湿で大量に汗をかきやすく、体内の水分が失われやすい季節です。十分な水分が補給されないと脱水状態となり、血液中の水分が減少して血液が粘り、血流が悪化し「血栓」ができやすくなります。脳動脈硬化が進んだ高齢者や、糖尿病・高血圧など基礎疾患を持つ人では脱水の影響がより大きく、「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」などが起きやすくなります。
(2)夏特有の行動や体調変化:夜間、就寝中にも汗をかいて脱水を起こしやすいため、朝に発症例が多いとされています。アルコール摂取も尿量を増やして脱水リスクを高め、脳卒中のきっかけになります。
(3)季節ごとの発症率の推移:医療機関の統計データでは、脳卒中全体では冬に発症率が最も高い(特に脳出血)傾向ですが、脳梗塞は夏にも一定数発症が見られます。夏季は「血管が詰まる」脳梗塞が目立つ一方、冬季には「血管が破れる」脳出血が増える傾向です。
このような調査結果を基に、「脳卒中は夏の病気」と認識されることがあるのです。ただし「冬と比較して夏の方が総発症数が多い」というわけではなく、夏は脱水による脳梗塞のリスクが特に高まることから、季節性に特有の予防が強調されています。季節ごとの危険因子と予防対策(冬の防寒、夏の水分補給など)の意識が何より重要です。
■脳卒中の康復医学的対処法
大まかにいうと、脳卒中は ①血管が詰まりブドウ糖や酸素の供給が滞って脳細胞が死んでしまう「脳梗塞」と、②血管が破れて起こる「頭蓋内出血」に分けられます。さらに、脳梗塞は、ごく細い動脈が詰まる「ラクナ梗塞」、大きな動脈が詰まる「アテローム血栓性梗塞」、心臓の中にできた血の塊(血栓)がはがれて脳の動脈に流れ込んで起こる「心原性脳塞栓症」に分けられます。頭蓋内出血の方は、脳の中の細い動脈が破れる「脳出血」と、脳の表面を走る大きな動脈にできたこぶが破れる「くも膜下出血」に分類されています。
脳卒中の主な症状と徴候
血管が詰まる脳梗塞と、破れる脳出血は、全く違う状態なのに現れる症状にあまり大きな違いはありません。なぜなら、両方とも脳の細胞が損傷されるからです。
現れる症状は病変がどの部位に起きたかによって異なります。大脳がやられると、体の半身の運動麻痺(片麻痺)や感覚障害、ろれつが回らない、言葉が出ないなどの言語障害が主な症状です。脳幹や小脳に障害が起こると、物が二つに見える(複視)、手足がうまく動かない(体幹・四肢失調)など様々ですが、ひどいときは意識がなくなります(意識障害)。
康復医学における対処法
脳卒中は脳血管障害の総称ですが、脳の微小循環は、中枢神経組織の毛細血管内皮細胞自体が有する特殊な生理的機能が積極的なメカニズムで関与し、脳の環境を常に維持しています。脳出血・脳梗塞などの主な原因は、高血圧、糖尿病、加齢、動脈硬化などの血管・脳血流の障害です。脳内の微小循環は、脳内の血流はもちろん、脳神経細胞へ酸素・栄養素を供給する特殊な生理的機能を担っているため、内皮細胞が繊細にできています。脳血管障害の対策としては、血流の改善、血管内皮細胞の保護・修復などが有効です。
■「HM-3000(特系霊芝)」:霊芝により、脳血流の改善と血管の保護、血栓形成に対する抑制効果が期待できます。また、脳血栓患者に対する後遺症予防にも期待できます。その他、脳内酸素の供給量促進、抗酸化作用に対する影響も大きいものがあります。
■「ラフマ」:交感神経の興奮がストレスホルモンを上昇させ、脳内ホルモンのノルアドレナリン・アドレナリンの分泌を促進、細動脈の収縮により脳内の血流・血圧に影響を与えます。ラフマは、ノルアドレナリン・アドレナリンの分泌抑制に影響する「セロトニン」を活性化し、分泌を促します。
■「コエンザイムQ10(Co-Q10)」:脳細胞は酸化ストレスに敏感です。Co-Q10の抗酸化作用は、酸化ストレスを生む脂質過酸化物の生成抑制に期待できます。体内にCo-Q10が存在する間は、過酸化脂質の生成はほぼ完全に抑えられるといわれています。
軽い運動やジョギング、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理などの健康的な生活習慣は、脳の微小循環を良好に保つ上で重要です。
いつもありがとうございます。
愛・感謝 村雨カレン

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