2016年1月13日水曜日

眼に良い食物

ブルーベリーよりも目に良い食べ物は?

目に良い食品としてはブルーベリーがよく知られています。これはポリフェノールの一種・アントシアニンの効果が高いと言われています。ほかにも目の健康に効果的な食品を調べた研究から、オリーブオイルが有望だということが分かりました。

 フランスのボルドー大学の研究グループが、眼科の専門誌であるインベスティゲーティブ・オフサルモロジー・アンド・ビジュアル・サイエンス誌2015年6月号で報告しています。
 研究グループが注目したのは、ポリフェノールを豊富に含む食品と老化に伴う目の病気「加齢黄斑変性」との関係です。加齢黄斑変性とは、目の奥にある網膜の中心部、「黄斑」に異常が出てくる病気。研究グループは、73歳以上の963人を対象として追跡調査しています。450人の加齢黄斑変性にはならなかった人と、187人の初期段階の加齢黄斑変性になった人、40人の進んだ加齢黄斑変性になった人を区別して、食べている物と病気の関係を分析しています。食べているものは、「毎日食べる」「毎日は食べない」で分類しました。

年齢、性別、教育水準、喫煙、BMIなどの条件を織り込んで分析したところ、オリーブオイルを毎日食べていると、進んだ加齢黄斑変性になる危険度が3割程度に低下することが分かったのです。初期段階の加齢黄斑変性とは関わりはありませんでした。オリーブオイルを毎日取っていると、病気が進行していかない可能性があるということです。ほかの食品では同様な効果は確認できなかったとのことです。例えば、フルーツや野菜、赤ワイン、チョコレート、お茶やコーヒーといった食品は関係していませんでした。

 もともと良質なオリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイル)には、100種類以上のポリフェノール類、ビタミン類などの微量成分が豊富に含まれていて、その中には、前述の生活習慣病の予防にもこれらのマイナーなポリフェノール類が働き、高い健康効果があることも解明されてきていました。2009年米国で、エキストラバージンオリーブオイルから発見された微量成分の一種「オレオカンタール」がアルツハイマー病など細胞の機能を低下させて本来の働きを弱くする退行性の神経障害を予防する効果があるという知見が発表されています。

 いずれにしても、「加齢黄斑変性」という観点から見ると、年を取ってからの目の健康にオリーブオイルは効果的である可能性は高いようです。
出典:https://welq.jp/


■眼に良い食物のポイント「活性酸素」

活性酸素から眼を守る四大栄養素

 近視などの視力低下や、老眼、加齢性眼疾患(白内障、加齢黄斑変性)等の大本の原因は「活性酸素」だと言われています。日頃からこの活性酸素を抑える生活を心がけて眼の健康を守りましょう。
 活性酸素から眼を守ってくれるのは、次の4つの栄養素が重要になってきます。

〔1〕抗酸化物質
  (ビタミン群、フラボノイド) 
〔2〕ルテイン 
〔3〕ミネラル
〔4〕オメガ3脂肪酸
  (α-リノレン酸、EPA、DHA)



ブルーベリーよりもメリットの多い「黒米」

ブルーベリー同様、黒米もポリフェノールの一種であるアントシアニンを含んでいます。そして黒米の米ぬかは、アントシアニンを効率よく摂取できること、糖質が少なく食物繊維が多いこと、ビタミンEが豊富であること、経済的であることなどで、ブルーベリー等よりもメリットが多いことが確認されています(ルイジアナ州立大学農業センター:Boston, Aug.26, 2010)
 黒米には、現代の白米と比べ、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれています。さらに黒米エキスは胚乳(白米)を使っていないのでカロリーの心配もありません。

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『黒米の素』(和漢生薬研究所)
康復医学学会では、黒米エキスを使用した『黒米の素』の開発に携わりました。この製品に配合しているビール酵母にも、次のような健康効果が認められています。
 ◎肝機能向上(ビタミンB群) 
 ◎代謝機能促進(ビタミンB群) 
 ◎皮膚炎・抜け毛・白髪予防(ビオチン、パントテン酸) 
 ◎肌荒れ防止(ニコチン酸) 
 ◎高血圧予防(カリウム) 
 ◎老化防止(核酸) 
 ◎解毒(グルタチオン) 
 ◎美容効果(食物繊維)

 『黒米の素』は、ビール酵母との相乗効果で、眼の健康を守る効果も期待できます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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